ドーベルマン、実は温厚で甘えん坊な犬なんです
ドーベルマン、とっても恐い犬、と思ってました。
でも、実際に会うと、今まで会った中で、一番人懐っこいワンちゃんでした。
これは、私たちが初めて実際に身近で接した時の、ヨーロピアンタイプのドーベルマンの印象です。
ヨーロピアンタイプのドーベルマンは、日本で一般に多いアメリカンタイプより、体格が大きく、外観は迫力あるドーベルマンです。
でも性格はとても人懐っこく、すごく甘えん坊です。温厚な性格ですが、子犬のうちは、とてもやんちゃです。
生後1年、いいえ、オスであれば3年ぐらいまでは、体は大きくなっても、心は子犬なので、それなりの心構えと覚悟が必要です。
が、飼い主さんやご家族には、べったりと甘えてきてなんともいえないかわいいワンちゃんです。
ただし、大きな犬です。しっかりとした躾は必須です。といっても、ペットとして飼うのでであれば、ドーベルマンは頭の良い犬ですから、特別な訓練は必要ありません。しつけは自宅行えますし、自宅で、自分でしつけを行おうという心構えのある方が飼うべき犬です。ペット・トライアングルで紹介している基本的なしつけさえしっかりと行えば、日常生活で困ることはほとんどありません。
▼ドーベルマンの子犬はこんなです
(生後1か月半の子犬の動画)
ドーベルマン、どんなイメージをお持ちですか?
と聞いたら、おそらく、10人中10人が、恐い犬と答えるのではないでしょうか。
一般的には、ドーベルマンと言えば、恐い犬の代表!と言っても誰も意義を唱えないでしょうね。
ドーベルマンと言えば、”バイオハザード”など、どんな映画でも悪役犬ですからね。あれだけを見ていたら、まさに恐い犬ですよね。
実は、前述のとおり、私たちもこの犬に直接、接するまでは、そう信じていた一人ですから。
そして、確かに、アメリカンタイプのドーベルマンはそういう面がないとはいえませんが・・・。
しかしドーベルマンもヨーロピアンタイプに関しては、これは、大きな誤解だ!ということがわかりました。
アメリカンもヨーロピアンも、ドーベルマンは、実際は、とても賢い犬で、非常に訓練性の高い犬なのです。よく考えれば、だからこそ、ああやって、映画に出演して、立派に恐い犬を演じることが出来るのですよね。
特にヨーロピアンタイプのドーベルマンは、体は大きいですが、性格は従順で温厚、また手入れも非常に簡単な、飼いやすい犬種なのです。
ドーベルマンの性格についてのページもありますので、ご覧になってみてください。
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ドーベルマン 安易な気持ちで飼える犬種ではありません
ただし、もちろん大きなワンちゃんですから、力もありますので、大型犬ということは、しっかりと意識する必要はあります。
実際に初めてドーベルマンに接した時の、ドーベルマンの印象は、今まで接したどの犬種よりも、甘えん坊な犬、というものでした。
ヨーロピアンタイプのドーベルマンは、アメリカンタイプに比べて大柄で、体高を比べればジャーマンシェパードよりも大きいのです。
あの容姿で、大きな体、しかし、その外見とは全く相反して性格はとても温厚で人懐こく、大きな体を摺り寄せてきます。
外見からは、想像出来ない人懐っこさで擦り寄られると、いわゆる愛玩犬とは全く違う、何ともいえないかわいさを感じてしまいます。
また、体毛の手入れも非常に簡単でかつ臭いも少ないので、とても飼いやすい犬でもあるのです。
ただし、大型犬であり、一般のイメージから、ドーベルマンや飼い主さんにまったく悪気はなくても、ちょっとした接触でも、襲ってきた、噛んだ、と誤解されやすい犬種であることは確かです。
だからこそ、飼い方・しつけ方は、普通の犬以上に、しっかりと行っていただくことが必要な犬種であり、それがしっかりと出来る方が飼う犬種です。
ドーベルマンの本当の良さを少しずつでも広めていくためにも、ドーベルマンを飼う方には、しっかりとした管理、しつけトレーニングを行っていただきたいと思います。
といっても、ドーベルマンの飼い方・しつけ方が、特別ということではありません。普通の犬とまったく同じです。基本的なリーダーウォーク、スワレ、マテ、オイデを、しっかりと確実にできるようにするだけです。それがいつでも確実にできれば、常に、即座に、犬をコントロールできるようなるのです。ドーベルマンの飼い方、ドーベルマンのしつけ方のページもご覧ください。
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ドーベルマンの全てが従順で温厚な性格ということではありません。
ヨーロピアンタイプのドーベルマンの場合は血統さえ守られていれば、従順で温厚な性格を受け継いでいます。しかし、当然、環境、育て方また訓練の仕方によっては、一般的なイメージ通りの恐い犬、にもなり得ます。つまり飼い方・しつけ方が適切でなければ、後天的な性格に問題が出てしまうのです。
特に、一度でも警察犬のような襲撃訓練を行った犬は、何かの拍子で飼い主に対してでも襲撃のスイッチが入ってしまうこともありえます。したがって、一般の方が飼う場合、ペットで飼う場合は、たとえ番犬目的であったとしても、絶対に襲撃訓練だけは入れないで下さい。番犬にはしてほしくないのですが・・・。
また、血統的に気性の荒い犬を交配させると、もともとの性格、先天的性格に問題のあるドーベルマンが生まれてくることがあります。したがって、ドーベルマンのブリーダーには、しっかりとしたモラルが求められます。モラルあるブリーダーは、ドーベルマン本来の性格の良さを血統として受け継がせるために、父犬、母犬の血統、性格なども充分考慮したうえで交配・繁殖されています。
本来のヨーロピアンタイプのドーベルマンのすばらしい性格を受けついだ子犬をブリーディングするためしっかりした努力がされているのです。
だから、そういったブリーダーのところで繁殖されるドーベルマンに限っては、まず間違いなくこのすばらしい体格と性格を受け継いでいるのです。
逆に言えば、交配させる犬を何も考えずに繁殖したり、近親交配など無理な繁殖をさせているブリーダーからは、本来のドーベルマンとは程遠い性格を持つドーベルマンも生まれてくることもあるかもしれません。
ただし、ドーベルマンの場合、ゴールデンレトリーバなどと違い、飼い主に対しての従順性が高い分、飼い主を守ろうという意識も高く、しっかりとした飼い方・しつけ方をしていないと、ドーベルマンの恐い部分を思いっきり発揮させる場合もあり得ます。
繰り返しになりますが、もともと怖いイメージの強いドーベルマンを飼う場合は、基本的な飼い方・しつけ方はしっかりと行っていただき、ドーベルマンは怖いという印象ではなく、ドーベルマンは怖くないんだ、という印象を周りの人に与えてもらうように頑張ってほしいと思います。
特にヨーロピアンタイプのドーベルマンは、本来温厚で甘えん坊な性格です。ぜひ、その本来の性格の良さを引き出すように育ててほしいと思います。
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