1頭の犬を飼い始めると、もう1頭飼ってみようかな、と考える人も多いのではないでしょうか。
そして、特に最近は実際に2頭目を飼う方も多くなってきたように思います。
そんな2頭目の犬を飼う場合、1頭目の犬がとても良い子で、手のかからない子宝という理由から、2頭目の犬も1頭目と同じ犬種を選ぶ方もいらっしゃいます。
が、そんな期待から同じ犬種にしたのに、1頭目とは全く性格が違って、苦労している、という声もしばしば聞くように思います。
実際に、しつけ相談にいらっしゃる方でも、そんな方が何人かいらっしゃいました。
でも、それはごく当たり前のことなのです。
同じ犬種だからと言って、同じ性格だとは限らない、というよりも、同じ犬種でも、個々の犬にはそれぞれ個性があるので、10頭いれば、性格も10通りです。
これは、人間と全く同じなのです。
同じ日本人でも、いろいろな人がいますよね。
世界中にはいろいろな人種がいますが、外見的な大きな特徴はあるかもしれませんが、特に性格面では、やはりそれぞれの人種にいろいろな性格の人がいます。
犬も全く同じです。
というか、犬の場合は人間よりもはるかに多様性があります。
現在の血統書付きの犬種でも、もとをたどれば、いろいろな犬種を交配されながら作られてきた犬種です。
例えば、ジャーマンシェパード、日本では警察犬として有名ですが、この犬種も比較的最近作られた犬種で、もととなる犬にいくつかの犬種を交配させながら、現在の形が作られてきたのです。
従って、現在の犬には、はるか昔の犬から代々、数え切れないほどの犬の遺伝子が受け継がれているのです。
もちろん、近い先祖のものが出やすく、だからひとつの犬種として固定されるのかもしれませんが、それでもその近い祖先でもいろいろな犬がいます。
でも、特に性格、気質的な面では、たとえ外観がほとんど同じでも、個々の犬では全く違うのです。
従って、犬種というくくりが全く関係ないとは言いませんが、この犬種だからこういう犬だろうという期待は、ほとんど無意味というか、期待すること自体が無理だと思います。
それよりも、どんな性格でも受け入れて、飼い方・しつけ方で飼い主さんが扱いやすい、誰からも愛される犬に育ててあげることの方が大事だと思います。
▼ドッグトレーナーが選んだ目的別犬のしつけ教材ベスト3!
- しつけだけではない、犬を飼うに際して必要なことなど、全ての犬の飼い主さんに見てほしい⇒「イヌバーシティ」
- 早く確実にしつけをしたい方には、「ダメ犬しつけ王選手権全種目1位」の⇒「森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法」
- 愛犬の、「噛む」、「うなる」、「吠える」、でお困りの方には⇒噛み犬のしつけに重点的に取り組んできたカリスマトレーナーのしつけ法
▼amazonの売れ筋ランキング
・犬用品・ドッグフード・トイレシート・お出かけ用品
[PR]☆ワンちゃんがとけちゃうドッグマッサージ ☆最新副業支援ツールtop10
▼サイトコンテンツ