日本スピッツってどんな犬?

日本スピッツ、日本では一般的にスピッツと呼ばれていた真っ白の見た目はとてもきれいな犬種です。

見た目は洋犬っぽいですが、日本原産の犬種です。

スピッツは、おそらくは年齢層が高いほど、認知度の高い犬種かもしれません。

ただし、年配の方は、スピッツと聞くと、「ああ、あのキャンキャン吠えるうるさい犬ね」と言う方も多いかもしれませんね。

最近の日本スピッツは、決してうるさい犬ではないのですが、一昔というより、四昔、五昔くらい前は、確かにそのイメージの強い犬種でした。

実際に私も小さいころよくスピッツを見ましたが、キャンキャンと吠える印象が強く残っています。

このページでは、スピッツの写真は掲載していませんが、下にグーグルの画像検索での日本スピッツの検索結果へのリンクがありますので、ご覧になってみてください。

▼日本スピッツの画像検索結果

最近は見るのが珍しい、と言っても良いくらいの日本スピッツですが、1950年代には、日本で登録される犬の4割が日本スピッツだったともいわれるぐらい、人気になった犬種が日本スピッツなのです。

JKCのここ15年ほどの登録数を見ても、2012年まで右肩下がりで、2012年前後の日本スピッツの登録数は、1999年ごろの約1/3近くになっています。

▼日本スピッツ登録数順位、登録数、JKC総登録数

  • 2015年 29位 840頭 JKC総登録数:301605頭
  • 2010年 32位 636頭 JKC総登録数:392958頭
  • 2005年 30位 1170頭 JKC総登録数:554151頭
  • 2000年 27位 1562頭 JKC総登録数:447978頭

(※下のグラフのブルーのJKC総登録数は、表示の都合上実際の数字の1/500となっています。)

data-nihonspitz

*データはJKCの公開データからの引用です。

ただし、2012年以降を見ると登録数は上昇に転じています。そしてまだまだ絶対数は少ないものの、2013年以降登録数の伸び率は、15%を超える高い伸び率になっています。

やっと、かつての「うるさい犬」というイメージが払しょくされてきて真っ白いきれいなおとなしい犬にイメージが変わり、現在の日本スピッツの良さが、徐々に浸透してきているのでしょうか。そうであることを期待します。

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日本スピッツの被毛と大きさ

日本スピッツの毛色は、その特徴でもある純白です。

真っ白い、ふさふさとした豊かな毛量で、見た目もとてもきれいな犬種です。

この日本スピッツの白い被毛は、ダブルコートで、まっすぐに伸びた長い上毛と、ふさふさとしたやわらかい下毛で構成されています。

従って、ブラッシングをしていないと、特に下毛がからまりやすく、シャンプーするのも大変になってしまいます。

きれいな白い被毛をキープするためには、定期的なシャンプーが効果的で、シャンプーを手際よく行うためには、日ごろのブラッシングが重要になります。

大きさは、JKCの規定では、体高が30~38㎝ということです。体重は、10㎏前後ぐらいでしょうか。

小型と言うほど小さくはありませんが、それほど大きい犬ではありません。

日本スピッツの性格

現在の日本スピッツは、決してよく吠える犬種ではなく、静かで、おとなしい、特に飼い主には従順な性格を持つ犬種です。

しかし、最初にも書いた通り、スピッツと言えば、以前はとにかくうるさい犬というイメージが定着してしまった犬種でした。

現在人気の愛玩犬はほとんど洋犬ですが、まだそれらの洋犬が日本には少ない時代には、スピッツの真っ白い、今までの日本犬とは違った当時としてはモダンな容姿に魅せられて、爆発的な人気犬種となった犬種です。

しかし、その爆発的な人気も、日本スピッツをうるさい犬にしたひとつの要因かもしれません。

現在もそうですが、人気犬種の宿命とも言える、ブリーダーの乱繁殖の問題です。

とにかく子犬を生ませようと、交配する犬の気質や性格は全く無視して、また近親交配などにより、性格的に不安定な日本スピッツがたくさん繁殖されてしまったということもあるでしょう。

また、当時はまだ犬を室内で飼うという習慣が一般的ではなく、日本スピッツもほとんどが番犬のように外につないで飼われていました。この飼い方も、日本スピッツが吠えるようになる大きな要因になっていたのではないでしょうか。

一般的な日本犬は、最初から番犬として飼われることが多かったので、吠えるのが当たり前、でも日本スピッツは、愛玩犬的な目的で飼われることが多かったと思われるので、より吠えることが気になるということもあったのではないでしょうか。

その結果、スピッツはうるさい犬というレッテルが張られてしまい、またその時期、いわゆる洋犬が日本で増えてきたこともあり、日本スピッツの人気は急速に萎んでしまいました。

しかし、その人気が衰えたことがある意味では日本スピッツにとって、幸いだったのではないでしょうか。

ひとつのトレンドとして人気の出た犬種は、その人気が衰えた後には、本当にその犬種が好きなブリーダーのみが、その犬種を繁殖するようになります。

交配する犬も、容姿だけでなく、性格的にも家庭犬としてふさわしい性格の犬を選び、性格的に問題のある犬は交配から避けられるようになります。

その結果、その後は性格的にも安定した犬が生まれ、残っていくようになります。

現在の日本スピッツはまさに、その状態になっているのではないでしょうか。

ペット・トライアングルのリアルショップであるLOVEDOG店にも、何頭かの日本スピッツが来ますが、みんなほとんど吠えることのないおとなしい性格です。

若干、人見知りの日本スピッツもいますが、どちらかというと、日本スピッツの場合、飼い主以外の人間には慎重に接するという性格的な傾向を持つ犬が多いのかもしれません。

しかし、中には、最初からとてもフレンドリーに接してくる日本スピッツもいます。

やはり、いろいろな性格の日本スピッツがいるのです。

でも、確実に言えることは、日本スピッツの性格は、決して良く吠える喧噪なものではなく、かつての「うるさい犬」ではない、ということです。

もちろん、中にはそういう日本スピッツはいるかもしれません。でも、その場合は他の犬種と同様、飼い方・しつけ方の問題かもしれません。

現在の日本スピッツは、犬種として一般的に言えば、性格的にも安定して従順でおとなしい犬種です。

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日本スピッツの歴史

日本スピッツは、名前の通り日本現在の犬種です。

しかし、その歴史は、例えば同じ日本原産の愛玩犬である狆(ちん)に比べると、それほど長いわけではないようです。

一般的には、日本スピッツの日本での起源は、1920年代と言われています。大正の終わりごろから、昭和の初めまでぐらいの時代ですね。

日本原産とはいえ、日本での歴史はまだ100年にも満たないということになります。

それでも、日本スピッツの起源は、はっきりとしたことはわかっていないようなのです。

最も主流となっているのが、1920年代にシベリア、中国を経由して日本に入ってきた白いジャーマンスピッツを日本で改良したという説のようです。

また、日本スピッツと同様に真っ白い豊かな毛量を持つサモエドの血も入っているという説もあるようですが、日本スピッツの体形は、かっしりとした体形のサモエドとは明らかに違い、細くスマートな体系であり、否定的な意見もあるようです。

もともとスピッツというのは、ドイツ語で尖ったという意味を持つ言葉で、口が尖っている犬に使われるようになった名称と言われています。

いずれにせよ、日本スピッツはそれ以後に、日本国内で、真っ白い被毛のみを持ち、小型に定着されてきた犬種なのです。

そして、それ以降は、前述のとおり、爆発的な人気犬種となったものの、「うるさい犬」のレッテルを張られて、急速に人気が衰えたものの、現在は本来の日本スピッツの良さを取り戻してきた犬種なのです。

ごく最近は日本スピッツの人気も復活の傾向があるようなので、日本原産の犬種として、またその人気を復活させてほしいですね。

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