相棒犬が亡くなると残された犬も急激に弱ってくるのか
ボーダーコリーのハイジが永眠してから1週間が経ったちました。
もう1頭の残ったボーダーコリーのマックスは、ハイジがいなくなってからのこの1週間で、急激に動きが悪くなってきたように見えます。
いつも一緒にいる同格の犬がいなくなると、もう1頭にも影響があるのだろうか、と心配になります。
昨年の5月連休後に、小型の愛犬のパピヨンのカノンとトイプードルのルンが1週間の間に相次いで亡くなったのも、そんな感じがしていました。
パピヨンのカノンとトイプードルのルンは、寝る時もいつも僕たちと一緒に寝ていて、2頭は一緒に行動することが多かったお互いに相棒のような存在だったのです。
パピヨンのカノンとトイプードルのルン の場合も、もともとルンの方が老犬らしく白内障で目も見えなく、状態はよくありませんでした。でもパピヨンのカノンは、永眠する1か月ぐらい前までは、普通に歩き回って階段も自分で上り下りしたりしていました。
でも、ハイジと同じ黒色メラノーマがかなり進行しているとわかってからは、次第に動きは悪くなりました。
それでも、ハイジと同様、永眠する2~3日前までは歩いていました。
今回のボーダーコリーのハイジと全く同様のパターンだったのです。
もともと状態のよくなかったトイプードルのルンは、やはりカノンが永眠した後から急激に状態が悪くなり、その1週間後にカノンの後を追うように永眠しました。
カノンとルンの時も、ルンの方がもともと危ないと思っていたのが、元気だったカノンが黒色メラノーマで先に永眠したのです。
そして、その1週間後にルンが後を追うように永眠しました。
先日永眠したボーダーコリーのハイジの場合は、同じボーダーコリーのマックスと常に行動を共にする、という相棒のような存在だったのです。
ボーダーコリーのハイジとマックスは、ハイジの永眠直前は急にぴったりと寄り添うようになった
先日永眠したボーダーコリーのハイジは、永眠する2~3日前までは歩いていました。
ただ、その頃、今まで見なかったような2頭の行動がありました。
ハイジが、寝ているマックスの横に寄り添うように横になって寝るようになっていたのです。
そして、マックスもそのハイジの足に絡めるように足を置いていました。
今考えると、その時2頭は、何かコミュニケーションをとっていたのではないか、と思うのです。
ハイジが「私は先に逝くは。最後は一緒にいようね」と言っているようで、マックスは「僕もすぐに行くよ」、あるいは「僕はまだしばらくこっちにいるから、向こうで待っててね」とか。
マックスの返事が後者であることを祈りますが。
でも、本当にこの2頭がこのように並んで一緒に寝ていたところは見たことがないのです。
下の写真のような感じなのです。写真がたくさんになってしまいますが、記録としてここに残しておきたいと思います。
そして、同じボーダーコリーのマックスだけでなく、トイプードルのシナモンもハイジが永眠する前日には、ハイジに寄り添っていました。
上の写真は、まだハイジが永眠する前でした。
そして、ハイジが永眠後、今度はマックスがハイジに寄り添うように寝て、シナモンも同じように寄り添っていました。
トイプードルのシナモンも、一時は娘のところに2頭でいて、ハイジの相棒のようなものでした。
相棒同士、永眠後も何かコミュニケーションをとっていたのでしょうか。
亡くなった相棒に残されたもう1頭は急激に動きが鈍くなった
残ったボーダーコリーのマックスは、ハイジが永眠する前の1週間前ぐらい前までは、ほぼ寝たきりだったものの、まだ動こうともがいたり、たまに立ったりははしていました。
でも今は完全に寝たきりになってもがこうとすることもありません。ハイジの永眠後、急に元気がなくなったようにも見えます。
大丈夫だろうか、と心配になってしまいます。
そうすると、今度は、もう1頭残ったトイプードルのシナモンが、あまり動かなくなったマックスに寄り添うようになりました。
こういう姿を見ていると、よりマックスが心配になってきます。
でも、もしかしたら、トイプードルのシナモンは、マックスに、「もう僕ら2頭だけだから、頑張ろうね」と言っているのかもしれませんね。
そう祈ります。
残った2頭、ボーダーコリーのマックスとトイプードルのシナモンと、残る時間を大切に過ごしていきたいと思います。