アメリカン・コッカー・スパニエル、と言えばわんわん物語?

アメリカン・コッカー・スパニエル、と言えば何を思い出すでしょうか?

ディズニーの「わんわん物語」を思い出すと言ったら、年齢が知れてしまうかもしれませんね。

今も、ディズニーは思い出に残るたくさんの作品を作り続けていますが、ご存じミッキーマウスがそうであるように、昔から思い出に残る作品やキャラクターを作ってきました。

「わんわん物語」もそのひとつで、レディとトランプがひとつのお皿からスパゲッティを食べるシーンは、僕たち世代には印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

そのレディがアメリカン・コッカー・スパニエルだったのです。

さて、このアメリカン・コッカー・スパニエルは、もともとはイギリスからアメリカへ連れられてきたイングリッシュ・コッカー・スパニエルから、アメリカで作られた犬種です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルと言えば、優秀な鳥猟犬ですが、このイングリッシュ・コッカー・スパニエルが、1620年、かの「メイフラワー号」でイギリスからアメリカへ渡ってきた人たちと一緒にアメリカへ渡り、その後、狩猟犬としてというよりは、愛玩犬としてアメリカ固有のコッカー・スパニエルとして作られてきました。

狩猟犬とは言っても、もともと鳥を飛び立たせたり、撃ち取った鳥を持ち帰ったりというのが役目であったイングリッシュ・コッカー・スパニエルの訓練性や服従性の高さは、愛玩犬としても、また家庭犬としても、とても適した性格でした。

そして、まさに「わんわん物語」のレディのように、家庭犬として、アメリカで人気の犬種となったのです。

したがって、アメリカでは、コッカー・スパニエルと言えば、アメリカン・コッカー・スパニエルのことである、ということになります。

イギリスはもちろん、世界的には、コッカー・スパニエルと言えば、イングリッシュ・コッカー・スパニエルを指すことが多いようですが、日本でのJKCの登録数(2013年)を見ると、イングリッシュ・コッカー・スパニエルが、順位で言えば37位、登録数が394頭であるのに対して、アメリカン・コッカー・スパニエルは27位、登録数は1,619頭と、日本でコッカー・スパニエルと言えば、アメリカン・コッカー・スパニエルが優勢なようです。

アメリカンとイングリッシュの違い

アメリカンとイングリッシュの違いは、次の通りです。

・アメリカンの方が頭部が丸い。
・アメリカンの方がマズル(口の部分)が短い。
・アメリカンの方が被毛が豊かである。

アメリカン・コッカー・スパニエルの性格のベースは鳥猟犬

もともとは鳥猟犬のイングリッシュ・コッカー・スパニエルから作られた犬種ですが、その役目は鳥を飛び立たせたり、撃ち取った鳥を持ち帰ったりということで、攻撃的な性格は強くなく、むしろ、訓練性や服従性の高さを特徴とする狩猟犬でした。

したがって、そこからさらに愛玩犬、家庭犬を主な目的として作られてきたアメリカン・コッカー・スパニエルは、性格的にも、愛玩犬として、また家庭犬としても、とても適した性格の犬種と一般的には言われています。

もちろん、個体差もあるでしょうし、飼育環境・しつけ方などの後天的な要素によっても、性格は変わってきます。

しかし、ペット・トライアングルのラブドッグ店に来るアメリカン・コッカー・スパニエルたちを見る限りにおいては、攻撃的なところは全くなく、性格的には、温厚で、とても人懐っこい子ばかりです。

トイプードルなどは数が多いせいもありますが、なかには、かなりトリミングで手こずる子もいますが、アメリカン・コッカー・スパニエルはみんな、それほど手がかからず、素直にトリミングもさせてくれます。

やはり、犬種としての基本的な性格は、人に対しての服従性もよく、家庭犬として、とても適したものであるように感じます。

性格的に飼いやすい家庭犬として考えた時に、選択肢の一つとして、十分に検討に値するのが、このアメリカン・コッカー・スパニエルです。

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