吠えにくい犬種と言われるけれど

よくいろいろなサイトで吠えない犬種ランキング的なことが書かれています。

が、実際に見てみると、ほとんどがこの犬種は吠えにくい、という誤解を与えているだけのように思います。

ただし、バセンジーは除いておきます。実際に自分であまりかかわったことがないのと、今まで実際に飼ったり接したりしたことがある人によれば、本当に吠えにくい犬種のようにも思えるので。

バセンジーを除いて、それ以外の犬種でよく出てくる「吠えにくいと言われる犬種」については、僕の知っている限りではとても吠えにくい犬種とは言えない、むしろよく吠える犬種というイメージがある犬種もいるので、お知らせしておきたいと思います。

もし、この犬種は吠えにくいからと言われてそれを信じて犬を迎えても、実際に迎えた犬がよく吠える犬だったら、迎えた人は期待を裏切られたことになるし、そう思われる犬はかわいそうです。さらにその犬が歓迎されない、不幸な生涯を送ることになってしまわないとも限りません。

だから、そういった誤解されて飼われる犬をなくすためにも、あえて書いておきたいと思ったのです。

なぜなら、吠えにくいと言われる犬種の中には、僕の知っている範囲の中では逆によく吠える犬種というイメージのある犬種もいるので。

ちなみに僕が知っている限りというのは、次のような範囲の犬たちです。

  • 過去10年の間に実店舗のラブドッグ店にトリミング、ペットホテル、しつけトレーニングで来店した犬たち。
  • 散歩をしたりウォーキングをしていて、よく会う犬たち。
  • 近所で飼われている犬たち。
  • ブリーダー訪問をしている時に見たり接していた犬たち。
  • ブリーダー直譲販売をしていたころにお引渡しした約800頭の犬たち。

上記のような範囲で実際に見たり接したりしてきた犬たちなので、現実的な実態だと思います。


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実際によく吠えるけど、吠えにくいと誤解されている犬種とは

では、具体的に吠えにくいと言われているけど実際にはよく吠える犬種を上げてみたいと思います。ただし、下にあげる犬種の犬がみんなよく吠える犬である、ということではありません。下にあげる犬種の中にも、確かにほとんど吠えない犬はどの犬種にもいます。

逆に、吠えやすいと言われる犬種(ダックス、チワワ、ビーグル、ボーダーコリーなど)でも、ほとんど吠えない犬もけっこういます。

また、日本の人気No.1犬種、トイプードルも全く吠えない犬もいれば、吠え続けるような犬もいます。

つまり結論から言えば、吠えない犬種(バセンジーを除く)、吠えやすい犬種はない、というのが現実的な実態なのです。

が、吠えやすいと言われてい吠えないのはあまり問題ないと思いますが、吠えない犬種と言われたのに、実際にはよく吠える犬だった、となると問題になってしまう可能性が高いので、ここでは特に、吠えにくいと誤解されている、要注意犬種を上げておきたいと思います。

ゴールデンレトリバー

なぜか吠えにくいと言われる犬種でよくリストアップされるのがゴールデンレトリバーです。

確かに、温厚でおとなしい、ほとんど吠えないゴールデンレトリバーがいるのは確かです。でも、実際に僕が知っている限りでは、よく吠える、それもかなり攻撃的に吠える犬がいるのもゴールデンレトリバーです。

どこか別のページでも書いていますが、近所には歩いても、車でも、前を通るとつながれている鎖が切れんばかりに大暴れしながら吠えまくるゴールデンレトリバーがいます。そのゴールデンレトリバーは外飼いされているので、仕方ないとは思いますが、その吠え方は半端ないです。

また、犬の散歩をしているとうちの犬を見かけただけで猛烈に吠えてくるゴールデンレトリバーもいます。これも吠え方は半端ないです。

上の2頭はどちらかというとかなり攻撃的な吠え方をするゴールデンレトリバーですが、お店に来るゴールデンレトリバーの中にも、よく吠える子がいます。このゴールデンレトリバーは攻撃的な吠え方ではないのですが、とにかく、僕らが見る限りでは特別な理由なく、よく吠え、一度吠え始めるとしばらくは吠え続けるのです。

また、普段はおとなしくほとんど吠えることはないのですが、お店の前を犬が通るのが見えると、いきなりものすごい勢いで吠えだすゴールデンレトリバーもいます。

ゴールデンレトリバーは体が大きいだけに、吠えると迫力があり、声も大きいので、印象も強く、吠える犬種と言われて真っ先にイメージするのが僕にとってはゴールデンレトリバーなのです。

だから、なんでこのゴールデンレトリバーが吠えない犬種としてよく紹介されるのかよくわかりません。また、それは大きな誤解を生むものだと思っています。

吠えないということを理由にゴールデンレトリバーを迎えることのないように、ご注意してほしいと願います。もちろん、吠えないゴールデンレトリバーもいますが、確立は高いとは言えないと思います。

ラブラドルレトリバー

ラブラドルレトリバーでもイエローのラブラドルレトリバーは比較的おとなしい、吠える印象のある犬は少ないかもしれません。

黒、そしてチョコのラブラドルレトリバーは、吠える犬が多いです。

お店によく来るチョコのラブラドルレトリバーは、元気で活発でよく吠えます。

あまりによく吠えるので、犬だけを家に置いておくと近所迷惑になるそうで、どのためにうちのお店に預けられることも多いようです。

確かによく吠えます。

パピヨン

パピヨンもたまに吠えない犬種としてあげられているのを見ます。僕の印象は全く逆です。

ものすごくおとなしいパピヨンも中にはいます。でもほとんどの僕が知っているパピヨンはよく吠えます。うちにもパピヨンがいますが、もう亡くなってしまいましたが、よく一緒にいたトイプードルの子がほとんど吠えなかったのに対して、今でも元気なパピヨンはよく吠えます。もう10歳を超えていますが、高齢化してからより吠え方は元気になってきたように思います。

またお店に来るパピヨンたちも、よく吠えます。中には、吠えるという意味では確実にベスト3に入るようなパピヨンもいます。

パグ

とても愛嬌のある動きで可愛いのですが、パグは比較的落ち着きのない子が多いです。

そしてけっこう吠える子もいます。

そのためにしつけトレーニングに来たパグも何頭かいました。

また、パグの場合、吠えなくてもけっこうフガフガ言っている(?)ことが多く、好きな人にはその声も可愛く感じると思いますが、人によってはうるさく感じる人もいるでしょう。

でも、それもパグの魅力のひとつなのですが。

ミニチュアシュナウザー

上にあげた犬種よりは吠えない犬は多いように感じます。

でも、かなり吠えるミニチュアシュナウザーもいます。

吠えるミニチュアシュナウザーは、けっこううるさいくらい吠え続けます。

シェットランドシープドッグ(シェルティー)

シェルティーは比較的、ポーカーフェイスで、お店にくるシェルティーは比較的吠えない犬が多いかもしれません。

でも吠えるときはけっこう吠える犬もいます。

ただし、うちの近所でよく散歩しているシェルティーは、よく吠えます。

特に車によく吠えかかっているのを見かけます。

うちの車も横を通ると、車に飛び掛からんばかりにものすごい勢いで吠えてきます。

そういうシェルティーも実際にいるのです。

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吠える、吠えないは犬種で大きな違いはありません。

もともと犬種で吠える、吠えないを分けること自体が現実的ではないと思います。

確かに、バセンジーのように本当に吠えない犬種というのもあるのかもしれません。

でも、それを除いては、ほとんどの犬種、少なくとも日本で一般的に飼われている犬種で、この犬種だったら吠えにくい、という犬種はないと思った方がいいと思います。

逆に吠えると言われている犬種でも、ほとんど吠えないような犬もいるのです。

もし、吠えると言われる犬種の実際に吠える割合を言えば、6割ぐらい、逆に吠えないと言われる犬種で実際に吠えないのは6割ぐらい、つまりどっちにしろ6:4ぐらいの比率であり、大きな違いはないということです。

同じ犬種でも、全く吠えない犬もいれば、吠えまくる犬もいるのです。

そして、その犬がよく吠えるのか、ほとんど吠えないのかは、子犬の時にわかるものでもないのです。

子犬の時はほとんど吠えなかったのに、成長するにつれてよく吠えるようになる犬もいれば、子犬の時によく吠えて、どうなるんだろうと思った犬が意外に落ち着いた犬になっていたりして。

犬が吠えるようになるかならないかは、2つの要素があります。

ひとつは先天的な性格、気質の問題です。いわゆる血統というもので、遺伝的に吠えやすい気質を持っているかどうか、ということです。

もうひとつは、後天的な影響です。

その犬がどういう飼い方をされて、どういうしつけ方をされるか、ということです。

それによって、吠えやすくもなれば、吠えにくい犬にもなるのです。

ということは、先天的な気質が吠えやすくても、後天的な要素である、飼い方、しつけ方によってはあまり吠えないような犬に育てることが出来るし、逆に吠えにくい気質であったとしても、飼い方、しつけ方によっては、よく吠える犬になってしまうこともあるのです。

犬が吠えやすくなる飼い方や環境

次のような飼い方、環境の場合、犬は吠えやすくなります。

  1. 外飼い(ケージ、係留)
  2. 庭に放し飼いにする時がある。
  3. 室内で放し飼いにしている。
  4. 元気な子供、幼児がいる。

犬を外で飼えば、番犬になる、つまりよく吠える犬になりやすくなります。庭に放し飼いにすることがある場合も同じです。

室内でも自由にさせればその自由に出来る室内は犬の縄張りになります。縄張りを持つとそれを守るために、家に近づく気配に対して常に警戒するようになり、吠えるようになります。

元気な子供がいる家庭で育つ犬は、犬も活発になり、吠えやすくなる場合があります。

犬が吠えにくくなる飼い方や環境

逆に次のような飼い方は環境では、犬が吠えにくくなります。

  1. 適切な大きさのクレートをハウスとして与えられている。
  2. しっかりとしつけトレーニングがされている。
  3. 室内でも勝手な行動をしないようにしつけられている。
  4. 落ち着いた年配の方に育てられている。

基本として、適切な飼い方、しつけ方をされている犬は吠えにくくなります。また、吠えてもすぐに吠えるのをやめさせることが出来ます。

そのために必要なのが適切な大きさのクレートを犬が安心して休めるハウスとして与えられていること、たとえ室内であっても犬が自分の縄張り意識をもたないようにしつけされている、つまり前記の適切な飼い方、しつけ方がされている、ということになります。

また、落ち着いた人、静かな環境で育てられた犬は、落ち着いた犬に育っていくことが多いようです。

もちろん、上記の吠えにくくなる飼い方、環境だから、必ず吠えない犬になるというわけではありません。ただし、吠えないような犬に育てられる確率は確実に上がるはずです。

大事なことは、吠えない犬種を選ぶのではなく、吠えない犬に飼い主さんが適切な飼い方としつけ方、しつけトレーニングをすることによって育てていくことです。

ちまたに溢れる吠えない犬種、に裏切られないようにしていただきたいと思います。

基本としては、吠えない犬種はない、と思ってもらうのが飼われる犬のため、迎える人のためだと思います。


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