犬に玉ねぎは問題ない?いいえ大ありです。
ひと昔、ふた昔前は、人間の食べるものは何でも犬にあげてた時代もありましたね。実は僕の家でもチロという家の前に迷い込んできた雑種の犬を飼っていた時には、ご飯に残ったお味噌汁をかけてあげていたりしていました。お味噌汁の具が玉ねぎであっても全く気にせずに・・・。まだ普通のサラリーマンだった時代です。今ならとてもそんなことは出来ないのですが、当時はまだ人間が食べられるもので、犬に与えてはいけないものがあるなんて、頭の片隅にもありませんでした。
そんな玉ねぎも平気で与えていたチロは、少なくとも20年は生きていたのです。与える量や、犬の体質などの問題もあるのかもしれず、少しぐらい玉ねぎを食べても全く問題ない犬がいるのは確かです。
では、玉ねぎは犬に与えても問題ない食べ物なのか?
断言できるのは、玉ねぎを食べたことによって、死の淵をさまよう犬も確実にいる、ということです。これについては、もう少し下で実例でお話します。
犬の食べもの、疑わしきは食べさせるべからず!
最近は、人間が食べても何の問題のないものでも、犬が食べると問題がある食べ物がある、というのは犬を飼う人の常識となりつつあるのかもしれません。
でも同時に、犬が食べてはいけない、という食べ物を食べさせたけど、全く問題なかった、というようなネットでの記事なんかもよく見かけるようにもなってきました。
どっちなんだ?と犬を飼っている人は迷うかもしれませんね。
でも、あえてペット・トライアングルでは、疑いのある食べ物は犬に食べさせるべきではない、と強く推奨します。
確かに、上に書いたように犬に食べさせてはいけないという代表でもある玉ねぎについて、食べても大丈夫な犬がいるかもしれません。でも、個々の犬は、人間と同様いろいろです。
もしかしたら、玉ねぎをいくら食べても大丈夫な犬もいるのかもしれませんが、確実に問題を起こす、場合によっては命にかかわるような状態になる犬がいるのも確かなのです。
他の食材も同様だと推測されます。
どこかのサイトで大丈夫だって書いてあったから食べさせてみたら、「うちの犬はダメだった」、では遅すぎるのです。愛犬の命にかかわる、そこまでいかなくても愛犬を苦しめることになるかもしれない食べ物をあえて食べさせてみる必要があるでしょうか。
このページでは、【犬に与えてはいけない食べ物】、【犬に与えて良いか悪いか議論のある食材】、【その他注意したい食材】をご紹介しています。これらの食べ物は、【その他注意したい食材】も含めて、何らかの積極的に食べさせる理由がない限り(具体的にそういう理由も思いつきませんが)、食べさせないことが愛犬のためではないでしょうか。
可愛い愛犬に、そんなリスクを負わせる必要は全くない、というより絶対に避けるべきだ、と僕たちは強く推奨します。
「疑わしきは、食べさせるべからず」、愛犬の命と健康を守るために。
愛犬のパピヨンが瀕死の状態になった玉ねぎ事件
このページの最初の方で「玉ねぎを食べたことによって、死の淵をさまよう犬も確実にいる」と書きました。その実例が実は、僕たちの愛犬であるパピヨンのカノンなのです。
犬に危険な食べ物をご紹介する前に、実際に愛犬であるパピヨンのカノンを生死の際まで追い込んでしまった私たちの、笑えない失敗談をご紹介したいと思います。同じような経験をする犬がいなくなることを願い・・・。
ある日、我が家の愛犬のパピヨンのカノンがまだ若かりし頃のことでした。その日の午後になって、いつも元気で動き回っていたカノンが急に動かなくなり次第にぐったりとしてほどんど動けなくなってしまいました。
口の周りは見てはっきりとわかるほど白くなり血の気がなくなっていました。僕たちも何か起きたのか全くわからず、慌ててカノンを動物病院へ連れて行きました。診断結果は、極度の貧血状態とのことで即入院、その後2日ほどは命にかかわるような瀕死の状態が続きました。投薬を続けた結果3日目ぐらいから徐々に元気になり退院、なんとか元の元気なカノンに戻ることができたのですが、まさに最初の2日間は死の淵をさまよっている状態だったのです。
そして、その原因となったのが玉ねぎだったのです。なんでタマネギを食べてしまったのか、これは私たちのちょっとした不注意が原因でした。
カノンの具合が悪くなる前日、夕食のメインは、酢豚でした。けっこうたくさん作ったので、夕食では食べきれず、残ってしまいました。残った酢豚は、適当な大きさのお皿に移し、ラップをかけて、テーブルの中央において、そのままにしてしまったのです。
翌朝、酢豚の入っていたお皿は、ラップがはがされ、お皿を洗ったようにきれいに何もなくなっていました。パピヨンのカノンが食べてしまったのです。普段は常に私たちのそばにいるようにさせているのですが、朝起きた後のちょっとした隙に、寝室から抜け出して、椅子を踏み台にテーブルの上に載って食べてしまったのです。
タマネギだけであれば、けっして食べることなどしないのでしょうけど、酢豚として、味がついていたので、肉だけでなく、一緒に入っていたタマネギも全て食べてしまったのです。
翌日、午前中は普段と変わったところは見られませんでしたが、午後に入って急速に元気がなくなりぐったりとして、あとは前述のとおりです。
なんとか危機を脱して、健康な状態に戻りましたが、今思えば、ちょっとした注意不足と犬の管理不足で、愛犬を命の危機に陥れてしまった、と本当に反省しています。
以後、タマネギ類だけでなく、残った食事類などは、絶対にカノンの運動能力をもってしても、取れないところにしまうようにして、私たちの目の届かないときは、必ず勝手な行動が取れないよう管理するようにしています。こんな不注意をするような方は少ないとは思いますが、あらためて、同じような可能性がないか、特に室内で犬を飼われている方は、見直してみていただきたいと思います。
では以下に、具体的に犬に【犬に与えてはいけない食べ物】、【犬に与えて良いか悪いか議論のある食べ物】、【その他注意したい食材】そして最後に犬に与えてもいいのか、悪いのか少し迷いそうな食べ物だけど【犬に与えても良い食べ物】についてもいくつか書いておきます。
【犬に与えてはいけない食べ物】
まずは、犬に対しての危険度が最も高い分類に入る食べ物を、犬に与えてはいけない食べ物、としてご紹介しておきます。
繰り返しになりますが、大事なことだと思うので、もう一度書きます。ここで紹介している犬に与えてはいけない、と言われている食べ物でも、ネットで調べると、「問題ない」、などと書かれている記事も多くあるようです。ダメだと言われる食材でも、その影響は犬によってかなり個体差があります。実際にここで紹介している食べ物を食べても全く問題ない犬もいるでしょう。ただし、これを食べたら命の危機にかかわる犬も確実にいることも確かなのです。食べさせてみて、うちの犬はダメだった、で済むことではないのです。そこは飼い主さんの考え方次第です。でもあえて、もう一度繰り返します。特別な理由がない限り、あえて、リスクの可能性のある食べ物を犬に与えるべきではない、ということを。特に下の3つの食材は、要注意です。万が一の時に、一番辛い思いをする、最悪の場合、命の危機に陥るのは、大切な愛犬ですから。
ネギ類、にんにく、ニラ
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ネギ類には、犬が消化する酵素を持っていない、チオ硫酸塩の化合物が含まれています。これが血液の中の赤血球にあるヘモグロビンを変化させてしまいます。大量に食べると、赤血球を破壊してしまい、そのため、貧血状態に陥ってしまうのです。このネギ類などの有毒成分は、加熱しても破壊されません。したがって、調理した料理でも、その中にネギ類などが入っていたら、要注意なのです。
ネットでは、「うちの犬はタマネギを食べてもぜんぜん問題なかった。」というような、タマネギを犬に与えてはいけない、というのは嘘だ、的なことが書かれているのをたまにみかけます。確かに、以前飼っていた雑種の愛犬は、たまねぎのお味噌汁ご飯なども、全く知識のないころには、けっこう与えていましたが、20歳以上の寿命でした。しかし、前述の通り、今飼っているパピヨンは、たまねぎで瀕死の状態になりました。たまねぎを少しぐらい食べても、全く問題のない犬がいることも確かでしょう。ネギ類を食べても大丈夫かダメかは、犬の個体差により、大きく違うようです。でも、玉ねぎに関しては、確実に食べると命の危機に陥る犬がいることは確かなのです。
ニラとにんにくも同じ理由です。ただし、にんにくについては、ごく少量であれば、健康回復などに効果がある場合もあるというブリーダーさんがいることも事実で、ちょっと犬の具合が悪いときなどに、ごく少量与えると元気になるとおっしゃっています。そういったブリーダーさんは経験的にどういうときに、どのくらいの量なら大丈夫ということをわかっているのだと思うので、一般の飼い主さんは、やはり、与えるべきではないと思います。
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ブドウ(ほしブドウを含む)
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犬がブドウを摂取した場合、腎臓の機能に障害を起こして中毒症状を引き起こすことにより、生命の危険に陥る可能性があるようです。ただし、なぜブドウが中毒を引き起こすのかは明確な原因はまだ分かっていません。
しかし現実として、ブドウを犬を食べたことが原因での死亡例は少なからずあるようです。ブドウを摂取する事により、生命の危険に陥る可能性がある事は間違いありません。これも、食べても大丈夫だったという犬はたくさんいるのかもしれません。でも、犬にとってかなり大きなリスクのある食べ物だということは確かです。犬には、絶対に避けるべき食べ物です。
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チョコレート
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多くの犬は、少しぐらい食べても問題ないかもしれません。他の禁止食と同様、犬によってチョコレートを食べられる許容量の違いはあるのかもしれません。したがって、同じ量のチョコレートを食べても、問題ない犬もいるでしょう。でもやはりダメな犬も確実にいるのです。
チョコレートは確実に犬に中毒症状を起こす可能性のある食材です。獣医が営利目的で広めたデマだというようなことも書かれていますが、仮にそうであったとしても、あえて、愛犬の命を懸けて、試しにチョコレートを食べさせてみる価値があるでしょうか。そんなリスクを負ってまで、犬がチョコレートを食べる理由があるでしょうか。たとえ少量であっても、愛犬に食べさせるべきではありません。
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【犬に与えて良いか悪いか議論のある食材】
上の3つの食材も、ある意味議論があるかもしれません。しかし、上の3つは私たちは飼い主さんの考え方に寄らず、絶対に犬に与えるべき食材ではないと思っています。しかし、以下の食材については、より議論のある食べ物、リスクとしては上の3つよりは少し低い、と言われる食材です。それでも僕たちは、あえて積極的に犬に与える理由もない、犬には避けるべき食材だと考えています。
貝類、タコ、イカ、ナッツ類
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ただし、春先ぐらいの時期に関しては貝毒を持つ貝がいる可能性があるます。これは人間にも毒なので、各自治体からも貝毒の情報が出る場合もあるようです。自分で採取する場合などは、、人間も含めて注意が必要です。
貝類、タコ、イカなどを犬に与える積極的な理由は全くありません。まさに百害あって一利なし、犬に与えるべきではないと考えます。
また、ちょっと種類は違いますが、ナッツ類も消化が悪いと言われる食べ物で、扱いとしては貝類、タコ、イカと全く同様です。
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調理した鶏の骨、魚の骨
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ただし生の鶏の骨であれば問題ありません。問題になるのはあくまでも、加熱調理された鶏の骨です。
ただ最近は、「加熱した鶏の骨は犬に与えるメリットは大きく、積極的に犬に与えるべき」と主張される方もいるようです。
それでも僕たちは、あえて加熱調理した鶏の骨を犬に与える必要特別な理由はないと考えます。
魚の骨は人間と同様に、のどでひっかかりやすく、与えないほうが無難だと思います。
ただし、これらの食べ物は、すぐに生命の危機を引き起こすような可能性はほとんどないのかもしれません。
それでも犬に苦痛を与える可能性はゼロではありません。やはり犬に与えるべきではない食べ物だと考えます。
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アボカド
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しかし、人間以外の動物に対しては、毒性のある食べ物と言われているようです。アボカドが持つペルシンという成分が、人間以外の動物に対して中毒症状を引き起こすとのことなのです。
しかし、アボ・ダームというドッグフードは、犬がアボカドを食べたことにより皮膚の状態が良くなったことからアボカドを原料に混ぜて作られたドッグフードです。迷ってしまいますね。
実は、ひとくちにアボカドと言っても、その系統には3つあり、種類は実に1,000種類を超えるとのことなのです。その中で中毒症状を起こすのは、グァテマラ系のアボカドと言われています。アボ・ダームが使用しているアボカドはグァテマラ系ではないとのことで問題はない、むしろ、アボカドのメリットを生かしたドッグフードとのことなのです。
アボカドは、上の2つの食材とは違い、犬に与えるメリット、理由のある食べ物かもしれません。
でも、日本のスーパーで売られているアボカドは、何系と書いてあるのはほとんどみたことはなく、単にアボカド、と書いてあるだけの場合が多いと思います。
もし、アボカドを犬に与えたいと思ったら、アボカドそのものを与えるのではなく、ドッグフードとしてアボ・ダームを与えてはどうでしょうか。
万が一のことを考えると、それがアボカドの効果を犬に与える一番良い方法ではないかと思います。
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【その他注意したい食材】
上に挙げた食べ物以外にも犬が食べると、犬の健康に悪影響を与えかねない食べ物があります。つい犬に与えてしまいそうなもの、あるいは知らないうちに与えてしまいそうなもの、その存在を意識せずに食べかねない物があります。これらも注意が必要な食材と言えます。犬に与えない、また知らない間に食べさせてしまわないように注意しましょう。
ジャガイモの芽、緑色部
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あえて犬に与えることはないと思いますが、部屋に転がっていたジャガイモから目が出てしまっていて、犬がそれを見つけて食べてしまった、ということもないとは言えません。誤ってでも食べないように注意が必要です。
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調味料
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糖分の摂り過ぎは糖尿病の原因ともなります。また、塩分の摂り過ぎは腎臓への負担が増加します。香辛料などの刺激物や、カフェインなども内臓器官への影響が心配されますので、与えるべきではありません。
これらは人間でも問題になっていますが、人間に比べて体重の軽い犬は、同じ量を食べてもその影響は犬の方がはるかに大きくなる可能性があります。
犬の食事の場合、基本的に味付けは不要なのです。人間用に調理した食べ物は、たとえ犬にリスクのない食材でも、与えるべきではないでしょう。犬に与えるときは、犬用に調理してあげてください。
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人間用のお菓子
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人間もお菓子がメタボの原因にもなっていますが、人間用のお菓子は、糖分や塩分が多かったり、また脂肪分が多かったりで、前の調味料のところでも書いたように、内臓に負担のかかるものが多いのです。
だから、人間用のお菓子は、原則として犬には与えるべきではありません。ただ、中には犬に与えても問題ないような人間用のお菓子もあるかもしれませんが・・・。(そこは確認していません。)
ただし、チョコレートは、【犬に与えてはいけない食材】のところでもあげたように、中毒症状を引き起こし、生命の危険にさらされる場合もある得るので、絶対に与えてはいけないのでご注意下さい。
基本的に犬におやつは必要ないと考えますが、もし与えるのであれば、犬には、犬用のお菓子やおやつを与えてくださいね。
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焼き鳥
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ただし、焼き鳥の場合は、焼き鳥そのものよりも、焼き鳥に刺さっている串の方が問題になるケースがあります。
飼い主さんが部屋で焼き鳥で晩酌、ということも少なくないでしょう。その時に、まだ食べてない串付きの焼き鳥を残したままトイレなどのため、その場を離れる、というのはついやってしまいがちなことではないでしょうか。
その隙を見て、犬が焼き鳥を食べてしまった、これも実際に何度かあった話です。タレや塩の問題はありますが、1本分の焼き鳥を食べたからといって、すぐに犬がどうかなってしまう、ということはあまりないかもしれません。
問題は、犬が串がついたままの焼き鳥を食べてしまったという場合です。特に大きな犬は、串付きのまままるごと焼き鳥を食べる、あるいは飲み込むということもあり得るのです。そんな場合、焼き鳥そのものはともかく、串がのどに刺さったり、胃に入ってしまったりすると大変なことになってしまいます。
家で焼き鳥を食べるときは、十分注意してくださいね。
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パン
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しかし、犬が喜ぶからと言って、大量にパンを与えてしまうと、犬の生死にかかわることもあるのです。そんな大袈裟な、と思うかもしれません。
でも、実際にあった話なのです。フランスパンを食べられるだけ与えられた大型犬が、その食べたフランスパンが原因で死んでしまったという事故があったのです。下記のリンクから、その詳細をご覧いただけます。
滅多にあることではありませんが、こんなこともある、ということを覚えておいていただければ、と思います。
▼フランスパンを食べた犬が死んでしまった事故をご紹介した”フランスパンにご注意”
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たばこ、アルコール
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また、お酒など、アルコール類も、犬に与える方はいないと思います。アルコールの匂いが嫌いな犬が多いように思いますが、中には全く抵抗なく、飲もうとしてしまう犬もいます。気を付けてくださいね。また、悪ふざけで、犬にアルコールを飲ませよう、などということは絶対にやめてほしいと思います。そんな人はいないと思いますが・・・。
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【犬に与えてもよい食べ物】
上にあげた以外の果物や野菜は、基本的には犬に与えてもOKです。ただし、人間と同様、その犬の体質によってはほとんどの犬には問題ない食べ物でもその犬にはアレルギーを引き起こす特定の食べ物がある場合があります。犬に初めての食材を食べさせるときは、最初は注意しながら確実に問題ないことを確認しながら与えるようにしてください。
犬に与えて問題ない食べ物でも、飼い主さんが与えていいものか、いけないものか迷いそうな食べ物もあるようです。そんな、ちょっと迷いそうだけど犬に与えても全く問題ない、むしろ与えるメリットがある食べ物を最後にいくつかご紹介しておきます。
バナナ
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人間の健康にもよさそうだし、犬にも少しバナナあげてみようか、と思う方も少なくないのではないでしょうか。
でも、犬にバナナを与えても大丈夫なのかな、と少し考える方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言えば、バナナは犬に食べさせてもOKです。
基本的には、バナナには犬に有害となるような成分は入っていません。
ただし、バナナは糖分が多いので、あまり食べさせると犬が肥満になる要因にもなりえます。
また、アレルギーがある犬がいる可能性も指摘されていますので、犬に食べさせる場合は、まずはひとかけらのバナナを与えてみて、様子を見てください。
問題なければ、適度な大きさにして、少しだけ、2~3口分くらい、おやつとして与えても良いでしょう。
また、バナナには整腸作用があるとも言われています。
適度に少量を与えるのであれば、バナナは犬にとって良い食べ物、といえるかもしれませんね。
ただし、あえて与えなければいけないものでもありません。
また、バナナを喜んで食べる犬もいれば、中にはバナナを好まない犬もいます。
もし、犬がバナナを好むようで、食べても問題なければ、おやつとしてバナナを少量を与えるのは問題ありません。
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リンゴ
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さて、リンゴは犬に与えても大丈夫なのでしょうか?
結論から言えば、リンゴもOKです。
リンゴ自体に、犬に有害な成分はないので、一般的な言い方としては、犬に与えても良い食材、ということになります。
ただし、リンゴも糖分が多い場合があり、人間と同様、メタボの要因になる可能性もあるので与えすぎると良くありません。
また、普通に市販されている成熟したリンゴは問題ありませんが、未成熟のリンゴには有害成分がある場合もあるようです。未成熟のリンゴなんて普通は与えることはないと思いますが、一応気をつけてください。
また、犬によってはアレルギーがある場合もあるかもしれないので、リンゴを与える場合は、まずは少量、ひとかけらを与えて、様子を見てみるのが無難です。
どんな果物でもそうですが、犬に与える場合は、あくまでも、おやつとして少量、ひとかけら、せいぜい2~3かけらを与えるのが良いでしょう。
リンゴは犬に対しても整腸作用があるとも言われています。ただし、これもあえて与える必要があるわけではありません。
そういった目的で与えるというより、もし犬が喜ぶようであれば、たまにおやつとして与える程度が良いと思います。
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きゅうり
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果物の場合は、基本的には問題なくても、糖分を多く含んでいる場合もあり注意が必要です。
でも、きゅうりの場合、その心配もなく、カロリーも低いのでそういった心配は全くありません。
ただし、塩などの調味料を合わせたものなど人間用に調理されたものは、NGです。
また、カロリーが低いからといって、たくさん与えてよい、ということでもありません。
あくまでも、おやつとして、適量、また主食のドッグフードのトッピングとして、適量を、ということが良いでしょう。
きゅうりは水分が多いので、あまり水を飲まない場合の水分補給になったり、また逆に利尿作用もあると言われています。
暑いときに体を冷やす効果があるとも言われていて、犬に与えているブリーダーさんもいます。
きゅうり自体を積極的に犬に与えることは特に勧めませんが、夏場の暑いとき、また冬場の乾燥している時にも、少し与えてみると、良い場合もあるかもしれませんね。
ただし、糖分がないので味がなく、犬が好んで食べるかどうかは、別の話です。
与えたくても、犬の好みではなく食べない、ということもあるかもしれません。
その場合は、きゅうりだけを与えるのではなく、いつも食べている主食に少し、トッピングという形だと食べるかもしれません。
また、他の食材と同様、きゅうりに対するアレルギーがある犬もいるようなので、初めて与える場合は、少量与えて、様子を見て、問題なければ、徐々に増やしていくようにしてください。
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その他、犬に与えても良い食べ物
そのほか、例えば、すいか、メロン、モモ、などの果物、そしてキャベツ、にんじんなどなど上の禁止食に出てきた以外の野菜やキノコ類も問題ありません。あえて積極的に与える大きな理由はないかもしれませが、おやつ代わりに、またドッグフードにトッピングして、などは良いと思います。
焼き芋などは、犬のおなかの調子が悪いときなどには、あえて与えたりもします。
また豆腐を作るときにできるおからなどは、ブリーダーが犬に与える食材として使用していることもあります。
また、上に挙げたような食材をドッグフードに混ぜているブリーダーさんも、けっこういるようです。でも、あくまでも、適量、少な目が良いでしょう。
特に果物類は糖分の多いものも多いので、あまり与えすぎると肥満になったり、肥満による疾病にもなりやすくなります。
主食ではなく、あくまでも主食へのトッピング、あるいはおやつとして、ということです。
犬は、与えられる食事を自分では選べません。飼い主さんがしっかりと安全なものを選び、適度な量を与えるようにしましょう。
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