ボーダーコリーのマックスが完全に寝たきりになってしまった
我家のボーダーコリーのハイジが永眠してからすでに1か月以上が経過しました。
ハイジが永眠する前までは、立って、少しは歩くことが出来たもう1頭のボーダーコリーのマックスは、ハイジが永眠した後から急激に体力が落ちてきて、今では歩くことはおろか、立っていることも出来なくなってしまいました。
完全に寝たきりになってしまったのです。
足を動かすこともほとんどなく、なんとか頭を持ち上げたりすることは出来るかな、ぐらいの感じで、それもだんだん危なくなってきました。
でも、フードは水入りで揚げているが、しっかりと食べて、排せつもおむつだが、しっかりとしています。
排せつをしたり、お腹がすいたりすると吠えもします。
ある意味、寝たきりでも元気、というと語弊があるあも知れませんが、まぁ、元気なのです。
ボーダーコリーのマックス、実は出戻りであった
ボーダーコリーのマックス、今やもう老犬で寝たきりとなってしまったが、当然ながら以前はとても元気に走り回ることも出来ていました。
マックスは、うちで最初に飼ったボーダーコリーのミルキーの子供です。
ミルキーは6頭の子犬を産んでくれました。
その6頭の中で、一番最初にミルキーのお腹から出てきたのがマックスだったのです。
当初、みんな新しい飼い主さんが決まり、うちから出ていってくれました。
ところが、マックスを引き取った飼い主さんが、マックスが吠える、ということで帰ってくることとなったのです。
ということで、マックスだけ、うちに残ることになった、といういきさつがあるのです。
基本的にボーダーコリーは吠える犬です。
そこを躾けていくのが、飼い主としての務め、と僕らは行ってしまうのですが、一般の人には難しかったのかもしれませんね。
今でもマックスは、けっこう吠えます。
最初のところでも書いた通り、寝たきりになっても、排泄したり、おなかがすいたりするとけっこう吠えています。
でも、その吠える声は、以前のような声ではなく、やはりちょっと弱弱しい感じです。
寝たきりになり、世話は少し大変になりましたが、それでもいてくれるだけでいい、という気持ちになってしまうのが飼い主ですね。
犬も寝たきりになれば、世話は大変。それを踏まえて犬を飼うということを考えてほしい
寝たきりのマックスですが、たまに体を支えて立たせています。
その方が、マックスの気分転換にもなると思うので。
立たせた状態で、水を飲むことも出来ます。
寝たきり老犬の世話は、簡単ではありません。
僕らは、もともと老犬介護をしようと思って、このドッグケアサービスを始めたので、そのための実地研修をしたり、勉強もしていたので、それほど苦には感じていないかもしれません。
でも、、これを一般の飼い主さんがやるのは、やはり、けっこう大変かもしれません。
小型犬なら、まだもう少し楽かもしれません。
でも、中型犬以上、特に大型犬が寝たきりになると、その世話は結構大変なのは事実です。
中型犬、大型犬を飼う人は、そういったことまで考えて、飼ってほしいと思います。
そういった世話を考えても、犬を飼うことは、そうなるまでに、たくさんの癒しを与えてくれる存在です。
でも、老犬になって寝たきりになったりしたら世話なんかできない、という人は、最初から犬は飼わない方がいいでしょう。
人間も、犬も、なりたくて寝たきりになるわけではありません。
人間も犬も、寝たきりになったとしても、それまで生きてくれていたことへの感謝の気持ちを込めて、世話をするべきではないでしょうか。