愛犬家であれば、出来るだけ犬にストレスを与えずに、過ごさせたい、というのは誰でも同じだと思います。
しかし、そう思ってやっていることが、実は犬にストレスを与える原因になっていることがけっこうあるように思います。
例えば、前回の愛犬を他の犬と仲良くさせようとする、というのも一つですが、ほかにもいろいろとあるようです。
代表的なのが、犬の放し飼いではないでしょうか。
広い庭のあるおうちで、その広い庭に犬を放し飼いにするのが、最も犬にストレスがかからない飼い方だろう、と思っている方はけっこう多いように思います。
しかし、これは全く逆で、広い庭に犬を放し飼いにするのは、最も犬にストレスを与える要因になる飼い方だと思います。
犬は、自分が自由に動けるところは、自分の縄張り、テリトリーとして認識していきます。
自分の縄張りが出来ると、犬はその縄張りを守ろうとする本能が働きます。
従って、庭の中で、犬は常に耳と目でアンテナを立てて、周囲の状況に気を使うことになります。
ちょっとでも人や他の犬の気配を感じると、そちらの方向に吠えながら走っていき、警戒するとともに、実際に人や犬がいれば、自分の縄張りである庭に近づかないように吠えたり、唸ったりして威嚇します。
近づいて来れば、より攻撃的な行動に出ることもあるでしょう。
だから、ほとんどの犬は簡単に番犬になれるのです。
庭に放し飼いにしてあげればよいのです。
ただし、そうされた犬は庭の中では常にアンテナを張っているため、安心して落ち着いて休むこともできません。
常にストレスがかかった状態に置かれているわけです。
つまり、飼い主さんは犬に、「庭でのびのびと自由に走ってストレス解消して過ごしてね」、という気持ちで庭に放してても、犬にとっては飼い主さんから、「庭をしっかりと守れよ」と言われていると思い、しっかりと庭を守ることに徹しているのです。
もし、広い庭があるのであれば、犬を放し飼いにするのではなく、犬をノーリードにしてマテ、オイデ、を繰り返し行うとか、犬を横に付けて走るなど、犬とのノーリードでのコミュニケーションをとる時間として、使ってほしいと思います。
そうすれば、犬にとっては最高のストレス発散の場所と時間になるでしょう。
すべての犬がこうだ、とは言いませんが、このヵンがえ方が一番筋が通って、理に適っている考え方だと思います。
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