人間にも、車に乗ると酔ってしまう人がいるように、犬の中にも、車に乗ると酔ってしまう犬がいます。

これは、犬種によって違う、というものではなく、犬種にかかわらず、個体差によるものです。

例えば、私たちは3頭のボーダーコリーを飼っていましたが、そのうちの2頭は車に乗せても全く問題ありませんが、1頭だけは車酔いをして、あらかじめ車に乗せる前は食事をさせないのですが、それでも車に乗せるたびに、まるで水でも流したように、よだれでびしょびしょになり、ぐったりとしていました。

一度車酔いした犬は、それがトラウマとなり、停まっている車に乗せただけでも、よだれが大量に垂れてくるのです。

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でも、そんな車酔いする犬も、車酔いしなくなるような配慮をしながら、何度も車に乗せているうちに、次第に車酔いをしなくなってきました。

全ての犬が、これで車酔いが直るとは限らないかもしれませんが、これで車酔いが解消される犬もいるかもしれないので、どのように車酔いをしなくさせていったか、ご紹介したいと思います。

当初は、犬を車に乗せるときは、必ずバリケンに入れていました。が、そのボーダーコリーは、乗せた瞬間からよだれが出て、車からおろすときには大量のよだれで口の周り、足とお腹がびしょびしょになっていました。

あるブリーダーから、車酔いする犬は抱っこしてあげたほうが、車酔いしにくい、というアドバイスを聞きました。

そこで、犬の車酔い対策トレーニングを始めることにしました。

停車している車で、車に慣らす。

まずは、停まっている車でのトレーニングです。

それなりに大きさのある中型サイズのボーダーコリーでしたが、バリケンには入れずに、人間と一緒に後ろの座席に乗せ、大きめのタオルをよだれ対策に使いながら、犬を抱えるよう荷抱っこして、車に乗せるようにしました。

停まっているとはいえ、車に乗せると犬はすぐに車酔いするというトラウマから緊張で固まってしまうので、その体勢を作らせることは問題ありませんでした。

このように犬を抱えるようにしながら、車の後ろのシートに座り、犬に優しく声をかけ続け、頭や体をしっかりと撫で続け、犬が少しでもリラックスするようにしながら、抱っこしている人間を意識させるようにします。

これを何度か繰り返して、まずは停まっている車で、車に乗ることに対する抵抗感を少しでも軽減させるようにしていきます。

これを繰り返すことによって、固まっていた犬が、少しずつ車の中でリラックスするようになり、よだれが出なくなり、抱っこしている人の顔を舐めたりするようになってきます。

静かに車を短時間走らせる。

停まっている車に乗って、よだれが出なくなるなど、少しリラックスできるようになってきたら、ある程度リラックスした状態で、車を静かに走らせます。

静かにという意味は、発信、停車、カーブなどで、なるべくGがかからないように、ゆっくりと発信、カーブは曲がり角では、体が横に全く動かないくらいにゆっくりと走り、止まる時も、乗っている人が停車すると感じないぐらいに滑らかに停車する、ということです。

このように、まずは1分でも5分でも、犬が酔わない範囲で、犬を抱っこしながら、車を走らせます。当然、運転手は犬を抱っこしている人ではありません。

このように犬に、今度は、走っている車に乗っていても、酔わない、という実績を作らせて、犬に、車に乗っても酔わなかったという実績を重ねていきます。

もし、犬が酔ってきそうな兆候が感じられたときは、すぐに車を停車させて、停車している車の中で、優しく声をかけながら、体を撫でて、犬をリラックスさせます。

つまり、車に乗って酔わない実績を重ね、酔ってしまった、という実績は極力作らせないようにしていくのです。

車に乗って酔わない時間と距離を伸ばして行く。

少しずつ、時間と距離を伸ばして、犬が車に乗っても酔わない時間と距離を伸ばしていきます。

併せて、抱っこの状態から、犬を車の後席に自分で横たわるようにさせ、抱っこされない状態でも酔わないようにさせていきます。

抱っこされていなくても酔わなくなってきたら、バリケンなどに入れても、酔わなくなってくるので、バリケンなどに入れて、様子を見ます。

また、車の運転も、最初は、極力犬が酔わないことを最優先に滑らかな運転をするようにしますが、これも、犬の様子を見ながら、少しずつ普通の運転に戻していきます。ただし、基本的に、犬を乗せたときは、犬を酔わせないような運転を心がけると良いと思います。

おおまかな流れとしては、以上のような方法で、なるべく犬が車で酔わないようにさせていった結果、次第に車に乗っても酔わなくなり、3歳ぐらいでは全く車に酔わないようになりました。

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もしかしたら、成長した結果、酔わなくなったということもあるかもしれませんが、上記のような方法で、犬が車に酔いにくくすることは出来るようです。

この方法を心がけながら、車に乗せると必ず酔っていたボーダーコリーも、3歳くらいからは、ほとんど酔わなくなってきました。

普段、それほど頻繁に車に乗せるわけではないので、けっこう時間がかかりましたが、これをもっと積極的にトレーニングすれば、もっと早く車酔いしなくなったと思われます。

犬の車酔いに対する、絶対的な方法ではないかもしれませんが、参考になる部分もあるかと思いますので、ご紹介しました。

犬の車酔いにお困りの方は、参考にして下さい。

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