ミニチュアダックスフンドの性格について経験的に書いてみました

ミニチュアダックスフンドは今でこそトイプードルに人気No.1の座は渡しましたが、現在も含めて人気犬種であることに変わりありません。

そんなミニチュアダックスフンドの性格について、ドッグトレーナーとしてトレーニングをした経験、またお店に来るたくさんのミニチュアダックスフンドとのふれあいで感じているミニチュアダックスフンドの性格について紹介したいと思います。

下記のような内容ですので、順番にあるいはご興味ある所からご覧ください。

ミニチュアダックスフンドの性格 メニュー

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ミニチュアダックスフンドの性格は毛色と同じく多種多様

ダックスフンドの性格を調べてみると、ほとんどのところで共通して書かれているのが、好奇心旺盛で活発な遊び好き、生まれつき人懐っこく、人間に対して友好的、ということです。

基本的にはこの性格で間違っていないと思います。

ただし、ダックスフンドの歴史をご覧になっていただくとおわかりの通り、現在人気のミニチュアダックスフンドにいたるまでには、いろいろな犬種との交雑が行われながら、猟犬として改良されてきた犬種です。

従って、いろいろな犬種の性格を遺伝子として持っています。

ということは、ミニチュアダックスフンドと言っても、いろいろな性格の犬がいるということで、実際に、ペット・トライアングルのLOVEDOG店に来てくれるたくさんのミニチュアダックスフンドの本当にバラエティーに富んでいるのを実感しています。

ミニチュアダックスフンドには、3種類に毛質があるのをご存知でしょうか。

現在最も多いのは、毛足の長いロングコートのミニチュアダックスフンドです。

そして、かなり昔はこちらの方が多かったような気もしますが、毛足の短いスムースコートのダックスフンドがいます。

もうひとつは、カールした毛を持つワイヤーコートと呼ばれる毛質を持つダックスフンドです。

実は、それぞれの毛質は、それぞれ違った犬種の血を入れることによって作られてきました。

違った犬種の血を入れることによって違った毛質のダックスフンドが作られてきたわけですが、違いが出たのは、毛質だけではないようです。

つまり、ミニチュアダックスフンドの場合、毛質によって、その基本的な性格にも違いがあると言われているのです。

ミニチュアダックスフンドの毛質による性格の違いについては、下に書いていますので、ご覧下さい。

ただし、同じ毛質のミニチュアダックスフンドだからと言って、同じような性格をしている、というわけでもありません。

もともといろいろな犬種の血が入っているミニチュアダックスフンドをさらにまた違う毛種の血を入れて毛質も作っているわけですから、実際には、ミニチュアダックスフンドの性格はかなり多種多様、バラエティーに富んでいます。

したがって、実際にはミニチュアダックスフンドの性格はこうだ、とは言いにくい犬種と言っても良いのではないかと思います。

個性豊かなミニチュアダックスフンド

ペット・トライアングルのドッグケアの実店舗であるLOVEDOG店にも、たくさんのミニチュアダックスフンドに来てもらっています。

実際にお店でふれあうミニチュアダックスフンドはどんな性格の犬なのか、ご紹介したいと思います。

ひとくちでこうだ、と言えないくらい、本当にいろいろな性格のミニチュアダックスフンドがいる、まさにその性格はそれぞれ個性がとても豊か、ということでしょうか。

多くに共通するのが、いつも尻尾を振りながら楽しそうに歩いていて、新しい犬が来るとすぐに匂いを嗅ぎにいくダックスような好奇心旺盛の性格を持つミニチュアダックスフンドでしょうか。

基本的にはフレンドリーな性格の子が多いと感じます。

といって、気を許していると、たまに少し触るのに注意が必要なミニチュアダックスフンドもいます。

つまり、噛みぐせのあるミニチュアダックスフンドです。

噛む場合、パターンとしては、大きくは2つのタイプがあります。

一つ目のタイプは、噛めば相手が引くということを覚えた強気な性格を持つミニチュアダックスフンドです。

この性格の場合は、店内でも元気に動き回り、ただ触ろうとしたりするとかんでくるタイプです。

もうひとつは、とてもシャイで、大人しいのですが、知らない人に対する警戒感が強く、人見知りなタイプです。

シャイな性格の場合、店内でも他の犬を避けるように「近寄るな」オーラを発していて隅の方にいたりするので、他の犬から話してケージに入れておくことが多いのですが、やはり抱っこしたりしようとすると、窮鼠猫を噛む的な噛み方をするタイプです。

ミニチュアダックスフンドで結構共通する点がもうひとつあります。

比較的、よく吠える子が多いということです。

しつけ相談でも、ミニチュアダックスフンドではよく吠える、という相談が多い犬種です。

これは、もともと猟犬だったということで、本来ミニチュアダックスフンドが古くから持っている特性と言っても良いのかもしれません。

ただし、それも飼い方・しつけ方で、ある程度解消されることがあります。

ミニチュアダックスフンドの吠えるという問題については、次に書いていますので、ご覧になってください。

ただし、逆にほとんど吠えないミニチュアダックスフンドも中にはいます。

性格的にはシャイですが、噛むようなことはしない、という子です。

このようにお店に来るミニチュアダックスフンドだけでも、いろいろな性格の子がいるのです。

どの犬種でも、固体による性格の違いはありますが、ミニチュアダックスフンドの場合、その固体による差はとても大きく、幅も広いように感じます。

例えば、トイプードルもそれぞれ犬によって性格はいろいろですが、どこか共通したものを感じますが、ミニチュアダックスフンドの場合は、共通した独特の体型とは逆に、本当にいろいろな性格の子がいる、というのが実感です。

ただし、元気な子も、臆病な子にも共通するのが、飼い主さんへの服従性です。

ほとんどの子は、飼い主さんご家族にはとても心を許していて、それぞれの飼い主さんにとっては基本的にはとても飼いやすい犬種だと思います。

ミニチュアダックスフンドはよく吠える?

ミニチュアダックスフンドは、どちらかというと吠えやすい子が多いように感じます。

でもこれは、もともと猟犬として改良されてきたことから、ある程度は仕方のないことかもしれません。

猟犬としてのダックスフンドは、吠えることも重要な仕事の一部であったはずですから。

現在、ほとんどのミニチュアダックスフンドは猟犬として使われることはなく、愛玩犬として飼われていますが、体の中にはまだ猟犬としてのDNAが存在しているのでしょう。

したがって、ミニチュアダックスフンドはよく吠える犬種だ、と思っていただくのが良いのかな、と思います。

しかし、そうは言っても現在の日本では、ミニチュアダックスフンドは愛玩犬として人気の犬種であり、猟犬としての血は、あまり騒いで欲しくないのが実情です。

もちろん、現在のミニチュアダックスフンドのまともなブリーダーは、そういったことも考えて、交配を行っていると信じたいと思います。

が、常に人気犬種のトップを争う犬種の宿命で、単に商売上の理湯だけで、ミニチュアダックスフンドを繁殖している自称ブリーダーも少なくないのが現実でしょう。

つまり、特に人気犬種の場合、どんなブリーダーが繁殖したのか、ということが、ミニチュアダックスフンドの性格に大きな影響を与えるので、ブリーダー選びが子犬を迎える場合の大きなポイントとなるのです。

さて、お店でよく吠えているミニチュアダックスフンド、またしつけ相談で、吠えるのを止めさせたい、というミニチュアダックスフンドのほとんどに共通していることが一つあります。

それは、室内で自由に動けるように飼われているということです。

基本的に猟犬の血統を持ち、好奇心旺盛な性格であるミニチュアダックスフンドは室内を自由に歩ければ、そのスペースは自分のテリトリーだという意識がとても強くなります。

その意識が強くなると、常に、家の周り、家に近づく人や動物などに対して注意を払い、警戒し、目と耳でアンテナを張るようになります。

ある意味では良い番犬になってくれるのです。

そして、少しでもアンテナにひっかかるものがあると、猛然と吠える、ということになるのです。

このような吠えて困るというミニチュアダックスフンドの中には、専用のハウスを与え、室内ではフリーにさせないようにして、逆にハウスの中ではアンテナを張らずにゆっくり休めるようにしてあげるだけで、ほとんど吠えなくなったミニチュアダックスフンドもいました。

基本的に吠えるDNAを持つミニチュアダックスフンドでも、飼い方・しつけ方によって、かなり目に見える性格は変わってくるのです。

いずれにしても、ミニチュアダックスフンドには、猟犬としての血が色濃く流れていることを認識した上で、飼い方・しつけ方を考える必要があるかと思います。

ダックスフンドは毛質で性格が違う?

ミニチュアダックスフンドの歴史の、“ダックスフンドの改良規定の制定”のページなどに書いているように、ミニチュアダックスフンドの改良に使われる犬種は、決められていました。

毛質に関してはどんな犬種が使われたのでしょうか。

スムースコート、ロングコート、ワイヤーコート、それぞれの毛質を作るために使われた毛種は以下の通りです。

スムースコートはミニピン、ロングはパピヨン、そしてワイヤーはミニチュアシュナウザーなのです。

それぞれ、比較的犬種としての個性が強いと言われる犬種です。

従って、毛質によって、性格が違うと言うのは根拠があり、間違いではないと思われます。

交配に使われた犬種の性格が影響しているのは、当然と言えば、当然です。

結果的に、ミニチュアダックスフンドは毛質によって性格が違う可能性があると言っても良いのかもしれません。

しかし、実際に他の犬種の血を入れたのは、かなり昔の話で、その後、それぞれの毛質において、交配を重ね、代代わりしたうえで、現在のミニチュアダックスフンドがいるのです。

猟犬ではなく、愛玩犬として飼われている現在、毛質による差というのは、かなり薄められてきて、それよりも同じ毛質でも個体差の方がはるかに大きいでしょう。

すなわち、現在は毛質の違いと言うのは、ほとんど考える必要がないと個人的には考えます。

ただし現在、ペットとして飼われるミニチュアダックスフンドの多くはロングコートです。

スムースやワイヤーは少ないので、そういう意味では、ロングコートのミニチュアダックスフンドよりも、ブリーダーが限られることにより、性格的な傾向を持ち、性格的なバラツキが少ない、という可能性も考えられます。

実際のところ、スムースやワイヤーは、接する機会がないわけではありませんが、性格を見るには数がとても少ないのでよくわからないところです。

毛質以上に多岐にわたる、ミニチュアダックスフンドの毛色、これも多種多様な血が入ってきていることを示します。

そして、繰り返しになりますが人気犬種であるがゆえに、ブリーダーもピンキリの多種多様です。

毛質よりも、このピンキリの多種多様なブリーダーの存在がミニチュアダックスフンドの性格の多様性の大きな要因になっていると思われます。

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性格は飼い方・しつけ方で修正できる

性格には、生まれ持っての性格である先天的性格と、生まれた後に飼育環境やしつけなどによって形成される後天的性格があります。(犬の先天的性格と後天的性格のページ参照)

それは、もともとの性格に少しばかり問題があるミニチュアダックスフンドでも、飼い方・しつけ方によって、問題行動をおこさせないミニチュアダックスフンドに育てていくことが出来るということです。

ペット・トライアングルのドッグケアの実店舗であるLOVEDOG店にも、吠えるのをやめさせたいというミニチュアダックスフンドが来ます。

それを解決してする場合にポイントが2つあります。

ひとつはどのようにしつけるか、つまり、家庭犬トレーニングでしっかりと主従関係と信頼関係を築くこと、です

そしてもうひとつ、大事なポイントは飼い方、です。

吠えるミニチュアダックスフンドの共通する点は、室内で自由を自由に動けるように飼われている、つまり室内での放し飼いです。

室内で放し飼いにされているミニチュアダックスフンドが全て吠えるとは言いません。

しかし、室内での放し飼いは縄張り意識を持たせるので、吠えやすくさせる飼い方であることは間違いありません。

従って、吠えることが問題となる場合は、その飼い方を変えていくことで、吠えにくいミニチュアダックスフンドにしていくこともできる場合があるのです。

具体的には、ミニチュアダックスフンドが安心して休めるハウスを与え、ハウスで過ごさせるようにすることだけで解決できる場合もあるのです。

とにかく吠えて困っているダックスフンドをトレーニングで直してほしいと言われ、まずはトレーニングを行う前に、狭くて暗い(これが一番犬が安心できる条件です)ハウスで過ごす音に慣れさせ、そこでしっかりと休めるということを教えただけで、吠えるのをやめるようになったミニチュアダックスフンドもいました。

そのダックスフンドは、結局トレーニングは行わずに飼い主さんが引き取っていき、その後も吠える問題は解消してしまいました。

つまりしつけ方だけでなく、飼い方の影響も大きいのです。

そして、飼い方・しつけ方によって、ミニチュアダックスフンドの先天的性格にかかわらずに、吠えると言うことをはじめとした問題行動をおこさせないように育てることが出来る可能性は十分にあるのです。

もともとミニチュアダックスフンドは、訓練性のよい犬種です。

ミニチュアダックスフンドの性格の良さを、うまく引き出しながら一緒に暮らしたいですね。

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