永眠した犬は、すぐには虹の橋を渡らない
最近、犬に関する記事で少し気になることがありました。
それは、犬が亡くなったことを、虹の橋を渡った、と表現していることです。
犬が亡くなった=虹の橋を渡った、ということではないのです。
それを勘違いしている人もいるようです。
虹の橋については、下のリンクカードのページをご覧ください。
亡くなった愛犬が飼い主さんを待っているという虹の橋 「虹の橋」、世界中に広まっている作者不詳の散文詩です。「犬の十戒」が犬を今飼っている人に向けているのに対して、「虹の橋」はペットを失った人を力づけてくれる散文詩です。知 …
この記事を読んでもらえばわかりますが、犬は永眠したあと、虹の橋のたもとに行くのです。
まだ、その時点では、虹の橋を渡りません。
なぜか?
それは、虹の橋を渡るのは、永眠する前に一緒に過ごしていた飼い主さんがそこへ来た時に、一緒にわたるからです。
それまでは、永眠した犬は、虹の橋を渡らずに、そのたもとでたくさんの仲間と一緒に、飼い主さんが来るのを待っているのです。
だから、亡くなった犬がすぐに虹の橋を渡ることはないのです。
虹の橋なんて、本当にあるのだろうか
でも、こんなことを書いていると、そもそも虹の橋なんて、あるわけないだろう、と思う方もいるかもしれません。
それは、そうかもしれません。
でも、虹の橋の存在を信じるか信じないかは、その人次第ということではないでしょうか。
現実的に考えれば、そんなものあるわけない、というのが普通かもしれません。
でも、愛犬を亡くした飼い主にとっては、虹の橋の存在がある、ということを信じることによって、愛犬が永眠しても、前向きになれるのだ、と思います。
だから、僕も、虹の橋はある、と信じています。
永眠した愛犬たちは、みんな元気いっぱいで虹の橋のたもとの草原で、元気いっぱいに走り回り、楽しく遊びながら待っていてくれると。
それを信じることによって、ペットロスからも解放されるようになる人もいるかもしれません。
でも、うちの場合は、待っている愛犬たちがたくさんいます。僕が子供のころから考えると、10頭以上いるでしょうか。
でも、子供のころは、父親が主に世話をしていた犬もいるので、先日永眠した父と一緒に、もう虹の橋を渡った子もいるかもしれません。
虹の橋に行った犬たちは、みんな、一番元気だったころの姿になっていると言います。
永眠する前は、足がふらふらだったり、寝たきりだった子も、みんな、元気な姿になるのです。
そう考えれば、愛犬が永眠することも、悲観する必要はないかもしれません。
永眠することによって、虹の橋の袂へ行き、一番元気だったころの姿になって、走り回っている。
そう思うと、頭の中に、その光景が鮮やかに浮かんでくるのは、僕だけでしょうか。
それを想像するだけでも、思わず笑みがこぼれてしまいます。
僕は、虹の橋を信じています。
僕自身が、いつ虹の橋のところへ行けるかはわかりませんが、それまでは、必ずみんな待っていてくれるはずです。
ただ、僕が行っただけでは、まだ虹の橋を渡れないかもしれません。
実際に一番熱心に世話をしていたのは、妻の方ですから。
そうしたら、僕も一緒に、愛犬たちと一緒に、虹の橋のたもとで待っていたいですね。
人間もきっと、一番元気な時の姿になれるはずですから。
虹の橋、信じていい、というよりも、信じるべきだ、と僕は思います。
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