プードルのサイズについて

日本でのトイプードルのサイズの規定

トイプードル日本では、プードルと言えば、特に説明をしなくてもトイプードルのことを言っている場合がほとんどだと思います。

プードルと聞いて、大きなスタンダードプードルを思い浮かべる人は少ないでしょう。

そのくらいトイプードルという名前自体が、一般的であり、トイプードルとしての人気が高い犬種です。

例えば、JKCの2008年以降毎年、犬種別の登録数で1位は、プードルです。このプードルにはトイ、ミディアム、ミニチュア、スタンダードの各サイズのトイプードルの合計数で1位という数字です。

2013年プードルとしての登録数は87,438頭で、サイズ別の内訳は、トイ86,413・ミディアム111・ミニチュア89・スタンダード825 となっており、プードルとしての登録数のうち、ほとんどがトイプードルです。

と書いても意味がわからない人ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、簡単に補足しておきましょう。

プードルには、サイズに応じて4種類がJKCで公認されているのです。

その中で最も小さいグループがトイプードルで、大きなスタンダード意外に、ミディアム、ミニチュアというサイズがあるのです。

しかし、トイプードルという名前があまりにも浸透しているため、実際にはミディアム、ミニチュアに区分される大きさのプードルもほとんどが血統書はトイプードルで取得されているのが実情のようです。

2013年の登録数2位は、チワワで58,954頭ですから、トイプードル単独でも、2013年のJKC登録数1位はダントツでトイプードルということになり、これはここ最近変わっていません。

*参考 JKCの2013年登録数紹介ページへ

このようにプードルと言ったらトイプードルというのが現状です。

ただし、実際のところは、おそらく前述の通り、JKCの規定でいうトイプードルの大きさに収まる成犬のプードルは、上記のトイプードルの数字よりも、かなり少なくなるのではないでしょうか。

JKCでは、前記の4種類(トイ、ミディアム、ミニチュア、スタンダード)を公認していますが、それぞれのサイズは次のように規定されています。

スタンダード・プードル
:体高 45㎝ ~ 60cm

ミディアム・プードル 
:体高 38㎝ ~ 45cm

ミニチュア・プードル 
:体高 28㎝ ~ 38cm

トイ・プードル     
:体高 28㎝ 以下

参考までに犬の体高とは、犬の肩、具体的には首の付け根ぐらいの位置になるかと思いますが、地面からそこまでの高さのことで、首から上、頭までの部分は含まれません。

ちなみに、犬の体長は、やはり頭の部分は含まれず、胸からお尻までの長さです。

従って、トイプードルと呼べるのは、正確には体高が28cm以下のプードルと言うことになるのです。

しかし実情としては、トイのサイズよりも大きくても、ミニチュアプードルあるいはミディアムプードルという呼び方はほとんどされていないようです。

したがって、スタンダードサイズのプードルを除いては、ほとんどトイプードルという呼び方をされているのではないでしょうか。

純血種の場合、ブリーダーが申請すれば、JKCなどの登録団体が、血統書を発行してくれます。血統書はほとんどの場合、生まれて比較的すぐに、あるいは遅くとも数ヶ月以内にブリーダーが申請します。

プードルの人気は圧倒的にトイプードルという名称での人気が高いのが現状です。

したがって、おそらくトイよりも大きくなるだろうという犬、あるいは親犬がトイサイズではなくても、ブリーダーはトイプードルで申請をするのが一般的なのです。

生まれて2~3ヶ月の子犬は、もちろんんトイのサイズです。しかし、実際にその子犬が成長したときにトイのサイズであるかはその時点ではまだわかりません。

しかし、それらの子犬はほとんどの場合、販売することを目的に繁殖されているので、ミニチュアプードルだと販売に不利になってしまうので、ほとんどの場合、トイプードルとして、申請、登録されるのです。

従って、成長して、トイの大きさを超えてしまっても、その犬は血統書の上ではトイプードルとなるのです。

したがって実情としては、JKCの規定は別として、一般にトイプードルと呼ばれるプードルのサイズにはかなり幅があるのです。つまり、本来はミニチュアプードルサイズでも、ほとんどの場合、トイプードルと呼ばれているのが実情です。

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トイプードルも、もとはスタンダードサイズ

トイプードルの歴史のページをご覧になっていただくとわかるように、もともとはプードルはスタンダードサイズです。

そのプードルを小型化してきてできたのが、トイプードルです。

したがって、今でもその大きさが細かいところにおいては、完全に固定されているとはいえないようなのです。

例えば、ペット・トライアングルの看板娘の一人、白のトイプードルのルンちゃんは子犬を産んだことがあります。

ルンちゃんは、比較的小型で、体重も2kg程度、交配した相手のトイプードルも、ルンちゃんとほぼ同じが小さいくらいのトイプードルでした。

生まれてきたの子犬は3頭ですが、うち2頭は、ほぼ両親犬と同じで、成長しても親と同じくらいの大きさでした。

しかし、1頭は、体重はほぼ2倍、体高と体長は3回りぐらい大きく成長しました。

体高は30cmを軽く超えていて、JKCの規定でいけば、トイプードルのサイズを超えたミニチュアサイズです。

それが、上の画像の左端にいる白いトイプードルです。

ちなみに母犬は、右から3番目の白いトイプードルです。

ただし、子犬の時点でこんなに大きくなるとは思わなかったので、登録はトイプードルです。

このように、小さなトイプードル同士を交配させても、大きなトイプードルが生まれてくることもあるのです。

つまり、まだまだトイプードルもサイズとしては、完全に固定されていないということで、これが時として問題にもなってしまいます。

ペットショップで買うときは、小ぶりのトイプードルだと言われたのに、成長したら言われていたよりもはるかに大きくなってしまった、というケースです。

飼ってしまえば犬の大きさはそれほど大きな問題ではないとは思うのですが、こういったクレームはけっこうあるようです。

もちろん、小さなトイプードルが欲しかったのに、という気持ちもわかるので、こういったクレームになるのはしかたのないことかもしれませんが・・・。

つまりスタンダードサイズのプードルから改良を重ねて作られてきたトイプードルは、生まれてきた子犬が、絶対に親と同じサイズまでしか成長しない、ということはいえないのが現実と言うことです。

したがって、子犬を販売する側は、成長すると大きくなることもあり得ることをしっかりと伝え、子犬を買うお客様も、大きく成長する可能性もあると言うことを認識した上で、子犬を迎えてあげることが必要かと思います。

したがって、確実に小さいトイプードルを入手する一番の方法は、生後1年以上経過してすでに成犬となっている小さいトイプードルを入手すること、ということになってしまうのです。

ただし、もちろん、小さい親からは、小さい子犬が生まれる確立は高くなると思います。また、何代かの犬が全て小型の犬が続いていれば、よりその確立は高くなるでしょう。

したがって、そのような血統の犬を探せば、成長しても大きくならないトイプードルを迎えられる可能性は高くなるでしょう。

それでも、絶対とは言い切れないでしょうけど。

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ティーカッププードルが人気ですが…

小さいトイプードルと言えば、ティーカッププードルというのが人気ですが・・・。

ティーカップに入るくらいの極少サイズのプードルと言うことで、ティーカッププードルといわれるトイプードルが人気です。

しかし、前に書いたJKCの規定の通り、今のところ、プードルに、ティーカップというサイズはありません。

JKCで公認されているのは、トイ、ミディアム、ミニチュア、スタンダードの4つのサイズのみで、ティーカップというサイズは規定も公認もされていないのです。

しかし、ティーカッププードルという名前は、実際上、一般的に浸透していて、時に異常な高値で取引されることもあります。

そのため、ブリーダーの中には、小さいトイプードルを食事制限で作ってしまう場合もあります。

つまり栄養不足状態で育て、大きく育たないようにしたティーカッププードルを作ってしまうのです。

結果的に成長しても大きくなりませんが、これは健康的に小さいのではなく、栄養不足で不完全な成長しかできなかったプードル、といっていいでしょう。

そのプードルにとってはとても迷惑どころか、生死にかかわることで、こういったことはぜひやめて欲しいのですが、小ぶりの、いわゆるティーカッププードル人気で、高価に取引されることから、こういった悲惨なことも起こしているのが現実です。

ただし、まともな方法でティーカップサイズのトイプードルを作ろうとしているブリーダーもいます。

トイプードル自体が、大きなスタンダードサイズのプードルから改良されてきたのですから、もっと小さいサイズになっても不思議ではありません。

もしかしたら、将来的にはティーカップサイズも公認されることがあるのかもしれません。

個人的には、トイプードルの大きさと、そのかわいさとは、別物と思っているので、少しぐらい大きくてもトイプードルはやっぱりかわいいと思います。

例え、ミニチュアサイズやミディアムサイズであったとしても、トイプードルはかわいい犬であることには間違いありません。

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