パグ、愛嬌ある癒し犬

鼻ぺちゃで大きなまん丸い目、そしてしわくちゃな顔、どこから見ても愛嬌がある体形、動きもコミカルで、見ているだけで心を癒してくれる、そんな犬種がパグではないでしょうか。

かっこいい犬とは言えませんが、誰からも好かれる犬種、それもパグではないでしょうか。

そして、その外観さえ抵抗がなければ、誰にでも勧められる家庭犬、それもパグです。

実際に接すると、あの愛嬌のある動きや動作にますます癒される、それもパグです。

とにかくかわいい、それがパグなのです。

でも、中には、ある意味普通の犬らしくない鼻ぺちゃの顔は、抵抗のある人も中にはいるかもしれませんね。

でも、実際に飼いたいと思うかどうかは別にして、その顔を、そして動きを見ていて、かわいいと思わない人は少ないのではないでしょうか。

ということで、愛嬌のあるかわいいパグの写真はこのページでは掲載していないので、パグの写真をご覧になりたい方は、下のリンクからグーグルでのパグの画像検索結果ページをご覧になってください。

▼パグの写真(グーグルの画像検索結果)


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さて、実際のパグの日本での人気はどんなものでしょうか。

パグは常に一定の人気を保っていて、登録数の順位は、2000年以降、常に15位前後を保っています。ただし、登録数は2005~7年ぐらいは1万頭を超える登録数でしたが、その後は右肩下がりで減少、ここ2~3年は4千頭台で落ち着いているようです。(※下のグラフのブルーのJKC総登録数は、表示の都合上実際の数字の1/50となっています。)

パグ登録数順位 登録数 JKC総登録数

  • 2015年 14位 4477頭 JKC総登録数:301605頭
  • 2010年 14位 6697頭 JKC総登録数:392958頭
  • 2005年 15位 10448頭 JKC総登録数:554151頭
  • 2000年 17位 8663頭 JKC総登録数:447978頭

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*データはJKCの公開データからの引用です。

JKCのすべての登録数は、2003年の575,792頭をピークにその後は毎年減っていて、なんと2015年の総登録数は301,605頭と2003年の半分近くまで減っています。

パグの登録数は、傾向としてはそれに近いもので、頭数としてはピークの半分以下に減少していますが、登録数の順位では、あまり大きな変動はありません。

一般の愛玩犬のように、爆発的な人気となることはありませんでしたが、常に一定の根強い人気を持っているのがパグで、パグ好きの人の好きの度合いは、他の犬種好きの人よりも、かなり強いと言われていて、パグを飼う人は、以後もパグしか飼わないという人も多いようです。

参考までに、2015年の登録数順位の13位はパピヨン、15位はジャックラッセルテリアです。

パグの大きさ、被毛など

パグの大きさは、JKCでの理想体重が6.5~8.1㎏とされています。

決して大きな犬ではなく、小型の犬です。どちらかというと、ずんぐりむっくりな体形です。

被毛は短く、シャンプーは楽ですが、短毛犬種の常で、抜け毛は多いです。

また、パグは皮膚病になりやすい傾向もあるので、注意が必要です。

パグは臭い、というネットでの情報もありますが、実際にペットホテルやトレーニングでパグと接していて、臭いがきになったことは、私はありません。

パグなどの鼻ぺちゃ系、つまり短頭種系の犬種は、息をハァハァとさせることが多く、講習があると、普通の犬よりもその匂いの影響が大きくなることはあるかもしれません。

また、顔に皺があるので、皺の中に汚れがたまりやすく、皺の中の方もきれいにしてあげないと、そこから異臭を発することもあるようです。

パグの歴史

パグは中国原産の犬と言われ、祖先犬はペキニーズと同じではないかと推測されています。

そしてパグは、中国の宮廷で、魔除けとして愛された犬と言われています。飼育されていた記録は、非常に古く、紀元前400年ぐらいに、すでに寺院で飼育されていたとのことです。
そしてヨーロッパにパグが伝わったのは、17世紀と言われています。

東インド貿易会社によって、オランダに持ち込まれたのがヨーロッパへ持ち込まれた最初のパグだと言われており、その後、フランス、イギリスへと持ち込まれ、各国の王族、貴族などの上流階級の愛玩犬として人気を得ていきました。

その後、パグはアメリカへも持ち込まれ、持ち込まれた各国で、現在も含めて常に一定の人気を保つ犬種となっています。

パグを飼うに際しての注意点

パグを飼うに際して最も注意する点は、暑さでしょうか。

バグの特徴である、愛嬌のある鼻、顔ゆえに、暑さにはとても弱く、十分な注意が必要です。

パグの特徴である、つぶれたお鼻ですが、その形状ゆえ気道が短く、口蓋垂が長く垂れ下がっているので、ちょっとした運動でも呼吸が荒くなり、また寝ているときは大きないびきをかくこともあります。

そのため熱の発散がうまく出来ず、一度体温が上がってしまうと体温調整が難しく、熱中症になってしまうのです。

従って、真夏の炎天下での外出は厳禁、暑さに対する対策、管理はしっかりとしてあげる必要があります。

では、寒さに強いかというとそうでもありません。暑さほどの注意は必要ないのですが、短毛であり、寒さの影響は受けやすいので、他の犬種よりは寒さにも注意が必要です。

ただし、寒さ対策で熱くしすぎるのにはそれ以上に注意が必要です。

また、パグの体毛は密生している短毛のため、抜け毛も多い犬種です。

そしてパグの特徴である顔の皺に汚れがたまりやすいため、よく絞ったタオルで、顔をよく拭いてあげることも大切です。

前述のとおり、皺に汚れがたまると臭いのもとにもなって、パグは臭いと言われてしまいかねません。

とまあ、こういった注意は必要ですが、飼う人の満足度をかなり上げるのがパグという犬種で、実際に飼うとその魅力はより強くなる犬種でもあるのです。

さて、そんなパグの実際の性格はどんな性格でしょうか。実際にお店に来て、ホテルやトリミングを利用するパグ、トレーニングをしたパグ、そしてパグを愛するブリーダーの話などを参考にもしながら、パグの性格について書いてみました


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パグの性格

パグは性格も愛嬌のある性格、と言ってもいいでしょう。

パグの基本的な性格は、とても人懐っこくて、攻撃的な面はありません。せわしなく動き回り、どちらかというと落ち着きがない子が多いかもしれませんね。

いつも眉間にしわを寄せたようなしかめっ面っぽい顔をしながら、いろいろなものに興味を持ったり、またその動作が微笑ましくもあり、パグの性格は一緒に暮らすペットとして、最適な犬種のひとつだと思います。

私自身は、パグを飼ったことがありませんが、お引渡しのために一時的にお預かりしたパグや、お店に来るパグたち、家庭犬トレーニングをしたパグたちと接していると、いつかパグを飼ってみたい、と感じさせる犬種です。

その容姿や行動だけでなく、性格も愛すべきもの、惹きつけるものを持っているのがパグなのです。だから、パグを飼った人は、またパグを飼うというリピート率の高い犬種でもあるのです。

安定しているパグの性格

パグは、性格的にもバラツキが少ないように思います。

今まで接した中では、攻撃的なところを感じさせるパグは、1頭もいませんでした。みんな、人懐っこく、愛嬌のある性格で、まさに家庭犬、という印象のパグばかりです。

基本的に、すべての犬種はしつけトレーニングを行うべきと考える私たちですが、パグに関しては、若干その考え方が揺らぐ部分もありそうです。

動きは速いですが、それほど運動能力が高い犬種というわけでもなく、攻撃的なところは全くはい個体がほとんどなので、あえてしつけトレーニングをしなくても、特に問題ないかな、と感じさせられてしまうのがパグなのです。

でも、パグの家庭犬トレーニングも行ったことがあります。

全く攻撃的な面もなく、かわいい黒パグでしたが、飼い主さんはその落ち着きのなさに困っていたようです。家の中でも、散歩でも、とにかく動き回って、もっと落ち着いていられるようにさせたい、とのことでした。

確かに、サークルの中でも常に動き、散歩に行けばちょこまかと動き回るパグでしたが、その動作自体はコミカルで面白いと言えば、おもしろいのですが、これが毎日だと大変なのでしょうね。

そんなパグでも、家庭犬トレーニングを始めたら、リーダーウォーク、オスワリ、マテ、は問題なくできるようになり、またサークルの中で落ち着かない時は、その行動をやめさせる、というようなことで対処しました。

したがって、決して訓練性が悪いということはなさそうです。

だから、しつけトレーニングをした方が飼いやすくなることは確かだと思います。

しかし、パグの動きで、逆に癒される人もいるように思い、それは、飼い主さんの受け止め方、判断次第、ということでも良いように、思います。

最初から、パグはそういう犬だということを承知の上で一緒に暮らせば、とても楽しく毎日を一緒に暮らせるのではないでしょうか。

パグの鼻ぺちゃ、まん丸の大きな目、しわくちゃな顔と、その動きに癒される人であれば、性格的にも安定しているパグは、飼う人にとって、かけがえのない存在になるのが、わかるように思います。

だから、パグを一度飼ったら、それ以降も、パグを飼い続ける人が多いのでしょうね。

トイプードルやチワワとは、また一味違った可愛さがパグにはあるので、パグの性格も含めて、受け入れられる人には、ぜひおすすめしたい犬種です。

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