今日の午前中にトレーニング前の散歩を行いましたが、ももちゃんは外に出てもあまり委縮するような様子は見られなかったので、トレーニングを始めることにしました。
トレーニングの方法は、すでにこのホームページでも紹介し、また先日のしつけ相談でもお話しした通り、リードでの」ショックとその直後のフォローで行います。
モモちゃんへの最初のリードでのショックは、下の動画のちょうど1分経過ぐらいのところです。ももちゃんのキャンという声が聞こえます。その後、5分ほど声をかけながら体を撫で5分ほど経過後、また、モモちゃんが自由に動けるようにします。
この段階では、またモモちゃんは私から離れようとしたので、すぐに2回目のショックをかけます。(6分12秒ぐらいのところ)
また5分ほど経過後、モモちゃんが自由に動けるようにします。またモモちゃんは私から離れようとしたので、3回目のショックをかけます。(10分15秒ぐらいのところ)
また5分ほど経過後、モモちゃんが自由に動けるようにします。(15分40秒ぐらいのところ)
この段階で、モモちゃんは私から離れようとしなくなりました。
その後、少し離れては「おいで」と言いながらモモちゃんを近づける、近づいたら撫でる、という繰り返しで、少しずつ離れる距離を伸ばしながら、また、徐々に歩きながら離れ、ついてこさせるようにします。
今日の段階では、まだモモちゃんと対面しながら動くまでとしましたが、最後の方では、ほぼモモちゃんは私について歩くようになってきました。
最初のトレーニングで大事なポイントは、しっかりと犬に伝わるリードでのショックをかけること、その直後に驚いた犬のストレスを解消させるため、優しく声をかけながら体を撫で上げることです。
リードでのショックは、引っ張る感じではなく、瞬間的に力強くリードを動かし、犬を驚かせるようにすることです。リードは常に弛んだ状態にしておき、鋭く、瞬間的にリードでのショックをかけます。このとき、リードが張っていると、ショックをかけようとしても、リードで犬を引っ張る形となり、全く効果がありません。リードを弛ませた状態で、鋭く、瞬間的に、犬を驚かせるように力強くリードでのショックをかけることがポイントです。
その後のフォローは、私の場合は、犬の名前を呼びながら、「グッド(good)」を繰り返しなるべく優しく言い続け、同時に体を背中、足、のどのところなどを順番にしっかりと地肌をこするように撫で続けます。これがけっこう忍耐が必要で、時計を見ながら、初日のショックの後は、5分ほどフォローするようにしています。
実際に行うと難しいと感じるかもしれませんが、やることはこれだけです。
動画をご覧頂き、どんな要領で行うか、ご覧になってください。
▼モモちゃんトレーニング初日
モモちゃん動画
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- リードでのショックとフォローのポイント
- 基本トレーニングと問題行動の対処方法要約
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