愛犬の遺骨、どうしてますか?
愛犬との別れ、これは必ず起きてしまうことです。
そして、多くの場合は、愛犬が先に旅立ってしまう、ということが多いでしょう。
愛犬が亡くなった場合、今はほとんどの飼い主さんが火葬をするのではないだろうか。
法律上は、死んだ犬などは、廃棄物に該当するようだ。
でも、そんな扱いをする飼い主さんはほとんどいないのではないだろうか。
家族同様一緒に暮らしてきた愛犬の死は、まさに家族の一人が亡くなったことと、まったく同じような感覚を持つ人がほとんどではないだろうか。
今は、ペットを火葬してくれるところは、ほぼ、全国どこにでもあるだろう。
もちろん費用は掛かるが、それでも火葬してあげたい、してあげる、という人が多いだろうと思う。
火葬された愛犬は、お骨となり、骨壺に入れられて持ち帰る、というのが一般的なのではないだろうか。
愛犬のためのお墓を作ってあげるのが一番いいのかもしれないけど
でも、遺骨となった犬のために、お墓を作ってあげるという選択肢もある。
ペット専門の霊園もある。
例えば、東京の付中には、慈恵院という国内最大級の総合ペット霊園がある。
そこには、有名人のペットのお墓が人間のお墓並みにたくさんある。
さすがに、ペット霊園として、100年以上の歴史がある、というだけのことはある。
もちろん、一般の犬の飼い主さんの愛犬の遺骨も収めて供養してくれるようだ。
実際、うちの親戚がその慈恵院から歩いて10分ぐらいのところに住んでいて、亡くなった愛犬の遺骨はそこで供養されている。
実際にそこへも行ったことがあるが、一般の人用の安価な供養所は、3畳ぐらいのスペースの壁際の棚に、ぎっしりと収められ、そういった部屋がいくつもある。
こういった、ペット霊園が近くにあれば、そこに愛犬のお墓を作って供養してあげるのが一番いいのかもしれない。
ただし、こういったペット用霊園の場合、けっこう費用がかかることもある。
お金の問題じゃない、という人もいるかもしれないが、今は人間だって、葬儀は簡素になってきている。
それに、1頭だけならなんとかなるが、多頭買いしている場合は、その費用は馬鹿にならない。
そういったこともあり、お墓を作るのは断念している人も多いのではないだろうか。
実は、うちもそうなのである。
愛犬のお墓を作らない場合はどうするのか。
家で保管する、という選択になる。
愛犬の遺骨を家で保管するという選択
遺骨を家で保管する、というのは、人間の場合でもあるようだ。
いけないわけではないらしい。
ましては、愛犬の遺骨だったら、より家で保管したい、という気持ちを持つ飼い主さんもいるのではないだろうか。
うちには、現在、7頭の愛犬たちの遺骨が入った骨壺がある。ちなみに、犬ではないが、フェレットの遺骨の入った骨壺も3つある。
大きい骨壺は、それぞれの犬が愛用していたケージの中に、小型の一緒に寝たりしていた犬の小さな骨壺は、枕もとの棚に保管している。
うちにはまだ3頭の老犬がいる。
したがって、将来的には、10個の骨壺を保管することになる。
だから、愛犬たちの骨壺専用の棚を作ってあげようかと思っている。
遺骨に愛犬たちの魂はすでにないかもしれない。
でも、なんとなくそばに置いておきたい、という気持ちもあるのは事実だ。
愛犬の遺骨を家で保管する、それも一つの選択ではないだろうか。