マロちゃんしつけトレーニング8日目です。
今日は、午後になってやっと雨が上がったので、ある程度路面が乾いてきた夕方い外でのトレーニングを行いました。
マロちゃんは、ほぼリーダーウォークも出来て、オスワリ、マテもできます。
ただ、犬や人が通った時にそちらに気を取られてしまうことがあります。
その時はリードでのショックで意識をこちらに向けさせるようにします。
これを今後も繰り返し行っていくことが必要です。
また今日は、室内でのトレーニングと同様に、家内にも外でのリーダウォークトレーニングを行ってもらいました。
最初は、マロちゃんも私を意識して視線が私の方へ来てしまうので、途中で少し視線から外れてトレーニングを行ってもらい、また近くに行ってトレーニングを見ていました。
最後の方になると、マロちゃんも家内に意識が集中してきたようでけっこういい感じでリーダウォークトレーニングを行っていました。
このように、犬は人によって態度を変えるのでおうちへ踊られてからも必ず、飼い主さんご自身でのトレーニングが必要になります。
トレーニングによって、その人との主従関係と信頼関係が出来てきて、初めてその人がその犬の問題行動に対処できるようになります。
問題行動の対処の仕方は、犬にやらせたくない行動をわざと犬にさせるようにしてその時にその行動をリードでのショックで止める。止まったら、すぐにフォローする、つまり優しく声をかけながらしっかりとその時のストレスを体を撫でることによって取り除いてあげる、これによってその行動を止めさせることが出来ます。
例えば、飛びつきを止めさせる場合、わざとマロちゃんを飛びつかせるようにして飛びつこうとしたらリードでのショックをかけて、すぐにフォローする、これによって止めさせます。
これについては、お迎えの時におそらく飼い主さんには飛びつくと思うのでそこで、実際に飛びつきを止めさせるトレーニングを行いたいと予定しています。
また、おうちへ戻られてから今までと同じ飼育環境、具体的には室内で自由にさせる、散歩でトイレをさせる、ということに戻ってしまうと犬もすぐに元に戻ってしまいます。
こちらで出来ているように、外でも人について歩く、オスワリ、マテをさせる。またハウスの指示で抵抗なくハウスに入るようにするには、こちらで行っているトレーニングと同じことを継続して行っていただくと同時に、こちらでの生活パターンと同じように、トレーニングの時以外は、ハウスの中ですごさせることが基本です。そして、トイレはこちらと同じように専用のサークルに入れて、扉を閉めてそこでさせるのが基本です。
特におうちへ戻られてからしばらくはこの飼育環境を厳守して頂き、トレーニングを行うことが重要です。それが出来れば、マロちゃんは今の状態が維持して、問題行動を止めさせられるようになるでしょう。
ある程度、マロちゃんが指示に従うようになれば、人がいるときはハウスから出して問題行動をさせないようにして過ごすこともできるようになると思います。
それまでは、上記の飼育環境とトレーニングを確実にお願いします。
マロちゃんはとても訓練性がよいわんちゃんです。とても賢い犬なので、逆におうちへ戻ってからの環境が依然と同じであれば、頭のいいマロちゃんはすぐにここでは元の態度で大丈夫だと認識してしまいます。
賢い犬はしつけさえしっかりと入ればとても飼い易い犬になりますが、しつけをいい加減にすると逆にとても扱い難い犬にもなりかねません。
マロちゃんの訓練性の良さをしっかりとおうちでも引き出してほしいと思います。
では、今日の動画をご覧ください。
マロちゃんしつけトレーニング動画
- マロちゃんしつけトレーニング 1日目
- マロちゃんしつけトレーニング 2日目
- マロちゃんしつけトレーニング 3日目
- マロちゃんしつけトレーニング 4日目
- マロちゃんしつけトレーニング 5日目
- マロちゃんしつけトレーニング 6日目
- マロちゃんしつけトレーニング 7日目
- マロちゃんしつけトレーニング 8日目
- マロちゃんしつけトレーニング 9日目
家庭犬しつけトレーニングの心構えとポイント
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