子犬の迎え方6

生後3ヶ月を過ぎたら

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いよいよお散歩デビュー!
でも、子犬の散歩はあせらず、ゆっくりと、まずは家の前から

生後3ヶ月、2回目のワクチン接種をすれば、いよいよお散歩デビュー!? ですが・・・

生後3ヶ月目に2回目(獣医さんによっては3回目の場合もあるようです)のワクチン接種を受けます。これで子犬のワクチンプログラムは終了で、いよいよ外で、子犬が自分の足でお散歩を出来る環境となります。【ただし、ワクチン接種後4~5日は完全に体の中で抗体を作ったり、副作用などの心配もあるので、まだ外に出たり長時間の移動は避けるようにしてください。】

といっても、いきなり普通の犬のようにお散歩というのは避けて欲しいと思います。抱っこの散歩で外の環境に慣れていても、犬の性格によっては、すぐに歩くことができない場合もあります。逆に、すぐに走り回ってしまう子もいます。

お散歩と言っても、最初からリーダーウォークを意識して、まずは家の中あるいは家の前などでお散歩の下準備、練習から始めましょう。

具体的には、犬のしつけ方のところで書いてある要領で行うので、そちらを参考にして下さい。

まずは家の前で常に犬が足元についてくるように、リードの長さから練習を初めて、徐々に距離を伸ばしてください。

そうすれば、犬に引っ張られての散歩ということにはまずならないと思いますし、そうさせてはいけません。

また、迎えてからトイレトレーニングをしていれば、散歩での排泄はすでにしない子犬もいるかと思いますが、もし、マーキングを行いそうになったら、すぐにリードでショックをかけ、マーキングをさせないようにしてください。

ただし、リードでショックをかけた後は、理由にかかわらず、すぐに犬の体をさすり、やめたことを褒めてあげると同時に犬がショックをかけられた=怖いという感情=ストレスをすぐに、かつ十分に解消してあげながら、飼い主さんへの信頼感に変えるようにさせてあげてください。ここが重要なポイントになります。

飼い主さんが”怖い”から言う事を聞くのではなく、飼い主さんを信頼して言うことを聞くと言う犬に育てていく必要があるからです。

さて散歩の話に戻ります。人間もそうですが、犬も動くと排泄しやすくなるので、散歩に出て歩き始めたら尿意や排便を催してしまう犬もいます。家で排便させていても、犬も生き物なので散歩で絶対にしないとは限りません。散歩に行くときは必ずペットボトルなどに水を入れて持ち、また排便用の処理のための紙やビニール袋などもかならず持っていてください。

そして、もし散歩中にしてしまっても、犬を怒らずに淡々と処理をしてください。おしっこでも、うんちでも、排泄をしたときに怒ってしまうと、排泄をすること自体が怒られたと犬が思ってしまい、飼い主さんがいるところでは、排泄をしないようになってしまう場合もありますので。

最初の散歩に関しては、あせらず、時間がかかっても、確実にリーダーウォークが出来るようにしていくことが、重要です。ただ、正式な訓練では犬を人間の左側にぴたりと寄せて歩かせる脚側という形をさせる必要がありますが、一般的なペットとしてはそこまでやる必要は必ずしもないので、常に人に従ってあるく、または飼い主を見ながら歩く、ということができればよいと思います。

犬が人間に従って歩くというリーダーウォークが出来ていれば、人間の右でも左でも、道路状況によって変えても一向に差し支えないでしょう。

家の中での服従性の育成も、この時期ぐらいからは、お腹をむけさせて撫でることから、勝手な行動をしたらリードでのショックと直後の出来る限りの愛情で優しく犬を撫でてあげるという方法にかえていき、また散歩でのリーダーウォークを確立していくことにより、愛犬との主従関係と信頼関係の強化をはかります。

生後4ヶ月を過ぎるぐらいまでは、この愛犬との信頼関係と主従関係を築き、強化していくことだけを考えて子犬と接していくだけでよいと思っています。

この段階ですでに“スワレ“や”マテ“などの基本的なしつけを教えれば覚えていく子犬も多いと思います。リーダーウォークができるようになってきたら、”スワレ”や”マテ”も教えながら、トレーニングのバリエーションを増やしていくのも良いと思います。

“スワレ”、“マテ”など基本的な愛犬に教えるべきしつけについては、犬の飼い方の“犬に必ず教えること”に書いてありますので、ご覧下さい。

この“スワレ”、“マテ”が出来るようになってきたら、散歩の途中で、例えば、曲がり角や交差点では必ず“スワレ”、“マテ”をさせるなど、散歩の中で取り入れることにより、散歩での犬の注意を常に飼い主さんの行動(指示)に向けることも出来てきます。

また、さらに散歩の途中で急に止まったり、走ったり、歩くスピードを変えたり、急に方向を変えたりなど、変化をもたせることにより、散歩のときも常に犬が飼い主さんを注目しているようにしていきます。

これが犬とのコミュニケーションであり、こういった散歩であれば、たとえ15分の散歩でも、1時間淡々と歩く散歩よりも、犬を満足させてあげることが出来るのです。

このように散歩というトレーニングを通して、愛犬との主従関係と信頼関係をしっかりと作り、飼い主さんが犬の絶対的なリーダーになっていくことがこの時期特に重要であり、かつその後のしつけがやりやすくなってきます。

生後半年を過ぎると、子犬とはいえ、体もかなりしっかりとしてきて、精神的にも成長してきます。人間の思春期と同様、子犬も反抗期的な行動を取る場合もあります。でもその場合も、決して気を緩めずにあくまでも飼い主さんが犬に対しての絶対的なリーダーであるべく、対応します。

生後半年ぐらいから生後1年ぐらいは最も子犬がやんちゃな時期となり、ちょっと気を緩めて犬の自由な行動を許容したりし始めると、気の強い犬は、リーダーの立場を逆転させようという犬もいます。そういう隙を与えないように、飼い主さんが絶対的なリーダーになることが重要です。

また、子犬の迎え方の最初のページで書いたように、家族の一人が頑張ってそのような対応をしていても、家族の中にひとりでも、犬にリーダーシップを取らせるような対応をする人がいると、なかなか家族も含めた飼い主さんが絶対的なリーダーになるのが難しくなる場合があります。

だから、家族全員が同じ態度と言葉で、犬をしっかりと育てるという意識を持つことが、とても重要になってくるのです。

生後半年から生後1年ぐらいまでは、体はどんどん大人になるけど、頭の中はまだまだ子犬と言う状態で一番扱いが大変な時期です。

だから、特に生後半年から1年までは頑張って欲しいと思います。でも、今まで書いてきたようなことを実行してそれ以前に犬との信頼関係と主従関係をしっかりと作り、飼い主さん、そしてそのご家族が、しっかりとした愛犬のリーダーになっていれば、生後半年を過ぎても、それほど大変な思いをしないで犬の1歳の誕生日を迎えられるものと思います。

大型犬の場合は、心身の成長が完了するのが3歳ぐらいとも言われていて、生後1年を過ぎても、さらに成長します。

それでも、生後1年を過ぎるとそれなりに落ち着いては着ますので、まずは、子犬を迎えてから生後1年までがひとつの区切りとして、頑張ってもらいたいと思います。

もちろん、生後1年を過ぎても、5歳を過ぎても、10歳を過ぎても修正は出来ます。でも、せっかく小さな子犬を迎えたのであれば、早く、そして長く犬との楽しい生活を送ってほしいと思います。

子犬の生後1年までを頑張ることによって、その後の10~20年を、犬と楽しい生活をしていくことが出来るのです。

子犬のかわいさに負けないように、迎えるご家族の方全員が強い心と愛情で、子犬を迎えていただきたいと思います。

もし、そんなしつけをしたら子犬がかわいそうだと思ったら、2年先、5年先、10年先の犬との生活を考えて、どうなったら犬が幸せなのか、またどのように育ててしまったら犬が不幸になるのか、よく考えてみてください。

本当に犬を愛している方であれば、必ず、犬と楽しく暮らせる方向が見えてくると思います。

1頭の犬との生活は、人間にとっては人生の一部です。でもその犬にとっては、その飼い主さんとの生活が生涯の全てです。しかも、その生活の全ては、飼い主さんがどう育ててくれるかにかかっているのです。

犬を迎えると言うことは、犬と一緒に暮らすことによって、毎日が楽しくなければ意味がありません。犬を迎えたことが苦痛になるようなことになっては絶対にいけないと思います。

だから、ペット・トライアングルは、子犬を販売することよりも、その後の犬との生活がどうしたら楽しいものになるか、ということに重点をシフトするようになってきたのです。

これからも、もっとたくさんの方に犬との楽しい生活を体験していただきたいと願います。

前のページは 子犬を人間社会に慣れさせる

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犬の飼い方・しつけ方

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犬の散歩

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  2. 犬の散歩は、犬のトイレタイムではない
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  5. 犬の散歩の時間
  6. 犬の散歩、リードの持ち方・使い方
  7. 犬の散歩は、躾けの基本