高齢者は子犬を飼えない?
私たちもすでに還暦を超え、高齢者の仲間入りをすることになってきました。自分では、まだそんな高齢者だと思っていませんが、周りから見れば、立派な高齢者に見えるんでしょうね。
愛犬たちも、もう7頭が旅立ち、今残っている3頭も、すでに15歳となっています。ボーダーコリーの1頭は、愛子氏が弱り、まともに歩けなくなってきました。
でも、獣医さんからは、ボーダーコリーで15歳なんてすごい、と言われましたけど。
自分たちもいつどうなるかわからない年齢になってきましたが、それでも、残る3頭は、おそらく私たちが見送ることになるでしょう。
一時は9頭いた愛犬たちが、次々に旅立ち、残った愛犬も老犬となり、なんとなく寂しいですね。
でも、だからと言って、これから子犬を飼おうというのは、難しいと思ってます。
何せ、自分たちの年齢を考えたら、とてもじゃないけど、子犬をこれから飼い始めるのは将来に不安があります。
では、私たちのような高齢者が犬を飼い始めることは、出来ないのでしょうか。
高齢者は、高齢の保護犬を飼う、という選択肢もある
なぜ今から子犬を飼るのにためらうのか?
それは、年齢的に、犬が15年ぐらいの寿命としても、自分たちがその前に旅立ってしまう可能性があるからです。動物医療も発達してきた今、犬だって、20年ぐらい生きている可能性はありますからね。
また、自分たちがまだ生きていても介護を受けるような状態になったら、犬の世話をすることが出来ません。
だから、今から子犬を飼うのはためらってしまう、現実的には難しいのです。
では、犬をもう飼うことはできないのか?
その答えとして、必ずしも無理ではない、と思います。
例えば、保護犬です。それも、ある程度年齢のいった保護犬を飼う、という選択肢はあるかと思います。
例えば、5~6歳ぐらいの犬であれば、まだ還暦ぐらいの年齢であれば、可能である可能性はそれほど低くはないのではないでしょうか。
もっと年齢の言った高齢犬に近い犬を引き取る、ということもできます。
高齢犬とのんびりと過ごす、という生活も悪くないように思います。
高齢になってからこそ、犬のようなパートナーがいることが必要にも思いますからね。
高齢者にはロボットという選択肢もあるかもしれない
もうひとつ、高齢者のバートナーとしての選択肢があると思います。
それは、ロボットです。
犬型のロボットとしては、ソニーのアイボがありますが、必ずしも犬型ではなくても良いと思います。
例えば、テレビでもよく紹介されていましたが、”LAVOT” ラボットです。
犬とは少し形が違いますが、なんとなく愛嬌のある形で、生きているような動作をしてくれるようです。
自立して動き、障害物は自分でよけて、目を見れば、目を合わせてくれるそうです。
価格は、税抜きの本体価格が、SOLO(ソロ)が299,800円(税別)、DUO(デュオ=2体)が579,800円(税別)。
月額費用はプランによって違うようですが、けっこうリーズナブルになるようです。
今、ペットショップで見る子犬の価格は、トイプードルで50万円前後、高い子犬では100万円近くあるいはそれ以上の価格がついている子もいます。
そんな子犬の価格と比べれば、ラボットの価格は決して高くないようにも思います。
しかも、フード代や、医療費などのランニングコストだって、生きている犬のようには掛かりません。
かなり良く出来ているようで、本当に生きているように一緒に暮らしていけるようです。
個人的には、もし子犬を飼うことを考えたら、このラボットを選ぶかもしれません。
もちろん、高齢者でなくても、子供がいても、このラボットは良き生活のパートナーとなってくれるのではないでしょうか。
そう簡単に変える価格ではありませんが、子犬を買うということを考えたら、十分比較の対象にはなるのんではないでしょうか。