飼い主は愛犬に選ばれた人間なのです。
よく、「子供は親を選べない」 といいます。でも、「子どもは親を選んで、この世に生まれてくる」とおっしゃっている方もいらっしゃいます。
信じる、信じない、は別にして、これもひとつの考え方だ、と捉える事はできるかもしれません。たとえば、どんなに短命な運命の元に生まれてきた子供も、その短い生涯を、その親のもとで暮らしたいから、その親を選んで生まれてきた・・・。と信じれば、親は少しは気持ちが楽になるかもしれません。
ただし、その選んだ子供の期待に、選ばれた親が応えていけるかどうかは、また、違うかもしれませんが・・・。
同じことが、犬と飼い主さんの関係にもあるのではないでしょうか。
犬を飼う時、飼い主となる人間が、子犬を選んで迎えている、と考えるのが一般的かと思います。もちろん、迷い犬や捨て犬を迎えたり、何らかの事情により、選べない場合も場合もあるかもしれませんが、それでも飼い主さんはその犬を飼うという選択を結果としてしています。
でも、たとえば、ペットショップで子犬を選んだとしても、それは、本当は、子犬がすでに飼い主さんを選んでいたのかもしれません。この飼い主さんのもとで暮らしたい、と思って、この世に生まれてきたのかもしれません。
つまり、犬を迎え入れた方は、その迎え入れた犬に選ばれた人間という考え方です。偶然、飼い主となる人がその子犬を見つけたのではなく、子犬がその飼い主となる人を引き寄せた、ということなのです。
犬は、人間と違い、その犬の生涯を飼い主さんの世話の元で暮らさなければいけません。食事をする、散歩をする、病院に行くなど、全て、飼い主さんが行ってあげなければ、犬自身では、何もできないのです。
人間は、ある程度成長すれば、自分で食事をしたり、買い物にいったり、自力での生活ができるようになります。でも、犬はどんなに成長しても、ペットとして飼われている限りは、飼い主さんの意思、行動がなければ、何もできません。
すなわち、犬にとって、どんな飼い主さんのところへ迎えられるかは、生涯の生活を左右するとても重大な問題なのです。
そんな犬に選ばれたのが、その犬の飼い主さんなのです。
犬に選ばれた人間だからこそ
でも、こういう考え方では、「自分が選んだのでなければ、ろくに世話をする必要なんかないのでは?」と思う人もいるかもしれません。もし、こういう風に考える人がいたとしたら、その人は犬を飼わない方が良いかもしれませんし、犬に選ばれることもないでしょう。
本当に犬が好きな人であれば、「犬に選ばれるなんて最高の幸せ!この犬の生涯は責任を持って世話をしなければ・・・」と思うのではないでしょうか。
そして、そんな人にこそ、犬を家族として迎えてほしいと思います。
犬を迎える時に、複数の子犬の中から選べる方は、一生懸命、迎える子犬を選んでください。選ばれる子犬は、飼い主さんとなる人に選ばれるのをじっと待っているのです。
選ぶ余地なく、犬を迎えた場合も、もちろんその犬が飼い主さんになる人間を引き寄せたのです。
どちらも、偶然ではない、運命の出会いです。
そして、その犬の期待に応えてあげられるように、その犬の生涯にわたって、楽しく、一緒に暮らしてあげてください。
ほとんどの場合、犬はどんなに小さいうちに迎えられても、しばらくすると飼い主さんより年上になり、年老いてその生涯を終えます。そして、生涯といっても、長くても15~20年程度なのです。もしかしたら、10年前後、それ以下かもしれません。
犬にとっては、どんなにたくさんの人と出会っても、飼い主さんが断トツで一番大好きな存在なのですから。
”犬が飼い主さんを選んでいる”、こんな考え方もあるということも、ご参考にして下さい。
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