食べ物を与える人は犬に慕われるのか?

食べ物を与える人は犬から慕われるのでしょうか?

答えは、Noです!

ただし、嫌われるということもないでしょうけど。

では、なんなんだ、ということになりますが、食べ物を与える人は、犬にとっては自分に給仕してくれる役目の存在、ということになるのでしょうか。

例えば、しつけ相談でもよく聞くパターンで、お父さんの言うことは犬は聞く、でも毎日食事を与えているお母さんの言うことは聞かない、というのがあります。

ろくに世話をしないで犬を叱りつけるようなこともするお父さんのいうことには犬が言うことを聞き、毎日一生懸命世話をして食事を与えている自分の言うことを犬が聞かない、ということに納得しにくいお母さんも少なからずいるようです。

でも、これは当たり前の話です。

前のページでも書いたように、犬は、基本的に強いものには従い、自分よりも弱いと認識するものには従おうとしません。

いつも食事の世話をしてくれるお母さんは、あくまでも自分の食事を用意する人であり、決して自分よりも強い人ではないのです。

でも、食事の時だけは、オスワリといえば、すぐに座り、マテといえば待ってますよね。

これは、あくまでも犬にとっては食べ物を得るための手段であり、獲物を追いかける代わりに、オスワリをして、待つのです。というより、オスワリと言われる前から座って待っていて、ヨシ、という言葉を待っていることでしょう。

それによって、食べ物を得られることを学習したからです。

つまりこれは、お母さんの指示に従う結果ではなく、食べ物を得る手段として犬が学習して行っている行動なのです。

ただし、この場合、犬にとってお母さんは、守るべき存在ということにもなります。

自分の方が強いから、大事な仲間であり、食事を給仕してくれる存在であるお母さんを犬は守ろうとします。

その結果、お母さんに近づく人や犬、また家に近づく気配などに敏感になり、警戒し、吠えるようになったり、攻撃的になったりする犬も中にはいます。

つまり、お母さんは、自分が従うべき対象ではないけど、大事な仲間であることは間違いなく、従うというより、守るべき存在なのです。

上の例では、お父さんが従うべき存在で、お母さんが守るべき存在としましたが、もちろん、逆の例もあります。

お母さんがしつけに真剣に取り組もうとしているのに、お父さんは犬を甘やかしてばかりで、おやつを上げたり犬用のおもちゃで遊んでいるだけ、というケースは、逆になるのです。

また、食べ物を与える場合、気質の荒い犬の場合、その攻撃本能を刺激してしまい、その犬をより攻撃的な性格に、また扱いにくくしてしまう場合もあるので、注意が必要です。

ただし、一般的には、フードを与えることによって、犬の警戒感を和らげる効果もあるので、犬に近づく手段としては利用してもよいのかもしれません。

また、芸を教える場合も、犬の気持ちはどうあれ、その行動をさせることが目的なので、食べ物を与える教え方は有効かもしれません。

犬に限らず、ライオンなど、他の動物もこの方法で一般的には行われています。

逆に言えば、フードをご褒美として与えるしつけは、ライオンでも同じであり、それは決して動物を服従させることではないのです。

リードでのショックとその後のフォローを使うしつけ方法は、長く人間と一緒に暮らしてきた犬だからこそできるしつけ方法であり、その目的は単に行動をさせることだけではなく、犬との信頼関係を作ることが目的であり、それが最も効率的に出来る、どんな人でも、どんな犬にでも、成功率の高いしつけ方法と考えています。

犬におやつを与えること自体は、悪いことではないと思います。

ただしそれは、何かが出来た時のご褒美としてではなく、人間が休憩するときにちょっとおやつを食べながらお茶を飲む、そのタイミングで犬にもおやつを与える、というような与え方が良いと思います。

それでこそ、家族の一員として、犬を扱うことではないでしょうか。

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