情操教育とはなんなんのか?

子供の教育の中に情操教育と言う言葉を聞くことがあります。

そして、その情操教育のひとつにペットを飼う、ということが効果的だと言われているようです。

なんとなく、「そうだよね」、と言いたくなってしまいますが、ペットを飼うことが単純に子供の情操教育に役立つのか、改めて考えてみたいと思います。

まずはその情操とは、そして情操教育とはなんなのか、そこから確認してみたいと思います。

が、いざどういうものかを説明しようと思うと、言葉に詰まり、考えてしまいます。

そこで、調べてみました。調べるに際しては「コトバンク」さんのサイトを参考にさせて頂きました。

情操とは?

情操を「コトバンク」さんで調べてみると、「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」、「デジタル大辞泉」、「大辞林 第三版」、「日本大百科全書(ニッポニカ)」、「世界大百科事典」での説明を見ることが出来ます。

正直なところ、どの説明を見ても抽象的でスーっと頭に入りにくいのですが、僕は「デジタル大辞泉」さんの説明が最も簡潔でわかりやすかったので、それを下に引用させてもらいます。

デジタル大辞泉の解説
じょう‐そう〔ジヤウサウ〕【情操】

美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情。「情操を養う」「美的情操」
出典 小学館デジタル大辞泉について

情操とは、例えば、

  • 綺麗な花を見て綺麗と感じる
  • 素晴らしい映画を見て感動する
  • 正しいことを正しいと認識する
  • やるべきことをやらなければいけないと感じる

などなど、要するに何かに対して常識的な素直な感情を起こすような心、というように理解するのですがどうでしょうか。

情操教育とは

情操教育も同じく「コトバンク」さんで調べて見ると、「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」、「デジタル大辞泉」、「百科事典マイペディア」、「世界大百科事典 第2版」、「大辞林 第三版」、「日本大百科全書(ニッポニカ)」での説明を見ることが出来ます。

これも説明を見ても頭に入りにくいのですが、やはり「デジタル大辞泉」さんの説明が簡潔で分かりやすかったので、それを引用させてもらいます。

デジタル大辞泉の解説
じょうそう‐きょういく〔ジヤウサウケウイク〕【情操教育】

情操の豊かで健全な育成を目的とする教育。
出典 小学館デジタル大辞泉について

つまり情動教育とは、例えば上の情操での例で対応すると

  • 綺麗な花を見て綺麗と感じさせるようにするには、綺麗な花を見せる
  • 映画を見て感動させるには感動するような素晴らしい映画を見せる
  • 正しいことを正しいと認識させるためにはこれが正しいことだと教える
  • やるべきことをやらなければいけないと感じさせるには、どういうことがやるべきことかを教える

など、こういうことが情操教育と理解するのですが、それでいいのでしょうか。

とりあえず、そういう理解で進めたいと思います。


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犬を飼うことは子供の情操教育に役立つのか

前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず、情操教育を上のように理解したところで、それでは犬を飼うことが子供の情操教育に役立つのか、ということについて考えてみたいと思います。

僕が考えるに、結論は次のようになります。

犬を飼うことは子供の情操教育としてとても役立たせることが出来る。ただし、ただ犬を飼うだけでは全く情操教育にはならず、むしろ逆効果にもなりかねない。犬を飼うことで子供の情操教育に役立たせるためには積極的な親、または家族の適切な関与が必要である。それができれば犬を飼うことは子供の情操教育にとても役立つであろう。

ということです。つまり子供の情操教育という点で見れば、犬を飼うことはある意味では諸刃の刃にも成り得ると思うのです。

以下にその理由を説明します。

犬を飼うことを子供の情操教育に役立たせるためには

ただ犬を飼うだけで子供の情操教育に役立つかと言うと必ずしもそうはならないと思います。

犬を子供の情操教育に役立つようにするためには、次の条件が必要ではないでしょうか。

  1. 犬を飼うことに親も賛成している、少なくとも反対せず協力する意思を持っている
  2. 犬の世話を子供任せにしない=親が積極的に手本を見せる
  3. 犬をぬいぐるみのように扱わせない=親が犬は命ある動物だと積極的に教える
  4. 犬の生涯の最後までしっかりと親子で世話をする
  5. 犬が亡くなった後もしっかりと親子で供養してあげる

犬を飼うことに親も賛成している、少なくとも反対せず協力する意思を持っている

まずは犬を飼うことに親、家族全員が積極的に賛成とはいかなくても、反対はしない犬の世話やしつけに協力する気持ちは少しでも持っている、ということが必要です。

これは、子供の情操教育という点からだけでなく、犬を迎える場合の基本でもあります。

たとえば、よくあるのが、お父さんは犬があまり好きではない、というケースです。

もし、本当に犬が嫌いで絶対に嫌だ、ということであればその状態で無理に犬を飼うのはやめるべきです。これは飼われる犬がとても不幸になる可能性もあり、また情操教育という意味でも逆効果になりかねません。

でも、嫌いな犬を積極的に飼いたくはない、でも子供の情操教育のために犬を飼うのであれば飼うことに同意しよう、そして少しは犬の世話も手伝おうという意思があれば、犬を飼ってみてもいいのではないでしょうか。

そういう気持ちを持っている方であれば、それなりに子供や犬に対しての責任感もあると思うので、実際に犬を飼うと家族の中で最も積極的に犬の世話をするようになる、ということがけっこうあるのです。

犬を飼う場合、家族全員の同意は必須条件です。

犬の世話を子供任せにしない=親が積極的に手本を見せる

子供の年齢や経験にもよりますが、初めて犬を飼う子供の場合、どうやって飼ったらいいのかわからないことが多いでしょう。

あらかじめ自分で調べさせておくという考え方もありますが、必ずしも十分な知識を持てるかどうかはわかりません。

もちろん、子供にあらかじめ犬の飼い方やしつけ方などを勉強させるのはいいと思いますが、同時にもし親や家族も子供以上に勉強しておくことが必要です。

犬はただ餌を与えて、おしっこやウンチをさせておけばいい、というものではないので、家族全員がどうしたら迎えた犬を周りのだれからも愛されるような犬に育てられるのか、ということに関心を持ち、そうなるように育てる努力をすることが大切です。

一概に親の方がそういった知識を身に付けている、身に付けやすいとは言えませんが、少なくとも大人としての社会的な常識は持っていると考えるのが普通だと思います。

従って、子供と一緒に犬を適切な方法で世話をする、しつけをする、時には親が手本を見せるように犬の世話をしてそれを子供が見て実践していく、ということが必要だと思います。

犬を迎えて、その世話は子供だけにやらせる、親は一切かかわらない、犬の世話を手伝うことはしない、ということでは子供は大人になったら犬の世話なんてしなくてもいいんだ、という解釈をするかもしれません。

犬は家族の一員、迎えた時は家族全員が協力して犬の世話をして育てていく、ということを教えることなしで、情操教育も何もないでしょう。

犬を迎える時は、たとえ犬を飼ったことがある経験のある親でも、もう一度、最新の犬の飼い方やしつけ方について勉強してほしいと思います。

犬の飼い方やしつけ方も今の大人が子供の頃とはだいぶ変わってきていますからね。

犬をぬいぐるみのように扱わせない=親が犬は命ある動物だと積極的に教える

あまりそう言うことはないかとは思いますが、もし子供が犬をぬいぐるみやおもちゃのように扱うようなことがあれば、親や家族はそれはいけないことだとしっかりと教えることが必要です。

犬もいたいと感じたり、お腹がすいたと感じたり、喜んだり、という人間と同じ感情を持った生き物だということを感じさせる、必要であれば教えることが情操教育という観点からもとても重要でしょう。

犬を飼うことに子供の情操教育を手助けする価値があるとするならば、そこが最も重要なことではないでしょうか。

犬を飼うことによって、自然にそういったことも学べるとは思いますが、今は人間でもゲーム感覚で見られることもある時代です。

そういった影響から、中には、犬はおもちゃの一つぐらいに思うような子供ももしかしたらいるかもしれません。

それは子供に限らず、大人でもあり得ることかもしれません。

ニュースでも犬や猫が虐待されている、また屋の刺さった鳥や動物が発見されるなどの事件がしばしば報道されています。

子供をそういったことをするような人間に育てないことが親の責任であり、社会の責務です。

犬を飼って、その犬の扱い方によっては逆にそういう人間を作ってしまうことにもなりかねないと危惧します。

犬はもちろん、動物は生きている、命を大事にするということを教えることが子供を育てるうえで最も重要なことの一つだと思います。

それこそが情操教育ではないでしょうか。

犬の生涯の最後までしっかりと親子で世話をする

これは犬が命ある動物である、ということが理解できていれば当たり前のことです。

しかし、残念ながら大人も含めて、むしろ大人の中にはそれを理解できていない人も少なからず損座視しているということが犬や猫の保険所での問題をみれば示されています。

そして、その保健所へ連れて行かれる犬の中には、「子供の情操教育が終わったから」という理由で連れてこられる犬もいるという、信じがたい記事をみたこともあります。

これは情操教育どころか、必要が亡くなった犬は保健所に連れて行けばいい、と子供に教えているようなもので、本来の情操教育に全く持って逆行する行動です。

そういうことをしてはいけない、迎えたからにはその犬の生涯を責任をもって世話をしなければいけない、ということを教えることが情操教育ではないでしょうか。

もちろん、ほとんどの犬を飼っている方はそうしていると思います。

またどうしようもない理由で、泣く泣く愛犬を手放さざるを得ない方もいるかとは思います。

しかし、なつかない、噛まれた、犬が年を取ったから、また引っ越す、などの理由で犬を保健所に連れて行く方がいるのも事実で、そういったごく一部の方の行動を知って、犬は気に入らなくなったら、邪魔になったら保健所に連れて行けばいいんだ、と感じるような子供がいないか、ととても危惧します。

どんな事情で犬を飼ってもそうですが、情操教育という点においては、迎えた犬の生涯をしっかりと世話をする、たとえ犬が高齢になって介護をしなくてはいけなくなっても、最後までしっかりと世話をしてあげなくてはいけない、という気持ちを持たせることが大切だとほとんどの方が思っているでしょう。

家族の一員として迎えた犬だからこそ、家族全員が最後まで協力して犬の世話をしてあげることが迎えた家族全員の義務だということをしっかりと子供にも実践して伝えていくことが親の責務でもあると思います。

犬が亡くなった後もしっかりと親子で供養してあげる

そしてほとんどの場合、子犬で迎えた犬も子供やもちろん、ほどんどの家族よりも先に亡くなってしまうことでしょう。

その時も、家族全員で悲しむ、そしてしっかりと供養してあげることが情操層教育としても重要ではないでしょうか。

愛犬が亡くなって悲しむのはごく当たり前のことであり、もし悲しまないようであればそれは正常ではないでしょう。

その悲しみの感情も情操教育という観点からは、決して悪いことではないと思います。

そして、その悲しみを乗り越えていくことも子供の成長にとって貴重な体験となるでしょう。

家族全員の同意の上で、迎えた家族を家族全員が協力して育てその生涯の世話をして、家族みんなで見送ってあげて、しっかりと供養してあげる、これは犬を飼ったら当たり前のことです。

そして、その当たり前のことさえすれば、それは子供の情操教育にもとても役に立つことになるのは間違いないでしょう。

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犬を飼うことが子供の情操教育の逆効果になることも

でも、その当たり前のことが出来ていなければ、犬を飼うことは子供の情操教育にとって逆効果にも成り得るでしょう。

つまり上に書いたこととは全く逆の場合です。

  1. 親は犬は嫌いで世話をする気もないが、子供の教育と割り切って犬を飼おうとする
  2. 犬の世話は全て子供にさせて、親は一切世話をしない
  3. 子供が犬をおもちゃのように扱っても親は何もしない
  4. 犬が邪魔になったから簡単に犬を手放す
  5. 犬が亡くなったら物のように扱う

これらについて細かく説明する必要ないでしょうし、あまり説明したくもありません。

もし、上記のようなことがあれば、そしてそこに子供がいれば、犬を飼っても誰かにその世話を押し付ければいい、犬はおもちゃの代わりみたいなもの、犬は必要なければまた邪魔になったら保健所へ連れて行けばいい、死んでしまったらごみのように捨てればいい、ということとして、子供は学習してしまうかもしれません。

例えこのような場合でもほとんどの子供はそんな風に学習することはないと思いますが・・・。

ただ子供がどう感じるかは別にして、このようなことは現実としてないわけではなく、ただ単に犬を飼うことが必ずしも子供の情操教育のためになるとは限らず、むしろ情操教育に逆行することになってしまう可能性もあるということです。

以前は犬は単なる番犬という意識のあった時代もあったかもしれませんが、今は犬も家の中で一緒に暮らす家族の一員という意識がほとんどだと思います。

家族全員が愛情をもって犬を迎え、誰からも愛されるような犬に育て、その生涯を責任をもって世話をしてあげる、そして亡くなっても家族みんなでしっかりと供養してあげる、そんな当たり前のことをしてあげれば、子供の情操教育のためにもなるし、何よりも迎えられた犬は幸せな生涯を過ごすことが出来るでしょう。


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