犬の体重、状態から概略の犬が1日に必要なエネルギー量(ドッグフード量)の目安を計算できます
市販のドッグフードには、必ず体重で区分された犬に与える量の目安が記載されています。
しかし、より犬の状態に合わせて、1日に犬に与えるエネルギー量の目安を計算できます。
すぐに計算機を使いたい方は、
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犬に必要なエネルギー 計算に必要な情報
犬が1日に必要とするエネルギー量の計算に必要な数値は、犬の体重のみです。
さらに、対象とするドッグフードの100g当たりのエネルギー量(kcal)がわかれば、与えるドッグフードの量(g)がわかります。
下の計算フォームでは、仮に378kcal(ロイヤルカナン インドアライフ アダルトの100g当たりのエネルギー量)で入力しています。
ただし計算に際しては、その犬の年齢、状況、状態などを確認しておく必要があります。
- 犬のライフサイクル 子犬(月齢)・成犬・高齢犬
- 避妊・去勢しているか否か
- 肥満、あるいは肥満傾向にあるか否か
- 妊娠・授乳しているか否か
- 特別な運動・労働をしているか否か
普通の犬であれば、下の2つはあまり関係ないと思います。
これらの犬に関する情報を確認して頂き、下の計算フォームで計算1日にその犬が必要とするエネルギー量、および1日に当たるドッグフードの量が計算できます。
市販のドッグフードには、必ず与える量の目安の分量が書いてありますので、基本的には、その分量を目安にして良いと思いますが、より細かく調整する際の目安として下の計算フォームをご利用ください。
*ただし、
ドッグフードに記載の値や、下の計算式での値は、あくまでも、ひとつの目安としてお考えいただき、
必ず、実際の犬の体つき、体重、便の状態などから与える量は調整してください!
なお下の計算フォームの、「使用するドッグフードの100g当たりのエネルギー量(kcal)に下の数字を変更してください。」の下の378という数字は、「ロイヤルカナン インドアライフ アダルト」というドッグフードの100g当たりのエネルギー量です。そのままでもある程度の目安にはなりますが、正確には、お使いのドッグフードに記載されている100g当たりのエネルギー量(kcal)の数字に変更してください。
犬に必要なエネルギー 計算フォーム
*それぞれのドッグフードメーカーは独自の算出式を持っていると思われます。
従って、この計算値から算出したドッグフードの量と、ドッグフードの袋に記載の値に若干のずれがある場合もあります。
その時は、ドッグフードに記載の基準となる量を普通の成犬(避妊・去勢なし)を1として、他の条件を付ける場合は、下記の係数をかけてみるのも一つの方法です。
これも含めて、最終的には飼い主さんの判断で目安となる量を決めて下さい。
ただし、繰り返しになりますが、
ドッグフードに記載の値や、上の計算式での値は、あくまでも、ひとつの目安としてお考えいただき、
必ず、実際の犬の体つき、体重、便の状態などから与える量は調整してください!
上の計算式では、避妊・去勢していない成犬を1としてそれぞれ次のような乗数を使っています。
- 子犬 生後4か月以内 × 1.67
- 子犬 生後4か月~成犬 × 1.11
- 成犬 避妊・去勢していない × 1
- 成犬 避妊・去勢している × 0.89
- 成犬 体重が増加傾向 × 0.78
- 成犬 体重の減量が必要 × 0.56
- 高齢犬 × 0.78
- 運動・労働 軽度にしてい × 1.11
- 運動・労働 中程度にしている× 1.67
- 運動・労働 かなりしている × 2.22