https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tosa_inu_LM546.jpg?uselang=ja

車の事故で土佐犬が行方不明?

昨夜、ネットのニュースで「土佐犬3頭逃走、1頭捕まらず 小中学校「臨時休校」と緊急メール 九十九里」というタイトルを発見、しかも千葉日報の記事ということで気になった。

この時点では、3頭のうち2頭は捕獲されたが、残る1頭はまだ見つかっていないとのことだった。

しかし、今朝になると、テレビでもこのニュースが伝えられていて、3頭目の土佐犬も確保されたとのこと、よかった。

この土佐犬は闘犬大会の帰りということで、ペットとかで飼われている犬ではないのである。

もし、朝までに逃走した土佐犬が捕獲されない場合は、町内の小中学校は臨時休校となる、との連絡もされていたようで、大変な騒ぎだったようだ。

犬1頭が逃走したぐらいで大袈裟な、と思う方もいるかもしれないが、普通のペットの犬ならその通りだが、土佐犬となると話は全く違うのである。

土佐犬は闘うために作られた犬種、従って戦うのが当たり前の犬種、しかもその強さは半端ではない。

実際に土佐犬に噛まれて人が死亡してしまった事件が、北海道や山梨県で発生しています。

今回の土佐犬の逃走は、車同士の事故によるものだったということで、飼い主の責任が問われるようなことはないのだろうとは思いますが、土佐犬を飼っている方は、そういうことも想定して頂ければ、と思う。でも、じゃあ、どうすればいいのか、と言われればそれまでだが・・・。

とりあえずは、今回逃走した土佐犬が確保されてよかった。

土佐犬と土佐闘犬は違う?

土佐犬のことを調べていくと、土佐犬と土佐闘犬は違う、というようなことが書いてあることがあります。

そのあたりのことを調べていくと、よくわからないところもあるのですが、結局僕は次のように理解しました。

もともと四国にはと土佐犬と言われる中型の日本犬が存在していた。

土佐犬はもともとは猟犬として使われていたが、室町時代あたりから、武士の士気を高めるために闘犬が行われるようになり、そういう意味ではやはり闘犬として使われていた犬種であろう。

しかし、現在の土佐犬はそのころの土佐犬とは全く違う大型犬である。

当時の日本純血種としての土佐犬は、現在の土佐犬と間違われないように、四国犬と名称を変えているのである。つまり、現在四国犬と呼ばれている犬が、本来の土佐犬、ということである。

現在土佐犬と呼ばれている犬は、正式(?)には土佐闘犬であって、もともとの四国犬(=もともとの土佐犬)をベースにはしているようだが、そこへ明治時代あたりのところでマスティフ、ブルドッグ、セント・バーナード、ブルテリア、グレートデンなど、ヨーロッパ系の闘犬、そして超大型犬の血を交配させて作られた犬である。

つまり、もともと中型犬であった土佐犬(=現在の四国犬)をより大きく、強くしようとして作られたのが、現在の土佐犬なのである。

したがって、もともとの土佐犬の血は入っているとはいえ現在の土佐犬は、もともとの土佐犬とは全く別の犬種と言っていいのだろう。


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でも土佐犬はJKCでも登録され血統書も発行される

現在の土佐犬は、どういう見方をしても闘犬であることには間違いない、と思う。

ということは、アメリカンピットブルテリアのように、JKCでは登録されていないのかと思ったら、そうではなかった。

土佐として、しっかりとJKCに登録されているのである。

ということは当然血統書も発行されるということだ。

その良し悪しは別にして、アメリカンピットブルがダメなのに、なぜ土佐犬は?と少しばかり疑問を感じてしまう。

ちなみに、四国犬もJKCに登録されている。

JKCの四国犬の説明には、土佐という文字は全く入っていない。

日本では闘犬を禁止しているところはあるが、闘犬種の飼育の制限はない

冒頭で紹介した、土佐犬が逃走した事件でも、その土佐犬は闘犬大会の帰りだったということからもわかる通り、日本ではけっこう闘犬大会が行われているようだ。

土佐犬は明治以降、ヨーロッパ系の闘犬や超大型犬の血が入り、もともとの土佐犬とは全く違った犬種になったとはいえ、特に土佐の地元ではその犬による闘犬が伝統文化になっているところもあるのだろう。

したがって、一概にその土佐犬の闘犬を否定するつもりはない。日本では、国の規制として闘犬が禁止されているわけではない、ということもあるが。

ただ、個人的にはやはり闘犬として犬が作られ、育てられ、犬同士で戦わされることには心が痛む。

おそらく日本で土佐犬を闘犬として飼育している方は、その闘犬としての土佐犬をかわいがっている方がほとんどだと思う。

しかし、海外では闘犬はいわゆるギャングの資金源にもなっていると言われ、闘犬は単なるその道具にすぎず、負ければ殺されてしまう、しかも犬との闘いで生き延びたとしても、その後役に立たない道具として殺されてしまう、とも聞く。

そういったことから、海外では闘犬は犬の虐待行為として扱われているところもあり、国として闘犬を禁止しているところも多いようだ。

しかし、日本ではごく一部の都道府県で禁止されているのみで、国として闘犬の規制はない。

2018年の時点で闘犬が禁止されているのは、確認出来た範囲では次の都道県である。

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 富山県
  • 石川県
  • 北海道

ただし、北海道に関しては、土佐犬は例外として闘犬が認められているようである。やはり、土佐犬は日本では特別な闘犬なのかもしれない。

では、こういった闘犬種を飼うことについての規制は?というと、これも日本ではまったくない。

でも、欧米では、犬種を指定しての飼育制限、飼育禁止といった規制がされている国もある。

例えば、イギリスでは4犬種が危険犬種として繁殖、販売、そして条件によって所有も禁止されている。その4犬種とは次の犬種である。

  • アメリカン・プット・ブル・テリア
  • ドゴ・アルヘンティーノ
  • ブラジリアン・ガードドッグ
  • 土佐犬

しっかりと土佐犬も入っているのだ。国際的に見ても、土佐犬は立派な闘犬種なのである。

ただ、単に闘犬種だから規制するべきか、というと難しいところもあるのかもしれない。

例えば、土佐犬よりも強いと言われるアメリカンピットブルは、現在、闘犬の気質を除いたと言われるペットタイプも多く、日本でもけっこう普通のペットとして飼われている。

そして普通の犬のように、普通に飼われて、普通に問題なく飼い主と暮らしている犬がほとんどだろう。

ただし、何かのスイッチで闘犬の血が騒ぎだす、ということがない保証はないので、やはりそれなりの覚悟が必要な犬種であることは間違いないと思うのだが・・・。

アメリカンピットブルの場合は、その名前ではないと人気がない、ということも大きな要因だろう。

基本的には全く同じ犬種であるアメリカン・スタッフォードシャー・テリアという犬種がいる。この犬種はもともとはアメリカンピットブルと全く同じだが、闘犬の気質を除いて、ペットとして飼えるように気質を改良した犬種である。

そのため、JKCではアメリカン・プット・ブル・テリアという名前での登録は出来ないが、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアとしての登録は出来るのである。

ただし、アメリカンピットブルは知っていても、アメリカン・プット・ブル・テリアという犬種を知っている人は少ないだろう。

したがって、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアという名前で販売しても売れない。だから、JKCではアメリカン・スタッフォードシャー・テリアという犬種で血統書を持ちながら、別の血統書発行団体であるKCジャパンではアメリカン・プット・ブル・テリアという犬種名で血統書を取るらしい。いわば2重国籍ならぬ、2重血統書である。(参照:アメリカンピットブルテリアとアメリカンスタッフォードシャーテリアの歴史

つまり、闘犬ではなくなっているアメリカン・プット・ブル・テリアを闘犬として有名なアメリカン・プット・ブル・テリアとして販売している例もあるようなのだ。

でも、土佐犬はペットタイプというのはあまり聞かない。が、ネットではそんなタイプがいるようなことが書かれているものもなるようだが・・・。

やはり、闘犬種に関しては何らかの条件付きでも、所有する際の制限を付けてもいいのではないだろうか。

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土佐犬を飼う人は、その責任の大きさを考えないといけない

闘犬種と言われる犬種全般に行っていいことだと思うけど、飼う人は普通の犬とは違う、ということをしっかりと認識して飼育管理をしなければいけないだろう。

闘犬=かっこいい、と言った安易な理由で闘犬種を飼うことは、絶対的に反対である。(ただ、一部のアメリカンピットブルとして販売されている犬のように、もともと闘犬種ではなくなっている血統を闘犬種の犬種名で販売されるのは別で、それはそれで別の問題であると思う。)

土佐犬の場合、おそらくは飼っている方の目的はほとんどの場合、実際に闘犬をさせることなのではないだろうか。

単にペットとして飼う人がいるのであれば、どういう理由であろうか?

そんな人はいないと思うのだが。

土佐犬だから特別な規制があるわけではないが、でも土佐犬の飼い主となる人には、普通の犬を飼うのとは全く違った高い意識で飼育管理をしてほしい。

実際、土佐犬を飼っている方は、そういう意識で飼育管理をしていると思うし、そう信じたい。

個人的には闘犬を良しとは思わないが、ひとつの日本の文化である、という観点から考えれば、簡単に否定できるものではない。

例えば、イルカ漁や捕鯨の問題と同じかもしれない。

でも、土佐犬の場合は、普通の生活をしている人の中で飼われることになる。

もし、冒頭の土佐犬の逃走事件のように、逃走されたら、人の命に関わる事件にもなりかねないのである。

したがって、ちょっとした不注意で犬が逃げてしまった、というようなことは許されない、実際にそれによって人の命も奪われているのである。

うっかりしていた、ちょっとした隙に、なんて言い訳は土佐犬の飼育に関しては通用しないと思う。

今回の逃走事件は、車の事故が原因なので、不可抗力での事故だと思う。幸い、逃走した土佐犬による被害はなかったが、もし、何か実際に人に危害を加えるようなことがあった場合の責任はどうなるのだろうか。

もしそれで人に対しての被害が出たりしたら、本当に不幸である。

もちろん、土佐犬だけではなく、犬を飼う人はそれなりの責任を負うことになるのだが、土佐犬のような闘犬種を飼う場合は、そのレベルをはるかに高いところで考えるべきだろう。

おそらくは、実際に土佐犬を飼っている方のほとんどは、そんなことは当たり前、というレベルの意識を持っておられると思うが。

逆に言えば、普通の人は土佐犬を飼うべきではない、といっていいのではないか。

ということは、やはり土佐犬を飼うには、なんらかの条件があってもいいように思うのだが・・・。

*この記事を核に際してWikipediaから次のページを参考にさせてもらいました。


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