ビーグルとはどんな犬でしょうか?

と聞かれたら、あんな犬だな、と、すぐに想像できる方が多いかもしれません。それくらい、日本でも人気のある犬種です。

そして、ビーグルと言えば、あの有名な犬のキャラクター、スヌーピーとしても有名ですね。

でも、実際には、スヌーピーのような白と黒の柄のビーグルはいないようですが…。

元々は、イギリスでウサギ狩りに使われていた猟犬です。ビーグルは嗅覚に優れた猟犬で匂いを追って、ウサギを追いかけていくことが得意な犬でした。

その狩猟方法は独特で、通常はたくさんのビーグルが集団で行動していたようです。ビーグル独特のあの鳴き声を発っすることによって、ビーグルは仲間と連携しながらうさぎを追い詰めていったそうです。

その時の鳴き声から、ビーグルには「森のトランぺッター」など、その声を由来とするたくさんの愛称がつけられていたそうです。

また、ビーグルという名前もその声から由来した古代フランス語からつけられたという説もあります。

ただし、ビーグルという名前の由来には、いくつか説があるようで、前期の独特の声に由来するという説、またビーグルは、猟犬としてはもっとも小さい犬であったことからフランス語の小さい、という意味の単語に由来する、といった説があり、はっきりとした由来はわかっていません。

でも、あの独特のビーグルの鳴き声は、ビーグルとしての、かなり昔からの特徴のようですね。

現在のビーグルは、というと、その独特の鳴き声は健在で、吠える声を聴いただけでビーグルがいるとわかります。

また、ウサギ狩りの武器となった優れた嗅覚も健在で、そのビーグルの優れた嗅覚を利用して、例えば羽田空港では、検疫探知犬として活躍しています。

空港で預けられたトランクなどから、検疫が必要となる肉や果物などを発見するために、その嗅覚が利用されているのです。

また、ビーグルは実験用に使われる犬としても知られています。いわゆる動物実験に使われる犬種としてビーグルは良く使用されるのです。

ビーグルが実験等物として使われる理由としては、小型で、多産系であること。そして、ビーグルというのは遺伝亭な要素を含めて、個体差がとても少ない犬種なのだそうで、それも実験動物として使用される理由とされています。

私たち人間のために利用されているとは言え、実験動物として利用されるのはビーグルにとっては、不幸なことでしょう。

こういった形で、ビーグルは現在でもいろいろな意味で私たちにかかわりの多い犬種なのかもしれません。

ビーグルの性格

ビーグルの性格は、ウサギ狩りの猟犬としての特性に由来しているようです。

ただし、猟犬とはいっても、ビーグルの場合は、探して追い詰めることが仕事なので、実査に自分でウサギを捕まえるのは仕事ではありません。したがって、攻撃的な性格ではなく、狩猟犬と言われる犬種の中では、もっとも人間に対して愛想が良い犬種として知られています。

また、その狩猟形態が、単独ではなく集団で行うことから人間だけでなく、犬とのかかわりも友好的です。

つまり、ビーグルの性格の特徴は、第一に、人に対しても、犬に対しても、友好的に接することができる温厚な性格、ということではないでしょうか。

ただし、そうは言ってもやはり根気よく、忍耐強くウサギを追っていくのが、個々のビーグルの仕事です。したがって、集団での行動の中でも、やはり独立心を持って行動もするので、何か興味があるものに対しては、集中してそれをどんどん追って行ってしまうという性格も持ち合わせています。

したがって、何もしつけトレーニングをしないビーグルは、そこらじゅうの臭いを嗅ぎながら、何かを追うようにどんどん自分で進んでいきます。

ペットとしてビーグルを飼うのであれば、リーダーウォークトレーニングなどにより、常に飼い主と一緒に行動させるようにすることも必要です。

もちろん、放し飼いにしなければよいのですが、万が一、自由に動ける状態になった時には、どんどんとこかへ行ってしまうことも考えられます。

これらが一般的に言われるビーグルの性格です。

ペット・トライアングルのLOVEDOG店でも、ビーグルは比較的来店の多い犬種です。やはり、日本でも人気の犬種なのですね。で、お店に来るビーグルたちの性格は、というと…。

共通しているのは、みんなとても活発で人懐っこいというビーグルらしい性格を持っているということです。そして、吠え方はあの独特の吠え方で、どちらかというと、おとなしくて静かな犬とはいえません。

従って、静かで落ち着いた犬と暮らしたい方には、一般論としては、あまりお勧めの犬種ではないでしょう。

特に何か要求をするようなときは、響き渡る声で吠えることが良くあります。

もちろん、おとなしくてあまり吠えないビーグルもいるのでしょうけど、知っている限りのビーグルは、ほとんどは活発で大きな響く声で吠えることが多いのが実際のところです。

吠えない犬を探すこと自体が難しいと思いますが、特にビーグルは難しいと思います。

逆に、ビーグルの特徴ある声が好きだ、という方もいるでしょう。

また、得に気にならなければ、ビーグルの人に対してとても友好的な性格と、活発で元気な姿が、飼い主さんの毎日を、とても力づけてくれる存在になるのではないでしょうか。

古くから、その声ゆえに、ビーグルは猟犬として活躍し、そして愛され続けてきた犬です。あの声で吠えることが、一番のビーグルらしさと言ってもよいのかもしれません。

ビーグルから攻撃的な性格を感じたことは、お店でも一度もありません。とにかく活発で、元気で人懐っこい性格そのもの、というのがビーグルから感じる一番の性格です。

人懐っこくて、元気で明るく、活発な犬を飼いたいという方には、ビーグルの性格はぴったりだと思います。

でも、ビーグルと一口に言っても、10頭のビーグルがいれば、10通りの性格があります。

ビーグルもそれぞれ個性を持っているので、想像以上の活発だったり、思ったよりもおとなしく、静かなビーグルもいるでしょう。

それぞれのビーグルの個性を、そのビーグルの良さとして引き出してあげる飼い方をしてあげたいですね。

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