ゴールデンウイークの犬との車でのお出かけに注意

今年もゴールデンウイークとなりました。

家族でお出かけ、という方も多いと思いますが、犬を飼っている方は、その犬はどうされるでしょうか。

車なので一緒に連れて行く、という方も多いかもしれません。

犬と車でお出かけ、というのも楽しいですね。

でも、特にゴールデンウィークの場合は、犬を車で一緒に連れていることに注意が必要です。

なぜか?

それはゴールデンの渋滞です。

普段なら、たいして時間のかからないようなところでも、ゴールデンウィークの間は思わぬところで渋滞、時間がかかってしまう場合があります。

人間も犬も車の中から出られない、という時間が長くなることもあるでしょう。

もちろん、車のエアコンがしっかりと聞いていれば、車内の温度が上がってしまうことはないでしょう。

でも、まどから直射日光が射していると、最近の車の窓は紫外線などをカットしているものが多いとはいえ、やはりけっこう熱くなってしまいます。

人間もエアコンが効いていても、日が当たる側の人は、けっこう暑くてつらい思いをしたことがあるのではないでしょうか。

それでも車の流れが順調であれば、それも短時間で済むかもしれません。

でも、渋滞にはまってしまうと、日の当たる側はけっこう長時間、直射日光にさらされることになります。

もし、そこに犬がいたら犬は人間よりも温度の上昇に弱いので、熱中症になる危険性があります。

もちろん直射日光の当たらない、エアコンが効いているところに犬を移せばいいだけですが。

また高速道路では、犬も休憩やトイレのためにパーキングエリアやサービスエリアで降ろしてあげることも必要です。

でも、ゴールデンウィークはほとんどのパーキングエリアやサービスエリアはとても混雑しているでしょう。

犬によっては、あまり快適なところとは言えない時もあります。

おしっこをさせるにも、人が多いと適切な場所がない場合もあるでしょう。

また、飼い主さんにとっては混雑したパーキングエリアやサービスエリアで犬を連れて歩くのは、大変な場合もあるでしょう。

その結果、ちょっとの間だから犬は車で待たせてしまう、なんてことはないでしょうか。

これは絶対にNGです。気温の低いところで、曇りや雨の時なら大丈夫な場合もありますが、一般的なゴールデンウィークの時期の晴れた日であれば絶対にNGです。

エアコンを付けっぱなしで車を離れるのはNGだし、エアコンの聞いていない車内はすぐに50度くらいに室温が上がってしまいます。そうなれば、短時間でも犬は熱中症になって、命に関わる危険にさらされることになってしまいます。

ほとんどの方はそんなことわかっている、と思いますが、それでも毎年のように人間のあかちゃんや幼児が車に残されて命を落とすという事故が発生しています。

例え5分でも、犬を車に残すのはやめましょう。

このように、普段の土日であれば問題ないようなところでも、ゴールデンウィークの時だけは車での犬とのお出かけが犬と人間双方に大変な場合があると思います。

ですから、もしそういった心配があるようであれば、犬はお留守番させてあげた方が犬のためでもあり、飼い主さんもお出かけの時の自由度が上がると思います。

では、家でお留守番はどうなのか、基本的にエアコンさえしっかりと効いていれば問題ないのですが、万が一のことを考えると・・・。

ゴールデンウイークに犬を家で留守番させる時の注意点

宿泊でのお出かけの場合は、誰もいない家で犬を留守番させる、ということをさせる方はまずいないと思います。

したがって、最初からペットホテルに預ける、または知人に預ける、という選択肢を取る方がほとんどでしょう。

預ける先が親族という選択肢の場合、近い親族、つまり親とか子供、兄弟とかであれば比較的問題ないと思いますが、それでも高齢の親に預けるなどの場合は、けっこう預けられた親御さんが苦労される方もいるようです。

また、犬仲間に預けるという方もいるかもしれませんが、この場合はそれがトラブルのもとになってしまうということもあるようです。

例えば、たまたま預けた後に犬の具合が悪くなってしまったりすると、預けられた方に問題がなくても、その後の関係がなんとなくギクシャクしてしまうとか・・・。

そういったこともあり、あまり犬仲間に愛犬を預けるのは、お勧めできないのです。

やはり、ペットホテルに預けるのが、愛犬にとっても、飼い主さんにとっても最も安心できる選択肢ではないでしょうか。

では、日帰りでのお出かけで犬を家で留守番させる、という場合はどうでしょうか。

まずは家で留守番させる、という選択肢が思い浮かぶところだと思います。

エアコンさえ確実に動いていれば、まず家での留守番は問題ないですからね。

ただし、エアコンは電気がないと当然のことながら動きません。

めったにないとは思いますが、万が一、何らかの理由で停電になり、エアコンが止まってしまったら、家の中とは言え、天候によっては室温はかなり上昇してしまうこともあります。

実際、人間の熱中症でも、室内で熱中症になる方が意外に多いようです。

犬は、人間よりも暑さに弱い動物です。

ましてや短頭種と言われるような犬種や、子犬、高齢犬は暑さに注意する必要があります。

つまり万が一、停電などでエアコンが止まってしまったら、たとえ家の中でもそういった犬も熱中症のリスクが高くなってしまうということになります。

また、前述の通り、ゴールデンウィークは道路も渋滞が当たり前、また思わぬところで大渋滞に巻き込まれ、予定を大幅に遅れて家につく、ということもあるでしょう。

そういった場合、犬は食事も与えられずに待っていることになります。

そういったことを考えると、たとえ日帰り予定のお出かけでも、犬はペットホテルに預けるということが、犬のためでもあり、飼い主さんも安心できるという選択肢になるのではないでしょうか。

もちろん、日帰りの場合、朝預けて夕方お迎えするショートステイという選択肢もあります。

でもゴールデンウィークの場合、渋滞などもあるため早朝に出かける、また家に帰るのが遅くなってしまうこともありうる、ということで出来れば出かける前日から預ける、または戻る予定の翌日まで預ける、という形にした方が安心だと思います。

そうすれば、渋滞で飼えるのが遅くなっても愛犬に関しての心配はする必要がなくなりますからね。

愛犬は家とは違って中には緊張する子もいるかもしれませんが、それでも確実に食事が与えられ、トイレの心配もなくなります。

したがって、特にゴールデンウィークの間のお出かけでは、宿泊のお出かけはもちろん、たとえ日帰り予定のお出かけでも、犬はペットホテルに預けることをお勧めします。

ペットホテルに犬を預けることは、単に犬を預かってもらうだけではなくペットホテルに犬が慣れることによって、他にもいろいろとメリットがあるのんです。

ペットホテルに犬を預けるメリット

実は、ペットホテルに犬を預け、犬がペットホテルでも問題なく過ごせるようになると、犬にとっても飼い主さんにとってもメリットがあるのです。

具体的には特に次の2つの点が大きなメリットとなります。

  1. 飼い主以外の人に世話をされることに慣れる。
  2. 他の犬と一緒にいることに慣れる。

そして、この2つのメリットはさらに次のようなときにとても犬と飼い主さんのためになるのです。

  1. 飼い主さんが入院などで世話を出来ない時。
  2. 犬を動物病院に入院させる時。
  3. 万が一の災害時に飼い主と離れる時。

飼い主さんが入院などで世話を出来ない時

ペットホテルでお預かりする犬は、旅行などのほかに多いのが飼い主さんが入院をされるときにお預かりするケースです。

もちろん他の家族がいらっしゃればその必要はありませんが、特にご高齢の方の場合、入院される方の付き添いや世話をするために犬を預けられる方がけっこういらっしゃいます。

そんな時に犬がペットホテルでも問題なく過ごせるようにしておけば、飼い主さんも安心して入院、また入院された方の世話をすることが出来ます。

犬を動物病院に入院させる時

また、犬がなんらかの怪我、または病気によって、動物病院に入院せざるを得ない場合があります。

そんな時に、飼い主さん以外の人に世話をされるのに慣れていない犬の場合、家から離れること自体がストレスになったり、それに加えて飼い主さん以外の人に世話をされることにストレスを感じてしまいます。

したがって病気で具合が悪いところにさらにストレスを加えることになり、病気からの回復にも悪影響を与えかねません。

でも、ペットホテルに泊まり慣れている犬であれば、入院も、また飼い主さん以外の人から世話をされることもそれほどストレスにはならないでしょう。

したがって、怪我や病気の回復にもいい影響を与えることになります。

万が一の災害時に飼い主と離れる時

また、今の日本では、いつどこで地震などの災害がおこるかわかりません。これは都市部であろうと、地方であろうと全く関係ありません。

災害も地震だけでなく、大雨や台風、また火山の噴火など何がおこるかわかりません。

そういった時に、やむなく自宅を離れて非難せざるを得ない場合があります。

そんな時、必ずしも犬を同伴出来ないこともあるでしょう。また同伴できたとしても、犬は人間のスペースとは別のところでケージなどで過ごさざるを得ないことになるのがほとんどだと思います。

そんな時に、全く自宅以外のところで寝泊まりしたことにない犬は、より強いストレスがかかることになります。

でも、ペットホテルに泊まり慣れている犬であれば、少しはそのストレスも軽くなるはずです。

ペットホテルに犬を慣らさせよう

このように、ペットホテルに犬が慣れるということは、単に旅行の時にあずかってもらうだけでなく、あえてペットホテルに犬を慣らさせることによって、万が一の場合に、犬にとっても飼い主さんにとっても、大きなメリットがあるのです。

このゴールデンウィークを機会に、愛犬をペットホテルに慣らすことを考えてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、ゴールデンウィークのお出かけの時は、宿泊はもちろん、日帰りの予定でもペットホテルをご利用されることをお勧めいたします。

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