血統が良い犬とは?

ネットのニュースで、「世界一醜い犬コンテスト」の優勝犬が決まったという記事を観ました。

2018年の世界一醜い犬コンテストに優勝したのは、メスのイングリッシュ・ブルドッグのジャジャさんだそうです。

見た目の醜さを競うコンテストとはいえ、立派なチャンピオン犬です。

優勝トロフィーだけでなく、賞金1500ドルも贈られ、さらにテレビ番組への出演も決定しているということで、見た目の悪さのおかげで一躍有名犬ね。

日本でもブサ可愛い犬として、青森の秋田犬、わさお君が有名になりました。

犬の場合、醜いというのは、超可愛いと同義語と言ってもいいのかもしれません。

しかし、一般的なドッグショーでは、大雑把に言えば、犬の見た目の良さを競っています。

そして、チャンピオンになれば、その犬の価値は上がり、その犬の血を引く子犬はチャンピオン犬の子供として、血統が良い犬となり、価値が上がりやすくなります。

もちろんそれが全てに当てはまるわけではありませんが、一般的な、大雑把なイメージとしてはそんな感じではないでしょうか。

つまり、一般的に血統が良い犬というのは、チャンピオンという称号が血統書に乗っている系統図の犬にたくさんついている犬、というように思っている人が多いと思いますがどうでしょう。

でも、チャンピオン犬が良い犬、その血が入っていれば血統が良い犬である、というのはどうなのかな、とも思います。

何を基準にして、良いか悪いかを判断するかによって、犬の価値は変わってっ来ると思うのです。

犬種のスタンダードに出来るだけ近いのが良い犬なのか?

独立した犬種としてケネルクラブに登録されている犬、つまり血統書のつく犬種には、それぞれの犬種ごとに、形やサイズ、毛色などが規定されています。

その規定に近いほど、良い犬という考え方もあるようです。

従って、この規定に会うような犬を繁殖する努力をしているブリーダーも少なくないかもしれません。

また、ブリーダーによっては、その犬種のそのブリーダーなりの理想的な形を強く持っている方もいらっしゃいます。

その自分が考える理想の形の犬を残していくことを第一に考えているブリーダーもいるのです。

まぁもともと純血種は、この考え方に基づいて、充血主として見た目が固定されてきたのですから、それは不思議でも何でもないでしょう。

ただ、それが現在の純血種といわれる犬たちの犬種特有の疾患などの原因ともなっています。

例えば、ある犬種で理想の形に近い犬が生まれたとすると、その形を残そうとするにはどうするのか?

他の血筋を交配させると、形が崩れてしまう可能性が高くなるので、その犬とごく近い血筋、つまり近親交配によって、その犬の形を残していこう、という考え方になっているのです。

確かに、近親交配によって、親と同じ見た目の子犬が生まれる可能性は高くなるようです。

しかし、生まれてくる子犬のすべてがそうなるわけではありません。

同時に、近親交配による悪い影響を受ける小犬が生まれてくる可能性も高くなってしまいます。

そういった子犬は何らかの形で淘汰され、親犬の見た目を良く引き継いだ子犬が残され、またその子犬が成長すれば、その犬を近親交配して、さらにその見た目を維持する子犬を生ませてきます。

このように、犬の見た目を固定させていくのが一般的な方法です。

特にショーブリーダーの中にも、そうやってそのブリーダーが考える「良い犬」を作り出しているブリーダーもいるようです。

そうやって見た目の良いと言われる犬を「作って」行くという方法を行っているブリーダーもいますが、それでいいのでしょうか。

そう考えると、チャンピオンの称号がつく犬が良い犬、その血筋を持つ犬が、血統の良い犬なのか、とも考えてしまいます。

見た目よりも大事なのは気質ではないのか?

確かに血統書のある犬にとっては、その犬種としての見た目も重要なのかもしれません。

たまに、本当にこの犬は純血種なの?、どう見ても別の犬種の血が入っているようね、というような犬もいますが、それはそれで良いとは思いません。

そういう犬のブリーダーは、逆に犬種に対するこだわりが全くなく、犬を適当に交配して血統書だけはその犬種で発行しているというケースもあるでしょうからね。

そういったケースは、良い血統、悪い血統とか言うこと以前の、モラルの問題なので、ここではそれについては追及するのはやめましょう。

そういったケースは別にして、現在、犬が見世物としてではなく、家族の一員として迎えらることが多くなっているということを考えると、ブリーダーに求められるのは、見た目よりも犬の気質ではないかと思います。

気質とは、その犬が先天的に持っている、遺伝的な性格、という意味で使っています。性格は後天的にも変わりますからね。

僕たちがこのブリーダーと付き合っていけるかどうか、という判断をする場合の基準は、そのブリーダーが犬の気質をしっかりと選んで交配をしているかという点でした。

つまり、いくら見た目が良い犬でも、気性が荒い、攻撃的な性格を持っている、という犬は交配には使わない、ということです。

家族として犬を迎える場合、一番メリットになるのは、犬の性格の良さです。人に対してフレンドリーである、攻撃的な気質を持っていない、こういった気質を親から受け継いでいる犬であれば、しつけも簡単だし、極端に言えば、ろくにしつけをしなくても何とかなるでしょうから。

ただし、それは小型の愛玩犬の場合だけと断っておきます。

多少気質に問題があっても、飼い方しつけ方で修正することは出来るのですが、やはりそういった問題がない犬の方が圧倒的にいいでしょう。

そういう観点から言えば、必ずしもチャンピオンという称号のある犬、その血統が良い、とは言えなくなるのです。

もちろん、全てというわけではありません。

チャンピオン犬を作ろうとする場合、交配する犬も性格よりも見た目が第一優先、性格はある意味どうでもいい、むしろ少し強気の方がショードッグには向いていると言われています。

最初からショードッグにするつもりで迎えるのであれば、チャンピオンの称号を持つ犬を血統書の血統図に持つ犬が良いでしょう。

でも、普通にペットとして迎えるのであれば、チャンピオンという称号は全く意味を持たないと言ってもいいかもしれません。むしろ、避けた方が無難という考え方もできるかもしれません。

もちろん、全てのチャンピオン犬、ショープリーダーがそうだというわけではありません。しっかりと犬の気質も考慮されている方もいるでしょう。

ただ、そこはそのブリーダーと何度も話をしないとわからないのが難しいところなのです。

犬の見た目はどうでもいい、とはいいませんが、大事なのはその気質です。

従って、良い血統の犬とは、温和で、人にフレンドリーで、全く攻撃性のない性格の犬をその血統にたくさん持っている犬ではないでしょうか。

多少その犬種の特徴から外れていても、それはその犬の個性で可愛いところでもあると思います。

ただ、現状ではどんなブリーダーのところでどんな親犬、血統の犬から生まれたのかを、迎えようとする人がほとんどわからない、ということです。

例え血統書があったとしても、チャンピオン犬がその血筋にいるかどうかはわかりますが、親犬、またそれを遡った祖先犬たちの性格まではわかりませんからね。

これは、日本での犬の迎え方自体を根本的に変えないと、難しい問題ですね。

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