リードでのショックによる方法、森田式しつけ方法がうまくいかな場合

森田式の犬のしつけ方法がうまくいかない原因

ペット・トライアングルのしつけ方法、また森田さんのしつけ方法がうまくいかない、という場合のほとんどが、リードでのショック、森田式で言う権威が適切に出来ていない、というのが原因です。

これがしっかりと出来れば、しつけは簡単に入ります。しかし、鋭く、瞬間的に犬が驚くようなリードでのショックをかけるのが、難しい方が少なからずいらっしゃいます。

リードでのショックが適切に行われているかどうかの判断は簡単です。リーダーウォークトレーニングの最初で、リードのショックを2～3回かけても、犬が足元から離れていってしまうようであれば、そのリードでのショックは犬に伝わっていない、効いていない、ということになります。

その場合、もう一度リードでのショックのかけ方を修正して行い、やっていただいているのですが、どうしてもうまくいかない方もいらっしゃいます。

経験的に言えば、そういう場合は、このしつけ方法を続けてもなかなかうまくいかない、というのが実情です。

また、極度にシャイな犬、すでに強い噛み癖がついている犬は、森田式しつけ方法が難しいでしょう。

目的は犬に基本的なしつけを行うことだから、別のしつけ法を

以前は、なんとかこの方法でうまくいくように頑張ってほしいと思いながら、アドバイスしていました。しかし私のアドバイス方法もうまくないのか、なかなか改善できるケースがありませんでした。

そこで、基本的な方法は全く同じである「森田式しつけ方法」のDVDを併用していただき、訓練士として実績、経験のある森田さんの説明で行ってもらおうと思い、このDVDも紹介するようにしました。

しかし、それでもうまくいかない、というケースも実際にはあることがわかってきました。

このサイトでの目的は、この方法を教えることではありません。この方法を教えるのは、家庭犬として基本的なしつけを犬に行うという目的のために、本当の意味での主従関係と信頼関係を作ることができる、そして最も簡単でどんな犬に適応できる、ということが大きなメリットとなる手段であるからです。

したがって、この手段（森田式）がどうしてもうまくいかなければ、目的を達成するため、ほかの手段を使うべきと、最近は考えるようになりました。私たちのしつけ方法は森田式」ですが、他の方のしつけ方法も、それぞれ実績はあると思います。

いくつかのしつけ教材を見てきましたが、森田式以外でお勧めできるのは、次の２つのしつけ教材です。

森田式以外でお勧めできる市販の犬のしつけ教材

イヌバーシティは、アメリカ仕込みのしつけ方法と犬を飼うに際して持っているべき犬の飼い主のルールやモラルなども含めてしっかりと教えてくれる、森田式をやっている方にも一度は見てほしい言うのしつけ教材です。そしてイヌバーシティは、DVDではなく、パソコンやスマホから動画を見ることが出来るタイプのものです。したがって、常に最新の情報が掲載され、スマホでいつでもどこでも、例えば、電車の中やちょっとした待ち時間でも見ることが出来ます。総合的な点からお勧めの犬のしつけ教材です。

▼犬を飼っている人全てにお勧めしたい「イヌバーシティ」

また、すでに噛み癖がついている犬の場合、一般の飼い主さんがいきなり森田式を行うのは難しいと思います。そこでお勧めなのがこのしつけ教材です。

▼噛み犬のしつけに重点的に取り組んできたカリスマトレーナーのしつけ法

目的は愛犬が自分を大好きになって頼ってくれること、そして誰からも愛される犬に育てること、しつけトレーニングはその手段です。

▼ドッグトレーナーが選んだ目的別犬のしつけ教材ベスト3！