犬のための適度で適切な運動とは

犬のための適度で適切な運動

足腰を丈夫にする、筋力を維持する、これは人間でも健康の基本ですね。

でも、人間でも足腰を鍛えようとして無理をすれば、逆に足腰を痛めてしまいます。

僕も体重を落とそうとして、いきなりジョギングをしたら、一発で、膝を痛めてしまった経験がありあす。

「適度で適切な」というところがとても重要なのです。

何が適度なのかは、その人それぞれによって、違うかもしれません。

でも、人間であれば、だいたいの場合、自分自身で、これ以上負担をかけたら危ないな、というのがわかると思います。僕はわかりませんでしたが・・・。まぁ、それはともかく。

犬の場合も同じです。

「適度な」運動が足腰を鍛えるには、とても重要になります。

運動のさせすぎは、これも「百害あって、一利なし」です。

そして「適切な」方法での運動も重要です。

たとえば、子犬に勾配のある野山を歩かせたり、広いスペースを自由に駆け回らせたりするのは、その子犬の足腰に重大な疾患を発生する可能性があります。

したがって、飼い主さんは、子犬の時期は、走り回りたがる子犬を、いかに運動のさせ過ぎを防ぐようにするかがポイントになります。

ただし、成犬になれば、犬も精神的に落ちつき、体もしっかりと出来てきます。

子犬の時は、あんなに走り回りたがっていたのに、逆に犬から積極的に動くことも少なくなってきます。

したがって、子犬の時期を過ぎたら、逆に飼い主さんはいかに愛犬に運動させるかを考える必要が出てきます。

特に老犬と言われる年齢に近くなると、犬自身も動くことが少なくなり、飼い主さんも積極的に犬と動く、ということが少なくなる場合もあるかもしれません。

でも、この時期の運動が、足腰の筋肉の維持に重要な役割を果たすのです。

これらの運動量や運動の仕方も、すべて、飼い主さんの管理に依存しています。

したがって、飼い主さんがどのように、またどのような運動をさせるかは、その犬の生涯の生活の質を決めてしまうのです。

ここでは、子犬の時期と成犬になってからの、運動のさせ方のポイントを考えてみました。

子犬の適度で適切な運動

成長期の子犬の場合、この「適度で適切な」という範囲がとても狭く、気をつける必要があります。

この時期に足腰を痛めると、その影響は生涯続き、当然、高齢化した時に寝たきりになりやすくなってしまいます。

成長期の子犬は、絶対に無理な運動はさせないようにしなければいけません。

特に、体重のある大型犬、また運動能力の高い犬種は気をつけなければいけないのです。

例えば、ジャーマンシェパードやレトリーバーなどの大型犬に多い、股関節形成不全は、遺伝的な要素も否定できませんが、実際には、過度な運動と不適切な運動や、成長期の急激な体重増加の影響が直接的な原因となっている場合も少なくありません。

成長期に自転車やバイクで走らせたり、ドッグランなどで思いっきり走り回らせたり、起伏が激しく、足腰への負荷が高いところを散歩させたり、長時間散歩させたりなどは、最低でも生後1年以上経過して、犬の体がある程度しっかりとできてきた後で、「適度に」かつ「適切に」行う必要があり、生後1年以内の子犬には、絶対にさせないようにする必要があります。

また、運動能力の高い犬も注意が必要です。

運動能力の高い犬は、動けば、動けてしまいます。

特に子犬のうちは、遊ぶことに夢中になり走り回ったり、また、飼い主さんが喜ぶから、頑張って走り回ってしまったり、またフリスビーなどで遊ぶ時も、疲れの限界を超えて頑張ってしまうこともあります。

運動のやりすぎを助長することはもちろん、抑えてあげるのが、飼い主さんの役割です。

成長期の子犬には、まず体をしっかりと作ることが第一で、運動はその後です。

特にこの時期は、運動のさせすぎは致命傷になりかねず、運動不足のほうが、はるかに良いといっていいぐらいと考えます。

犬の体は、成犬になってから十分に作っていけます。

成長期は犬も飼い主さんも我慢していただくことが、重要なのです。

成犬の適度で適切な運動

成犬になれば、しっかりと体もできているので、成長期よりも、運動に関して「適度」、「適切」の範囲が広がってきます。

逆に、この時期は筋力を維持していくため、また肥満防止のために、運動不足を注意しなければいけません。

犬も成長期にはいると急に落ち着いてきます。

成長期の子犬のように、遊ぼう、遊ぼうとは言ってこないと思いますが、散歩や遊びは犬の心身を健康に保つことにとても重要です。

もちろん、無理な運動は禁物です。

この時期に関節にダメージを与えてしまう事は、老後の生活の質を落としてしまうことになります。

あくまでも、「適度で適切な」運動や遊び、これは必要不可欠です。

老齢期に近づくと少しずつ犬の体力も落ちてくるので、体力に合わせて、距離を短くしたり、歩く速度をゆっくりにしたり、途中の休憩場所をつくるなどの工夫は必要になるかもしれません。

しかし、歩くことができる限り、「適度な」散歩や運動は、足腰の機能を維持するために必須です。

では、「適度」な運動とは、どのような運動でしょうか?

過剰な負荷をかけず、必要な筋力をアップすることができる運動ということになりますが、もちろん、個々の犬によって、違ってきますので一概に、こういう運動だ、ということは難しいかもしれません。

しかし、一般的にペット飼いされている成犬に対しての一例として、次のような運動のさせ方が、無理なく、筋力をアップさせられる方法として、ご紹介しておきます。

犬の散歩で芝生や土の短い斜面を登らせる

河原の土手や、公園の丘などの芝生や土の短い斜面を往復させることは、とても有効な方法のひとつです。

「待て」と「おいで」ができる犬であれば、ロングリードを使って、斜面の下で「まて」をさせて、飼い主さんが斜面の上にあがり「おいで」をすれば、犬は、斜面を駆け上がってきます。

この時、ある程度後ろ脚に体重がかかった状態で、犬はしっかりと後ろ脚で地面を踏み締め、ふんばりながら走ることになります。

したがって、短時間でも何日か継続的に続けていれば、筋力のアップにはとても有効です。

ボールやフリスビーを投げて、持ってくることができる犬であれば、斜面の上から投げて、持ってこさせれば飼い主さんは斜面を登る必要はありませんので、楽かもしれません。

また、ふたりで、斜面の上と下で犬を呼び合ってもよいですね。

犬がまたげる程度のハードルを斜めにまたがせる

ハードルといっても、犬がまたげる程度の高さなので、おおげさなものではありません。

家にあるちょっとした棒などを、障害物競走のように利用しても良いかもしれません。

ポイントは、犬の進行方向斜めにおくことです。

斜めに置くことにより、犬は、ジャンプをしないで、片足ずつ足をあげてまたぐことになるのです。

この足をあげるということが、筋力のアップにつながるのです。

これを遊びながら何回か繰り返すことを毎日の遊びに取り入れれば、自然に犬の足の筋力は無理なくアップしていきます。

適度で適切な運動は、犬と飼い主の遊びの時間にもなる

上にあげたような方法は、犬の筋力を無理なくアップさせると同時に、犬と飼い主さんの遊びの時間にもなってくれます。

子犬の時は、たくさん遊んであげたのに、成長するにつれて、愛犬との遊びの時間が少なくなっていく、という場合が多いと思いますが、上のようなことを犬との生活の中に取り入れていくことにより、筋力アップだけでなく、犬と遊びながらコミュニケーションの場を作ることにもなるのです。

1時間だらだらと歩いて散歩するよりも、15分、上のような方法で遊んであげる方が、無理なく筋力アップでき、かつ愛犬とのコミュニケーションが取れるという、一石二鳥の効率よい運動と言えるでしょう。

ただし、アジリティーなどの競技を本格的にやらせたい、という場合もあるかもしれません。

この場合は、普通のペット飼いとは違ってきます。

生活習慣もペット飼いとは全く違った方法をする必要があり、また肉体的訓練も必要です。

その場合は、専門の訓練士がいるので、適切な方法で訓練してもらう、また飼い主さんが適切な訓練の方法を教えてもらうなど、本格的な競技をやる場合にも、「適切な」運動、訓練方法で鍛えてあげてください。

このように、適度で適切な運動を犬にさせることは、犬と飼い主さんの遊びの場、良いコミュニケーションの場にもなるのです。




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