2頭の愛犬が1週間の間をおいて永眠した。その後すぐに飼い主は脳梗塞に・・・
5月の連休後、愛犬の2頭が相次いで永眠した。
17歳のパピヨンのカノンと15歳のトイプードルのルンが。
でも、後から考えると、彼女たちは、永眠するタイミングを、家族のために考えてくれていたのである。
最初にパピヨンのカノンが、そしてその1週間後にトイプードルのルンが永眠した。そして、ルンの葬儀を終えた翌日、僕は脳梗塞を発症して、救急搬送、入院となったのである。
もし、僕が脳梗塞を起こした後に、カノンやルンが永眠していたら、大変だった。
なぜなら、ペット・トライアングルのラブドッグ店は、僕の家内が主に取り仕切って運営している。そこに、僕の入院で、毎日面会に来てくれて、僕がやっていた別居する母の介護も家内がやってくれるようになったのだ。
もちろん、お店の方は普段通り運営しなければならない。幸か不幸か、新型コロナの影響でコロナ前に比べると忙しさは減ってはいるが。
そんな状態の中で、愛犬があいついで永眠したら、僕はもちろんその葬儀にも出られないが、家内の方は、大変なことになっていただろう。
それを避けるために、カノンとルンは、僕が脳梗塞で倒れる前に、永遠の眠りに入ってくれたのだ。ちゃんと、家族のことを考えてくれたのだ。
僕は、その後1か月ほどで後遺症もなく、仕事にも復帰した。今でも、もし、僕が救急搬送された後に、彼女たちがあんなことになっていたら、どうなっていただろう、と思う。
ちゃんとその前に永眠に入ってくれた彼女たちに今はとても感謝している。
愛犬たちはみんな永眠のタイミングを考えていてくれた
すでに永眠している愛犬たちも、みんなそのタイミングを考えていてくれた。
ボーダーコリーのミルキー、ジャーマンシェパードのサラ、トイプードルのプーちゃん、そしてジャックラッセルテリアのコナン。
みんな、すでに家を離れた娘たちが、ここしか集まれない、というタイミングで葬儀ができるところで永眠してくれていたのである。
だから、みんな愛犬たちの葬儀の時は、家族が集まることができたのだ。
うちには、まだすでに老犬となってしまっている愛犬たちが3頭いる。
1頭はすでに、足腰が弱って思うように歩けない。
これから先、必ず来るであろうその愛犬たちの永眠の日も、そのタイミングを考えてくれるだろう、と思っている。当分来てほしくはないが。
というか、飼い主もいつ永眠してもいい年齢になってきてしまったが。