実際に悪徳ブリーダーに騙されてしまいました。

恥ずかしながら、その時のことをご紹介します。

その出来事が起きたのは2004年の1月、古い話ですが、ご参考になれば、と思いあえて書いてみました。

まだ、子犬のブリーダー直譲販売を始めて1か月も立たない時でした。(現在はドッグケアのみ行っており、子犬の販売は行っておりません)当時まだ、犬業界の怖さもよく知らず、始めたばかりでお客様からの電話もそれほどないことも原因だったかもしれません。そのブリーダーと名乗る人からの電話にすっかりと騙されてしまったのです。

その電話の内容はこのようなものでした。

「お客様に明日お引き渡しする予定の子犬が急に死んでしまった。なんとか同じような子犬を探してくれないか」、とのこと。探しているのは、黒のトイプードルのメスで生後2か月の子犬とのことで、かつ、明日お客様にお引き渡しができることが条件でした。私は、子犬の出産情報データベースで該当する子犬を探していました。でも、明日お引き渡しできるという条件がネックになり、該当する子犬はなかなか見つかりません。

しばらくして、またそのブリーダーと名乗る人から電話があり、該当する子犬が見つかったとのこと。そして、その子犬は群馬の某市のブリーダーのところにいて、お客様は、同じ群馬だけど、ちょっと離れた別のところだとのこと。自分の犬が死んでしまったのが原因で、お客様に迷惑はかけえられないし、また、自分の犬ではないので、自分はお金は受け取れない、だから、自分の代わりにその子犬のブリーダーから代金引き換えで子犬を引き取り、お客様に代金引き換えで直接渡してもらえないか、とのことでした。その代り、その差額は全てこちらがとってよいとのことで・・・。

そして、その子犬のブリーダーという人に連絡を取りました。そのブリーダーから子犬を引き取るのは、ある高速道路のインターチェンジ付近となりました。ブリーダーのところまで来るのは大変だし、お客様へ渡すことも考えるこのインターチェンジが良いとのことで・・・。そして、子犬を受け取ったら、そのままお客様のところへお届することになりました。そして、確認のため、教えられたお客様へ電話で、その旨をご連絡したのです。

こうやって書くと、なんでこんなことで騙されたのだろうと思うのですが、当時は、ブリーダーに騙されるなんてことは全く頭になかったし、仕事を始めた直後で、少しでも多く子犬を引き渡したいという思いが強かったこと、そして、電話での切羽詰ったブリーダーの話し方に、当時の私はすっかりと騙されてしまったのでしょう。全くもって、お恥ずかしい話です。

こうして、翌日は群馬の某インターチェンジへ車で行き、そこで予定通り、子犬のブリーダーと会い、代金引換で子犬を引き取りました。そして、そのまま、知らされていたお客様のお住まいの住所をカーナビに設定して車を進めました。目的地近くへ来ましたが、該当するような家はなく、お客様の電話番号へ電話しましたが、いくらかけても、全く応答がありません。

仕方なく、始めに電話してきたブリーダーと名乗る人に電話をすると、こちらも全く応答がありません。そして、先ほど会った子犬を連れてきたブリーダーにも電話しましたが、こちらも応答がありません。

もしかして騙された・・・・、という思いがここで初めて頭をかすめました。
が、すでに後の祭りです。

子犬を引き渡したブリーダーの住所は聞いていたので、そこへと向かいましたが、やはり、該当するような犬舎は見つかりませんでした。

渡された子犬、そして、騙されたという自分に対する情けなさ、どうしようもない悔しさとともに、家に帰るしかありませんでした。自分が情けなく、警察に行くという考えもその時は起こりませんでした。

家に帰り、ケースから出てきた真っ黒で小さなトイプードルの子犬は、そんな事情は全く知らず、初めて会った私たちと、今までとは全く違うであろう環境に戸惑い、緊張しているようでした。とても悔しい気持ちでいっぱいでしたが、あどけないその子犬の顔を見ると、子犬に当たる気持ちは全く感じず、むしろ利用された子犬に、同情の気持ちを感じずにはいられませんでした。

そして、だまされた自分が悪い、せめてこの子犬を売って、少しでも損害を減らそうと考えました。しかし、よく調べてみると、代金引換で渡した金額が、当時の黒のトイプードルとしては、販売価格にしてもとても高いことがその時わかりました。なんで、もっとよく調べなかったのか・・・。また虚しさを感じるのでした。

とても、子犬を引き取った値段では売れないことがわかり、その半分くらいの値段でホームページで紹介しましたが、幸か不幸か、その後2週間ぐらい経っても、全くその子犬を買いたいという問い合わせは入りませんでした。

小さくて全く泣かない子犬だったので、家で世話をするのはそう大変ではありませんでした。そうしているうちに、時々、咳きをするようになり、獣医さんに診てもらったところ、ケンネルコフとのこと、特に心配する必要はないが、完全に治るのには時間がかかるとのこと。

そこで、とりあえず、ケンネルコフが治るまではホームページへの掲載はおろすことにしたのです。確かにケンネルコフが完全に治るのには時間がかかりました。3週間ぐらいはかかったと思います。寒い時期だったので、子犬が冷えないように昼間家にいる時は、いつも膝に抱っこしながら仕事をしていました。もともと犬が好きでこの仕事を始めた私です。毎日のようにだっこしている小さな子犬に、情が移らないわけはありません。

私だけでなく、家族全員が同じ気持ちだったと思います。元々が犬大好き家族だったので、久しぶりに犬と生活することが、犬好き家族の心に火をつけました。

ケンネルコフが治るころには、とてもこの子犬を手放す事は出来ない、家族全員がそう思っていました。

そして当時ペット禁止のところに住んでいましたが、検討の末、この仕事を続けるには、犬を飼ったり、預かったりできる環境が必要ということもあり、現在のところへちょっと(かなり?)無理をして引っ越しました。

当時、お引渡ししたものの重度の股関節形成不全と診断され、出戻ってきたジャーマンシェパードのサラとともに、新しい家で、正式にトイプードルのプーちゃんとの生活が始まりました。

名前のプーは、単純に、プードルのプーから取ったものです。まさか、自分の愛犬になるとは思わなかったので、あまり情が移らないように、引き取った直後に仮に付けた名前でした。


可愛い犬で騙される人がいなくなるように!

今思い出すと、何であんなに簡単に騙されてしまったのかと、自分が改めて情けなくなります。でも、そのお陰で、プーちゃんと出会え一緒に過ごすことができたこと、そして、その経験がこの業界で仕事をしていく上での、心構えを強くしてくれたことを考えると、神様は、あえて、このようなことをされたのかな、と思います。今では、この出来事、経験があり、プーちゃんと出会えたことが本当に良かったと心から思っています。

でも、ほかの人、特に犬が大好きで、これから子犬を迎えようという方には、絶対にこんないやな経験は、してもらいたくはありません。絶対に・・・

この経験があるために、私たちの場合、必要以上ににブリーダーに対しては慎重になっている面があるのかもしれません。

さて、その後、犬が飼える環境になったことをいいことに、また、主要犬種は自分でも飼って、お客様からの飼育相談に対して、より体験的、現実的に対応したいという大義名分もあり、別のトイプードル、ボーダーコリー、ジャックラッセルテリア、パピヨンなど、一時は9頭を愛犬としていました。

*その後ボーダーコリーのミルキー、ジャーマンシェパードのサラなどが旅立ち、騙されて迎えたとはいえ、私たちを支えてくれた黒いトイプードルのプーちゃんも旅立ちました。恥ずかしながら、今もまだペットロスが抜けきれません。思い出すたびに涙が溢れてしまいます。この文章を書いている時も… ぐしょぐしょ、です。虹の橋を信じます。

みんなそれぞれ個性があり、かわいくて・・・、犬と一緒の生活はやはりとても素晴らしいですね。

ただ問題なのはブリーダーだけではありません。お店を持っているペットショップの中にも、そして、ネット販売をしているショップの中にも、悪意を持って、人を欺き、犬を道具にしている人間は少なからずいると思います。

現在は動物愛護法の改正などによって、ブリーダーに騙されるなんてことも、少なくなっているかとは思います。大好きな犬で騙される人がいなくなることを心から願います。

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