子犬の迎える時期は?
生まれたての子犬を見たことがありますか?
生まれたての子犬は、それだけ見ても子犬だとはわからないような、ネズミというか、イモムシ状態で、犬種どころか、なんの動物かもわからないです。
でも、目が開いて生後1ヶ月ぐらいになるとだんだん子犬らしく、とてもかわいくなってきます。
その後、だんだん成長してあかちゃんから幼児、そして少年少女の顔になって成犬へと成長していきます。
子犬を欲しい、という方のなかには、なるべく小さいうちから飼いたいという方がいらっしゃいます。
確かに生後1ヶ月ぐらいだとまだあかちゃんで見た目はすごくかわいいですよね。でも、その時期ではまだ離乳も完全ではないので、やはり飼うには早すぎます。
犬種にもよりますが、早くても生後50日から60日ぐらいまではブリーダーさんの元に置いておいてあげたほうがいいでしょうね。
というようなことから子犬の引き渡しに関して8週齢規制というものが言われてきたのです。
人の愛情を受けて育てられた犬は何歳でも新しい飼い主さんにも迎えられる
生後3ヶ月とか生後100日以降にお引き渡しすべき、とのことも言われますが、それも間違いではないのかもしれません。
ただし、その場合でも、生後3ヶ月または100日の間、親犬だけでなく、人間も一緒に子犬に手をかけて、愛情を持って世話をしていれば、の条件付で、ということになりますが。
というのは、人間の愛情や世話なしで、犬社会だけで長く生活したり、また逆に愛情なく扱われたりした場合は、どんどん人間に対する警戒心が強くなってしまいます。
逆に、人間に愛情を持って育てられたワンちゃんは、生後3ヶ月どころか、生後半年、また1年以上、成犬になって何歳になっても、新しい飼い主さんになついてくれるのです。
そういうワンちゃんは人間が自分たちをかわいがってくれて、いろいろと世話をしてくれることをきちんと理解しているのです。だから、新しい飼い主さんのところへ行っても、その飼い主さんが愛情を持って世話をしてあげれば、すぐにそれを理解し、ワンちゃんも新しい飼い主さんを、ちゃんと受け入れてくれるのです。
生後半年ぐらいのワンちゃんだと、なつかないのでは?
と心配される方もなかにはいらっしゃるかと思いますが、上記の通り、けっしてそんなことはないのです。もちろん、愛情を持って育ててくれるブリーダーさんのところにいれば、との条件つきですが。
ただし、生後半年まで、ブリーダーさんにしか接していない場合もあるので、人間に対する抵抗感はなくても、新しい飼い主さんに慣れるまでに、少し時間がかかる場合もあるようです。
これは、その犬の性格にもよりますが、それでも、飼い主さんが新しく世話をしてくれることを理解すれば、しっかりとなついてくれます。
生後2ヶ月ぐらいのワンちゃんは小さくてかわいいですが、その分、最初の1ヶ月ぐらいはとても手間がかかります。また、健康管理には充分注意する必要があるのです。
特に体の小さいチワワなどはとても慎重に世話をする必要があり、極少チワワでは、半年以上たってからではないと引渡ししない、というブリーダーさんもいます。
その点、極小犬は別にして、通常のワンちゃんであれば、生後3ヶ月以上経過すればある程度しっかりしてきて、4ヶ月、5ヶ月であれば、より飼い始めるのも安心で、手間もかかりません。
そしてそのくらいのワンちゃんの場合、躾もある程度はブリーダーさんが入れてくれていますから、世話も楽なのです。
うちのワンコも、ボーダーコリーは生後3ヶ月、ジャーマンシェパードは4ヶ月、パピヨンは6ヶ月でうちにきましたが、みんなすぐにとてもよくなつき、生後経過月数を全く感じさせません。
もちろん子犬らしいかわいさは生後2ヶ月の子犬にはかないません。また、逆に手をかけて育てたいという方には、やはりそのくらいの子犬がお勧めですが、犬は飼いたい、でも忙しくて手をかけてあげられない、という方には、生後3ヶ月以降の子犬がいいと思います。
生後3か月以降の犬を迎えるには?
ただし、生後3ヶ月から半年の子犬を欲しいからといっても、そういう子犬がなかなか見つからない、ということもあるかもしれません。
実際、やはり月齢の小さい子犬が欲しい、という方が圧倒的に多く、また、ブリーダーもなるべく早く子犬を出したいという場合が多く、やはり生後2ヶ月ぐらいで出してしまうのです。
だから、その場合は、やはりしっかりとしたブリーダーさんのところにいる子犬を探すことになるのです。
でも、ブリーダーさんも、やはりそのぐらいの月齢になるとはやく飼い主さんを見つけたい、ということになり、価格もこの頃になるとだいぶ安くなる場合があります。
したがって、成長してしっかりして、かつ価格も安いので、そういうワンちゃんがいた場合は、とてもチャンスなのです。
でも、ある程度成長した犬を探す最も簡単で、最もお勧めなのは、里親を探しているワンちゃんたちです。
でもそういった里親探しの犬を保護している団体は、譲渡条件がかなり厳しい場合もあります。
なかなか探すのは大変ですが、そういうワンちゃんを見つけたときは、ちょっと検討してみてもいいのではないでしょうか。
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