ペットの具合が悪いときに会社を休む?
以前、マツコさんと有吉さんの「マツコ&有吉の怒り新党」に、ペットの具合が悪いという理由で会社を休むことに対して疑問を呈した方がいたことから、この話題がテーマになっていました。
犬を飼っていない人にとっては、「そんなこと・・・・」と思われそうですが、愛犬家にとっては、とても難しい問題なのです。
会社や仕事を休むべき、という意見
愛犬の具合が悪い、病気の時は会社や仕事を休むべきという意見の場合は、次のような理由によるでしょうか。
- ペットは大事な家族の一員である。一緒に暮らしている家族であれば、ペットが具合の悪いときに、会社を休むことは仕方のないこと。
- 他の家族が見てあげられるのであれば、あえて仕事のある人が会社を休むこともない場合もあると思います。でも、もし一人暮らしの人が、犬を飼っていて、その犬が具合悪くなれば、面倒を見てあげられる人はほかにいません。例え犬でも、一緒に暮らしている家族ですから、会社を休んででも、動物病院に連れていくなど、具合の悪くなった犬のために面倒を見るのは、まともな人間であれば当然のこと。
- もし、無理に会社へ行って、そのために愛犬が死んでしまったとしたら、それこそ大きな心の傷となって、一生悔いが残るでしょう。
- 家族の一員として迎えたペットであれば、迎えた人間がその命を何よりも優先して守るのが当然である。
だいたいこんな感じではないでしょうか。
会社や仕事は休まないという意見
では、たとえ愛犬の具合が悪くても、会社や仕事を休むべきではない、という意見の理由はこんな感じでしょうか。
- 子供が病気というのであれば、理解できるけど、ペットの具合が悪いからと言って会社を休むのは理解できない。
- ペットは所詮動物であり、人間ではない。ペットはあくまでも動物、そこをしっかりと割り切って、ペットは飼うべきでしょう。
- 会社というのはそんなに甘いものではない。そのくらいのことで会社を休むくらいなら、初めからいつでも休めるような自由業的な仕事をするべき。
- 子供の具合が悪くても休めない時があるのに、犬のために会社を休むなんて・・・。
というように考える人がいる、ということも事実ではないでしょうか。
その時の3つの状況はどうなのか?
番組ではマツコさんも、有吉さんも、どちらかというと、ペットのために会社を休むということに関しては、一般論的には肯定的な意見のようでした。
ただし、でも自分がその立場になったら・・・、というところもあり、やはり難しい問題ですね。
個人的な意見としては、もし愛犬の具合が悪ければ、やはり愛犬を仕事よりも優先するということに、賛成です。
ただ、これは状況によっては、という条件が付くと思います。
この場合の状況は、主に3つの状況であり、その複合的な状況から決める必要があると考えます。
- 犬の状態
- 会社の状況
- 家族の状況
犬の状態
まずは、犬の状態です。具合が悪いといっても、その程度の問題です。放っておくと、生命の危機を迎えるような状況なのか、あるいはそうではないのか。あるいは、犬の年齢、子犬なのか、高齢犬なのか、も考える要素になるかもしれません。(というと異論もあるかもしれませんが、現実問題として)
会社、仕事の状況
次に、会社の状況です。その日に休むことによって、業務に何らかの支障があるのか、ないのか。
家族の状況
そして、家族状況です。家族で住んでいて誰か犬の世話をできる人がいるのかどうか。あるいは、頼める人がいるのか、全くいないのかなどです。
3つの状況から判断すべきでは?
上にあげた3つの状況については、それぞれにいろいろなケースがあり、かつ、その組み合わせとなると、さらに多くのケースが考えられるでしょう。単純にyes、noで判断できないようないろいろな状況が考えられ、この3つの状況が複雑に絡み合ってきます。
単純なのは、会社の状況がその日に休んでも、業務に全く支障がない場合で、この場合は、犬の状況がそれほど悪くなくても、また他に世話をできる人がいたとしても、会社を休むことは全く問題ないと私は思います。
また、犬の状況がそれほど悪くない場合、またほかに犬の世話をできる人がいる場合で、会社を休むと業務に何らかの支障が出る場合は、会社、仕事を優先するべきだと思います。
問題なのは、犬の状況も悪く、ほかに世話をしてくれる人もいない、しかもその日に休むと業務に重大な支障が起こる可能性がある時
この場合は、どうするかはその時の状況から、判断するしかないとしか言いようがないですね。
しいて言えば、緊急で見てもらえる動物病院を探し、そこへ愛犬を預けて会社あるいは仕事に行く、ということになるのではないでしょうか。
そういう病院も見つからない、という時は、もうその人の判断になる、としか言いようがないですね。
人によっては、何よりも犬が大事だと考える人もいるかもしれないし、そう思っていても仕事を優先せざるを得ない場合もあるだろうし、では犬が死んでしまっても仕方ないと割り切れるのか、その人の優先順位で決めるしかありません。
そして、その判断を誰も批判することはできない、のかもしれません。
でも、仕事を休むことによって、愛犬の命が助かる可能性のある場合は、愛犬を優先するべきではないでしょうか。
どんな状況でも愛犬優先とは言いません。でも単純に犬のために会社を休むのはダメだ、という意見には反対です。
ただ、犬を最優先にできるかどうかは、その人のいろいろな状況にもよるので、単純に答えもだせない、というところがあるのは理解できるようにも思います。
実際にその立場になった時には、基本は愛犬優先、でもその判断が難しい状況もあるかもしれませんね。
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