子犬に「一目惚れ」、子犬の「衝動買い」、ストップ!
最近、テレビでよく見るACジャパンのコマーシャルがあります。
ACジャパンが日本動物愛護協会と行っているキャンペーン「一目惚れ」です。
ペットショップで子犬を見た男女ペアのお客さんが、子犬を見て「可愛い」と。
そしてペットショップの店員さんが、「抱っこします?」と。
お客さんは、「いいんですか」と言いながら子犬を抱っこ。
お客さんはまた「可愛い」と。
ペットショップの店員さんは、すかさず、「お二人にぴったりです」と飼うことを促す。
お客さんは、「買っちゃう?」、「うち来る?」、「一目惚れしたっちゃぞ」と。
そのタイミングで、子犬を大きく映し出され、「その一目惚れ、迷惑なんです過度」とのナレーションが。
そして、「命を衝動買いしていませんか?安易に販売していませんか?」、とナレーションが続く。
これこそまさに、ペット後進国日本の問題点ではないでしょうか。
欧米では、ペットショップでの犬や猫の販売が禁止される方向に向かっています。
犬と猫がペットショップで買えなくなる と言っても、これはフランスの話。ここのところのネットニュースでもけっこう取り上げられている。 ただ、僕の中では、すでにフランスなどの主要なヨーロッパの国ではペットショップの店頭での犬 …
それに対して、日本では、ネットでの子犬の販売を締めだしたりするような法律を作り、実質的にペットショップで子犬を買わせる方向に向かっているのです。
その結果、子犬の価格は、大きく上昇。
ペットショップも、ブリーダーも、ほくほくとなっているのが現状です。
しかも、新型コロナ感染によって、在宅時間が増えた人たちによって、ペットの衝動買いに拍車をかけています。
ペットショップでの、子犬の「一目惚れ」、そして「衝動買い」、これは日本の大きな問題点となっていると言っていいでしょう。。
ACジャパンの「一目惚れ」キャンペーンは、そんな日本の風潮をよく表しているのではないでしょうか。
子犬の「一目惚れ」による「衝動買い」をなくすには、ペットショップでの子犬の販売を禁止するしかないのではないだろうか
しかし、このACジャパンのCMは、どれほど効果をあげてくれるだろうか。
この問題を解決するためには、やはり欧米諸国のように、ペットショップでの犬や猫の販売を禁止する、という方向に進まなければ、無理なのではないだろうか。
このサイトでもしばしばこの問題を取り上げています。
子犬は生きているから・・・ 犬は生きています。それゆえの、売買に関するトラブルは2020年代の今でも、おそらくはあるでしょう。購入した子犬が病気だった、すぐに死んでしまったなどのトラブルもあるかもしれません。でも、おそら …
長崎発【ペットの衝動買いやめて】動物愛護団体からのメッセージ 犬の保護犬に関して、またこんな記事を見た。(FNNプライムオンラインのサイトより) 「ペットの衝動買いやめて」深刻化する飼育放棄 不幸な犬を減らしたい…保護し …
ペットショップで子犬を展示販売するから、子犬を衝動買いする人が出てくる。
子犬を衝動買いする人がいるから、子犬を欄繁殖する悪徳ブリーダーがはびこってしまう。
結局、この悪循環になってしまっているのではないでしょうか。
そのために、新型コロナ感染で在宅時間が増えた人たちのなかから、こういった子犬や子猫の衝動買いする人が増えて、結局飼いきれずに、飼育を放棄されて、保護犬や保護猫が急増した、という現実もあるのです。
このもんだを解決する唯一の方法は、やはりペットショップでの犬と猫の販売禁止、ということではないでしょうか。
ペットショップでの犬の販売を禁止しても、犬を飼えなくなるわけではない
でも、ペットショップで子犬を買えなくなったら、犬を飼えなくなる、と思う人もいるでしょうか。
それは全くの間違いです。
現在、保護犬は里親探しに相当苦労している現状があります。
まずは、こういった保護犬を飼う、という選択肢があるではありませんか。
また、ブリーダーから直接子犬を買う、という選択肢もあります。
そのためにも、子犬を買いたいという人が、直接ブリーダーから子犬を迎えられるようにする大きな販路となる、ネットでの子犬販売を進めるべきなのではないでしょうか。
ペット・トライアングルでも、最初は子犬のネット販売からスタートしました。
ネット販売と言っても、子犬は生後2か月後にブリーダーから直接迎えることになります。
子犬のネット販売では、その仲介をするのです。
この子犬のネット販売方法であれば、子犬は新しい飼い主さんに迎えられるまで、ブリーダーの元で、狭いケージで展示されることもなく、過ごすことが出来るのです。
そして、迎えるお客さんは、要望すれば、子犬を迎える前に、ブリーダーのところを訪問して、どんなブリーダーが育てているのか、どんな環境で生まれてきたのか、親犬はどんな犬なのか、ということを自分の目で見ることが出来るのです。
だから、ネットでの子犬販売は、子犬にとっても、迎える飼い主さんにとっても、最も優しい販売方法なのです。
業界と政治家とのつながりが強いペットショップ業界のようですから、とても難しいかもしれません。
でも、ペットショップでの犬や猫の販売禁止、これは絶対に必要だと思います。
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