寝たきり老犬を車に乗せる

寝たきり老犬を車に乗せる

ボーダーコリーのマックスが寝たきりになってからもう1か月ぐらいになるます。

寝たきりになっても、毎日、家からお店に連れていき、また帰りは一緒に帰ってくる、という生活です。

今までのように、歩かせることは出来ないので、毎日がけっこうな大移動となっています。

寝かせるための低反発マット、ふとん、毛布などなども一緒に運ばなければいけないので。

今は、こんな風に車に乗せています。

車は、ミニバンタイプのステップワゴン。

その2列目のシートの片側を使っています。

座席の前のところに折り畳み式のケージを置くと、ちょうど座席面と同じくらいの高さになるので、その上に、低反発マットレスを敷き、そのまた上に毛布を敷き、その上にマックスを寝かせています。

動きやすい前後方向は、前席の背もたれと、2列目シートの背もたれがあるので、大丈夫。

横方向は、静かに走れば、全く問題ありません。

マックスを載せる時は横に人も載っているし。

3列目シートを床下へ閉まってしまえば、後ろ半分がフラットになるのでそれでもいいが、大きなバリケンなんかも載せたりするので、そこはあけておきたいので、2列目に乗せるようにしました。

それに3列目に寝かせてしまうと、一人ぼっちで寂しいでしょうからね。

もう寝た状態でも、自分では動けなくなってしまったので、そういう意味では、安心してこうやって寝かせて車で移動できます。

寝たきり老犬になってもいつも一緒

こうやって、毎日、家の中から車へ移動、低反発マットレスを運んで毛布を運んで、そして、マックスを抱きかかえて家の中から車に乗せます。

お店に着いたら、同じようにマックスを抱きかかえてお店に移動させ、荷物をお店に運び、と言う感じです。

帰りは、その逆。

そんな毎日が続いています。

もちろん、今までに比べたら大変です。

それでも、いつも一緒にいてあげたい、というのが飼い主としての気持ちであり、今まで癒してくれた感謝の気持ちです。

こんな風に寝たきりになってしまっても、愛犬とはいつも一緒にいたい、これが、飼い主ってものですね。

とりあえずは、一緒にいてくれるだけでいい、そんな気持ちで頑張っています。

愛犬が寝たきりになっても、頑張って介護してあげましょう。

どんな状態になっても、愛犬は、愛犬です。

最後の時までしっかりと、面倒を見てあげましょう。

こんな状態で大変だけど、もし、その大変さから解放された時は、楽になったというよりも、喪失感の方が大きくなってしまうでしょうから、いつまでも、この大変さを味わっていたい、そんな気持ちです。