よく、「うちの犬は留守番が出来ない」ということを聞きます。

これを聞くと、なんか違和感を感じてしまいます。

犬が人間の代わりに留守番が出来ない、これは当たり前ですよね。

愛犬は家族の一員と言っても、誰かが訪ねてきたときにそれに対応することはできません。

そういう意味では、「犬は留守番が出来ない」というのは正しいように思います。

でも、「うちの犬は留守番が出来ない」という場合、そういう意味ではないようです。

この場合の「うちの犬は留守番が出来ない」という意味は、犬だけを家に残していくと、犬が寂しがって吠えたりするので、留守番が出来ない、というような意味のことのようです。

つまり、この場合「うちの犬は留守番が出来ない」ではなく、「犬を家に置いていこうとすると、犬が寂しがるので、可哀そうだから犬を家に置いていけない」ということになるのではないでしょうか。

ということは、「犬が留守番を出来るか、出来ないか」ではなく、「飼い主さんが、犬を留守番させるか、させないか」という問題になるかと思います。

飼い主さんが犬を留守番させようとすれば、どんな犬でも留守番することは出来るのです。

「犬を家の置いていくと、室内をいたずらしてしまう」ということも聞きますが、そうであれば、いたずら出来ないようにハウスに犬をいれておけばいいだけの話です。

というか、人のいない家の中に犬を置いていくときは、少なくとも犬が行動できる範囲を制限する、本来であれば、いたずらしようがしまいが、ハウスに入れておく、というのが基本であると考えます。

「でも、ハウスに入れると出せというように、吠えたり、ハウスの中で暴れるから」ということも聞きます。

普段、室内を自由に行動できる犬は、ハウスに入れられると自分の縄張りである室内の監視が出来ずに、つまり縄張りと認識している場所を守れないので、ストレスとなる場合もあるでしょう。

だから、本来は、犬が安心して休める場所として、犬のハウスを普段から使用するようにして、ハウス飼いを基本とした飼育環境で育てていくべき、というのが犬のためでもあり、飼い主さんのためでもあり、そして、しつけのためでもあると、私たちは考えています。

▼ドッグトレーナーの独り言

▼サイトコンテンツ