ドーベルマンの飼い方

ドーベルマン 飼育管理は大切です

ドーベルマンは室内で飼える?

ドーベルマン

ヨーロピアンタイプのドーベルマンは大きさもかなりおおきくなります。いざ飼うにしても、広い庭もないし、散歩も大変そう、と思うかもしれません。

ドーベルマンを番犬として飼うのであれば、外飼いにすれば、何もしないで立派な番犬になるでしょう。でも、基本的にドーベルマンに限らず、犬を番犬として飼うことはお勧めしないというよりも、避けてほしいと思っています。

ドーベルマンが可哀そうですからね。

ドーベルマンはその存在だけでも、十分に番犬としての目的を果たしてくれるでしょう。でも、実際に番犬として飼われてしまうと、犬は常に家に近づくすべての気配に対してアンテナを張らねばならず、ストレスのかかり続ける毎日をス超すことになってしまいます。これは、犬にとってはとても可愛そうなことだと思います。

いかに大きなヨーロピアンタイプのドーベルマンでも、超大型犬ではないので、室内で飼うことは、それほど大変なことではありません。

本サイトの犬の飼い方・しつけ方で書いてある通りにしていただければ、十分にドーベルマンを室内で飼うことができると思います。

つまり、室内でのハウス飼いです。

通常は、犬が安心できるハウスで過ごし、しつけトレーニングでドーベルマンとの主従関係と信頼関係ができれば、飼い主さんがいるときは、ハウスから出られるようにしてあげることもできます。

トイレも出来るだけ室内でさせる

トイレも、できれば室内に設置してあげたいですね。少し大きめのサークルをトイレとして使います。サークルを使用すれば、足をあげるオスでも、サークルの側面にペットシートを垂らすことによって、対応できます。

また、サークルをトイレにすれば、ペットシートから足がはみ出して、おしっこが外れる、ということもありません。

でも、大きいから室内ではどうしても、というときは、家のなるべく近くの決まった場所でしか、排せつをさせないようにします。

トイレが室内でできれば、毎日散歩に行く必要もありません。

雨の日の外出は、ドーベルマンにとって決して良いことではありませんからね。

できるだけ、室内でトイレが出来るようにしてあげてください。

ドーベルマンも家庭犬であれば特別な運動は必要ありません

大きな犬だから、毎日かなりの量の運動をさせないといけないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、その心配は不要です。

もちろん、適度な運動は必要です。しかし、展覧会に出すのでもなければ、普通の犬と同じです。

大きなドーベルマンだからと言って、1時間、2時間の散歩や、ましてや自転車で引いての散歩なんて全く必要ないどころか、そんな散歩はさせない方が良いのです。

訓練士が競技や展覧会目的で訓練するのとは違い、一般の方が過度の運動をさせると、ドーベルマンの体を壊しかねません。

長時間の散歩よりも、普通の適度な散歩と、大事なのはドーベルマンとコミュニケーションをとる時間です。

犬とのコミュニケーションとは、飼い主さんが犬に指示を出す、犬がそれに従う、犬が次の指示を待つ、を繰り返し行うことです。

ドーベルマンも大好きな飼い主さんとのこのコミュニケーションが最も楽しく、ストレス解消の時間となります。

ただしドーベルマンの管理はしっかりと

普通の犬の飼い方となんら変わることはないのです。

ただし、ドーベルマンだからこそ、注意してほしいこともあります。

どんなに人懐っこいドーベルマンでも、絶対に家から外に逸走することのないように、しっかりと管理してください。

いまだに世間でのドーベルマンに対する見方は、ほとんどの人が怖い犬です。

逃げ出したドーベルマンを見た人は、恐怖心にかられるでしょう。そして、近づかれれば、「噛まれる」、なめられても「噛まれた」と感じるでしょう。

ましてや、しっかりとしつけトレーニングをされていない自分がリーダーだと思っているドーベルマンであれば、攻撃的にもなりかねません。実際、そういう事件も発生しています。

現実的には、しつけトレーニングをされたドーベルマンが家から逸走する可能性は低いし、そういう飼い主さんは、ドーベルマンの管理もしっかりとしているでしょう。

問題は、ドーベルマンを怖い犬として飼い、ろくなしつけをせずに飼っている方です。

そういう方がいるために、ドーベルマンに対する偏見がなくならない大きな要因にもなっていると思います。

全てのドーベルマンの飼い主さんには、しっかりとした飼育管理としつけを行ってほしいと思います。ドーベルマンのために。

室内での放し飼いは、しつけトレーニングがしっかり入ってから

もう一つ、注意してほしいのは室内での放し飼いです。

ドーベルマンは室内でも問題なく飼えると書きましたが、それはケージでのハウス飼いが前提です。

しつけトレーニングが入っていないドーベルマンを室内で最初からフリーにすれば、そてがたとえ子犬であったとしても、室内は大変なことになりかねず、またしつけトレーニングも入りずらくなってしまいます。

しっかりとしつけトレーニングが入った後に、飼い主さんが家にいるときだけ、ハウスから出られるようにしてあげるのはいいでしょう。

また、そうできるようにドーベルマンを育ててほしいと思います。

ドーベルマンの良さをしっかりと引き出してあげてください

大型犬の場合、生後1年ぐらいまでは、体は大きくなっても心はまだまだ子犬です。ドーベルマンも生後1年ぐらいでほぼ成犬の大きさに近づきますが、一般的に大型犬の場合、肉体的にも、精神的も大人になるのは生後3年ぐらいです。ある程度、躾が入るまでは、家の中のデストロイヤーにもなりかねません。

ましてや、ろくにしつけも入れなければ、大きな暴れ犬になってしまします。ドーベルマンは楽しく遊んでいるだけでも、周りへの影響は想像以上、ということになりかねません。

実際に、ドーベルマン専用の部屋を作ったが壁を壊され、壁が抜けてしまった。ドーベルマンを室内に放したら、家具を壊された、車庫にドーベルマンを放しておいたら、車がぼこぼこになっていた、というお話を、ドーベルマンの子犬を引き取られた方から、実話としてお聞きします。

元々の性格に問題がなくても、飼い方次第では、大きな問題のあるドーベルマンにしてしまうこともあります。

大きなヨーロピアンタイプのドーベルマンには、特にいい加減な飼い方は許されません。ドーベルマンで噛むという事件も、犬の問題ではなく、すべて飼い方・しつけ方の問題です。

ヨーロピアンタイプのドーベルマンの、とても魅力的な良さを引き出すためにも、ドーベルマンにはしっかりとした飼い方が必要です。

ドーベルマンの偏見を少しでもなくしていくためにも、ドーベルマンの飼い主さんはしっかりとした飼育管理をお願いしたいと思います。

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