チワワ

犬も人間同様、メタボ、肥満は足腰への負担

同じ犬種の同じ体高の犬であれば、体重が重いほど、足腰にかかる負荷は大きくなります。

それがいわゆる標準体重を超えた重さであれば、足腰には必要以上の負荷がかかることになります。

必要以上の負荷がかかれば、同じ運動をしても、足腰にダメージを与える危険性がより高くなります。

多少体が重くなっても、若い時はまだ体を支えられます。

でも、高齢化により足腰が衰弱してくると、今まで支えられていたものが、支えられなくなったり、また、老化してきた関節などにダメージを与えてしまうかもしれません。

つまり、肥満は足腰にも悪影響があるのです。

犬の肥満も足腰だけでなく、内臓疾患の一因にも

肥満は、足腰への悪影響もとても大きいだけではありません。

肥満は、内臓疾患の一因ともされています。

人間でも、メタボ検診が行われるようになり、その健康への影響が以前にもまして大きく言われていますが、犬もまったく同じと言うことです。

足腰が丈夫でも、内臓疾患が発生すれば、寝たきりになってしまいます。

肥満は万病の元といっても過言ではないのが、現状です。

犬は自分で肥満解消のためのダイエットは出来ない

人間であれば、自分で気になり始めたら、ダイエットを始める、という方も多いと思います。今は、いろいろなダイエット方法が開発されていますから。

でも、犬は自分が肥満だということは、自覚できないと思います。

ましてや、ダイエットなどということは考えもしないことでしょう。

当然のことながら、犬が肥満になるのは、すべて飼い主さんに責任があるといわざるを得ません。

そして、もし肥満になってしまったら、ダイエットをさせてあげられるのも、飼い主さんしかいないのです。

大型犬は特に肥満には注意が必要

ジャーマンシェパード

そして、肥満も、運動と同様、特に大型犬では、生後1年までは注意が必要な時期です。

過度な運動が股関節形成不全の原因になると「犬のための適度で適切な運動とは」のページで書きましたが、成長期の急激な体重の増加も股関節形成不全の一因になるのです。

大型犬の子犬の場合は特に適切な体重管理が必要です。

古くからいる獣医さんには、子犬はどんどんたべさせて大きく、まるまるとさせなさい、という方もまだいらっしゃるようです。

でも、これは整形外科の専門獣医師から言わせれば、全くの間違いだそうです。

大型犬では、普通の人が見てやせ過ぎでは、と思うくらいがちょうど良いということを認識してもらうことが股関節の疾患を減らすことにもつながります。

犬の肥満防止のために適切な運動と食事を

成長期の子犬は、食欲のあり、与えれば与えただけの食事を食べてしまいます。

また、あっという間に食べてしまう犬もいるので、飼い主さんは、思わず食事の量が少ないのでは、と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、運動や遊びと同じく、飼い主さんの食事の量と質の管理が大切です。

特に成犬になってから肥満になってしまうと、特に高齢期になってから、犬自身と飼い主さんの生活の質を大きく低下させてしまいます。

もし、成犬で肥満となっている犬であれば、高齢期に入る前に、肥満を解消させてあげるようなにするべきなのですが。

「犬のための適度で適切な運動とは」のページを参考に、毎日無理なく運動できる方法を行ったり、また、適切な食事のカロリーはどの位なのか、ということも参考に、食事の量を考えることも必要かと思います。

どんな犬でも、高齢期を肥満の状態で迎えないように、飼い主さんが日ごろから、しっかりと愛犬の食事の管理として、その犬の適正体重を維持してあげるような啓蒙活動や指導をしていくことが必要です。

具体的にどの程度の食事をすればよいのかは、「1日のドッグフード量計算機」のページで1日に必要なドッグフード量を計算できます。

肥満になった場合のダイエットの計算もできますので、参考にして下さい

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