犬を飼いたい、と思っている人は少なくないと思います。でも、実際に飼えるのか、飼ったら大変じゃないのか、自分より早く死ぬだろうから・・・、などと飼うことを迷っている方も多いと思います。
犬を飼うということについて、改めて考えてみましたので、そんな犬を飼うということに迷っている方の参考になれば、と思います。
【犬を飼う】メリット・デメリットは?良い事?悪い事?
犬を飼う、ということは、そもそも、人間にとって、また犬にとって、良いことなのでしょうか。と、今更ながら、思うときがあります。
人間にとっては、犬が一緒にいることで、癒しの存在になる、と思っていますが、人によっては全く異なる存在になるかもしれません。
要するに、人間にとって、犬を飼うことが良いことなのか、悪いことなのかは、その人次第、ということになりますかね。
では、人間にとって、犬を飼うことのメリット、デメリットは何なのでしょうか。
人間にとって、犬を飼うことのメリットとデメリット
まず、人間にとって、犬を飼うことのメリットからいきましょう。
- 犬と一緒に生活することによって、生活の中に癒しの存在を持つことが出来る。
- 犬と一緒に散歩したり遊んだりすることによって、健康的に楽しく過ごすことが出来る。
- 犬を飼うことによって、子供などに命の大切さを教えることが出来る。
もっといろいろとあるかもしれませんが、とりあえず僕の頭に浮かんだのは、こんなことでした。
ただし、これは、あくまでも犬が大好きな人にとっての話かもしれません。
また、飼い方、しつけ方、また犬によっては、犬の存在が人間のストレスの原因になる場合もあるでしょう。
犬の散歩も、場合によっては、行かなければいけない、と、苦痛に感じることもあるかもしれません。
だからこそ、犬を飼う場合は、適切な飼い方としつけが必要だと思うのです。
でも、それがデメリットにもなるかもしれません。
- 犬はしつけをしないと、人間のストレスの原因になりうる。
- 犬を飼うと、世話をしなければならない。
- 犬を飼うには、お金がかかる。
これがおもな犬を飼うことによるデメリットになるでしょうか。
やたらと吠える犬は、飼い主が適切にしつけして止めさせるようにできないと、ストレスの原因になります。
実際、過去にそれが原因でノイローゼになった、犬の飼い主さんもいました。
犬は、人間が世話をしなければ生きて聞けません。野生の動物ではないからです。
犬が好きな人は、それが楽しい、と感じるでしょう。でも、犬が好きでもなんでもなければ、ただ犬の世話をすることが手間、面倒くさいことと、感じる人もいるでしょう。
また、犬を飼うには、まずは犬を迎え入れなければいけません。最近のペットショップでの子犬の値段は、だいたい1頭50万円前後です。
簡単に買える値段ではありません。
では、里親ならいいだろう。確かに、犬を迎え入れる費用は安くあるいは、全く必要ないかもしれません。
でも、買っていくには、フードは必ず必要です。首輪やリード、そしてハウスも必要です。
予防接種や、具合が悪ければ動物病院に連れていき、場合によっては高額な手術を受けざるを得ない場合もあるでしょう。
犬を飼うことは、飼っている間は必ずランニングコストがかかるのです。
犬を飼うかどうかは、こういった犬を飼うことによるメリットとデメリットのどちらが大きいか、ということがポイントになります。もし、少しでもデメリットを強く感じるようであれば、犬を飼うべきではないでしょう。
逆に、そんなデメリットは承知のうえで、それでも犬を飼うことのメリットを感じれば、ぜひ犬を飼ってほしいと思うのです。
犬にとって、人間に変われることのメリットとデメリットは?
では、犬にとっては人間に変われることはどうなんでしょう。
犬にとって、人間に変われることのメリットとデメリットを考えてみました。
まず、犬が人間に変われることのメリットは、
- 世話をしてくれる人間がいれば、その犬は生きていくことが出来る。
デメリットは、
- 世話をしてくれる人間がいなければ、その犬は生きていくことが出来ない。
単純に、犬にとって人間に変われることは、生きていけるかいけないか、ということです。
現在の犬は、ほぼすべての犬が、人間によって、人間のために作られた動物です。
もちろん、もともとは野生だったかもしれませんが、はるかな昔から、犬は人間と一緒に生活するのが基本となる動物でした。
昔は、いわゆる野良犬というような半野生のような犬も多かったかもしれません。
今も、野生化した犬が問題になっている地域もあるようです。
しかし、犬は犬種名が付いているような犬は、すべて人間によって、ある目的をもって作られた動物なのです。
狩猟用、観賞用、愛玩用など。
そして現在、少なくとも日本では、ごく一部を除いて、野良犬を見ることはほとんどないでしょう。
野良犬がいれば、保健所などに捕まってしまいます。
さらに、飼い主から見放された犬も保健所行きとなってしまいます。
そうなった犬たちがどうなるかは、今現在も、社会問題のひとつとなっていることですね。
つまり、犬にとって、犬が好む好まないにかかわらず、生きていくためには絶対に必要な存在なのです。
人間に飼われない犬は、生きていくことが難しい、と言うのが現状なのです。
はたして、この犬の立場というのは良いのか悪いのか?
これは難しい問題だと思います。
犬は人間を癒してくれる、だから犬が飼いたい、これが僕も含めた犬の飼い主の気持ちだと思います。
でも、そういう犬を飼いたい人がいるから、犬を繁殖する人、つまりブリーダーがいるのです。
でも、生まれた子犬がすべて飼い主のもとに行けるとは限りません。
また、飼い主に迎えられた犬にも、その飼い主に見放されてしまう犬もいます。
そう考えると、犬を飼うこと自体が良いのか悪いのか、買いたいと思う気持ちが良いのか悪いのか、がわからなくなってきてしまいます。
でも、人間が犬を飼わない、ということになったら、それは犬が絶滅種になるということにもなります。
もし、犬が野生化したら、人間にとっては不都合な動物、つまり害獣となってしまいます。実際に今も、それが問題になっている地域があるようですから。
犬を飼いたい人がいるから、子犬がたくさん産まされてくる。
でも、生まれてきた子犬すべてが犬にとって良い人間のもとに行けるのか、そもそも人間のところへ行けない犬も出てきてしまう。
それでも、犬を飼いたいという人がこの世からいなくならない限り、それの繰り返しとなってしまう。
そんな状態を改善させるための一つの方法が、欧米の一部で施行あるいは、施行される予定のペットショップでの犬猫の販売禁止、ということなのかもしれない。
とりあえず、犬や猫は、ブリーダーからしか迎えられない。保護犬などは別にして。
そして、犬や猫のブリーダーは子犬や子猫を生ませて売るのではなく、飼いたいという人がいる場合、それも、生まれる数よりも多い需要がある場合のみ、産ませる、というような仕組みにすればよいのではないだろうか。
というようなことを、日本も考える国になってほしいと思う。
犬は、犬自身が好む好まざるにかかわらず、人間に頼らなければ生きていけない、という運命を背負った動物である、ということを忘れてはいけないだろう。
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