犬も歯磨きしないと・・・

飼い主の皆さんはほぼすべての方が毎日歯磨きしていると思います。

では、愛犬の歯磨きはどうでしょうか。

犬にも歯磨きが必要なの?という人ももしかしたらいるかもしれませんね。

実は犬にも歯磨きは必要なのです。

犬も歯磨きをしないと、人間と同様、「虫歯」や「歯周病」などになってしまうのです。

犬は虫歯になりにくいけど・・・

犬も虫歯になる、これは間違いないようです。ただし、人間に比べると犬は虫歯になりにくい、というのも以下の理由から一般には言われています。

  1. 唾液の特性が人間とは違う
  2. 歯の形状が人間とは違う
  3. 咀嚼の仕方が人間とは違う

唾液の特性が人間とは違う

犬が虫歯になりにくい人間の唾液との特性の違い、これは次の点です。

  1. 人間の唾液は酸性、犬の唾液はアルカリ性
  2. 人間の唾液にはアミラーゼが豊富、犬の唾液にはアミラーゼが少ない

一般的に虫歯菌は酸性の環境で出来やすいと言われています。しかし犬の唾液はアルカリ性なので、口の中が虫歯になりにくい環境となっているのです。さらに人間の唾液には食べ物の断水化物を糖分に変えるアミラーゼという酵素が豊富に含まれていますが、犬の唾液にはこのアミラーゼがあまり含まれていません。したがって、口の中の糖分が少ない環境となっているのです。この唾液の酸度の違いと、アミラーゼの量の違いから、犬は虫歯になりにくい、と言われているのです。

歯の形状が人間とは違う

犬と人間の歯の形状の違い、これも犬が虫歯になりにくい要因のひとつであると言われています。それが、次の点です。

  • 人間には臼歯があるが、犬にはない

臼歯は食べ物をすり潰すための歯です。したがって、臼歯によって食べ物はより細かく砕かれる、それによって消化しやすくなるのですが、逆に細かくなることによって歯に付着しやすくなります。しかも臼歯は臼状の形状なので食べ物の残りかすが付着しやすい形状をしています。そのため、人間でも最も虫歯になりやすいのは臼歯なのです。しかし、犬には臼歯がありません。したがって、それが犬が虫歯になりにくい要因ともなるのです。

咀嚼の仕方が人間とは違う

これは臼歯のあるなしにも関係しますが、もともと犬は人間のようによく食べ物を噛む、つまり咀嚼して食べる動物ではありません。全く噛まないわけではありませんが、どちらかと言うと、丸のみに近いような食べ方をします。それが犬がよく誤植をしてしまう原因ともなっているのですが、結果として食べ物が口の中に滞留している時間が人間に比べてはるかに短いということになります。それが虫歯になりにくい要因の一つとなっている、と言われているのです。

しかし犬も虫歯になる

上のような理由から、今までは犬はほとんど虫歯にかからない、と言われてきました。しかし、最近は犬も虫歯になる、という考え方に変わってきているようです。その理由は、歯垢・歯石とフードです。犬にはアミラーゼが少ないと言っても、全くないわけではありません。また、今は市販のペットフードを与えられている犬が多くいます。ペット―フードは固いドライのタイプでも、結局粉の塊です。犬が咀嚼しないとは言っても全くしないわけではありません。そういった要素から犬の口の中にも、糖分や食べかすが全くないわけではないのです。それらが歯に付着すれば、歯垢、そして歯石になります。そうなると、歯垢・歯石自体が虫歯菌にとって住みやすい環境になると同時に、さらに糖分や食べかすが付着しやすくなるという悪循環となるでしょう。したがって、人間よりはなりにくいと言っても、犬が全く虫歯にならないわけではないのです。

犬の歯周病

人間でも問題になっている歯周病、実は犬もほとんどの犬が歯周病だと言われています。でもこのよく聞く歯周病とはどんなものか、改めて確認してみました。

歯周病とは、歯周病の原因となる細菌によって引き起こされる炎症性の疾患なのです。

つまりその歯周病の原因となる最近が口の中に入ることによってかかる病気なのです。

そして、歯周病が怖いのは、歯の土台となる骨などを溶かしてしまい、その溶けたところは元には戻らないことです。さらに、原因菌がる限り、それがたえず進行していくことなのです。

歯周病の原因

犬の歯周病の原因も、人間と同じで主に歯垢・歯石です。歯垢にはいろいろな細菌が含まれていると言われています。その中に歯周病の原因となる最近も入ってくるのです。

したがって、歯垢や歯石があれば、歯周病が発生しやすくなるということです。

歯周病の症状

歯周病になると人間と同様、犬にも次のような症状が出ます。

  1. 歯ぐきが赤く腫れている
  2. 口臭がする
  3. 歯がぐらついている

主に上のような症状が出るようですが、もともと原因は歯垢や歯石なので、目視で歯が黄色かったり、汚れていれば、歯周病を疑う必要があるでしょう。

歯周病が進行すると

歯周病が進行すると、フードが食べにくくなる、歯が抜けるだけでなく、もっと恐ろしい状態を引き起こす可能性があります。

  1. 歯の根元だけでなく、その先も溶かしていく
  2. 原因となる最近が血液で心臓や腎臓に運ばれると心不全や腎不全を引き起こす可能性がある

歯周病が進行していくと歯は抜け落ちます。さらにそれが進むと上の歯であれば鼻孔まで穴をあけたり、目の下に膿が溜まったり、また下の歯であれば顎の骨にまで達して骨を弱くして顎の骨の骨折の原因ともなりえるようです。

虫歯も歯周病も、歯磨きが最も有力な予防法

このように、犬も歯磨きをしないと、虫歯になったり、歯周病になったり、人間と全く同じです。

そして、その主な原因は、やはり歯垢・歯石なのです。

つまり歯垢が溜まらないようにする、歯石が出来ないようにする、これが虫歯も歯周病を防ぐために有効な予防となるのです。

そのためには、やっぱり人間と同じように歯磨きをすることが最も有効な予防方法となるのです。

そうは言っても、犬は自分で歯磨きなんてできません。

飼い主となる人間が歯磨きしてあげなければいけない、ということになります。

犬の歯磨きを毎日するのは、現実的に難しい、という方がほとんどかもしれません。

それに、犬の歯磨きなんてどうやるかわからない、やろうとしても犬がやらしてくれない、というケースがほとんどかもしれません。

それでも、やらなければ、愛犬は虫歯や歯周病に侵されることになるでしょう。

では、どうやって犬の歯磨きをするか、という点については、「犬の歯磨き方法、どうやるか?」のページで紹介しているので参考にしてください。

とりあえず、犬にも歯磨きが必要だということ、しなければ虫歯や歯周病になってしまうこと、これを覚えて頂きたいと思います。

でも野生の動物は歯磨きなんてしてないよね

と、ここでこのような疑問を持つ方もいるかもしれません。

僕も、この疑問を持ちました。

つまり野生の動物は歯磨きなんてできない、ということは野生の動物はみんな虫歯や歯周病になっているのだろうか、と。

しかし、野生の動物はほとんど虫歯や歯周病にはなっていないようです。

その理由は次の通りです。

  1. 野生の動物の食べ物にはほとんど糖分が入っていない
  2. 野生の動物の食べ物は植物にしろ、肉にしろ、生なので強く噛みちぎったりすることが必要

糖分が入っていないから最近が増えにくい、また草や木の皮などは生でも固く、よく噛んだりする必要があり、肉も噛み切ったり、噛みちぎったりなどする必要がある。それによって、食べ物自体が付着しにくく、また付着しても食べるときに落とされてしまいやすい、ということなのです。

ただし、もともと野生の動物でも、動物園で飼育されると、やはり虫歯や歯周病になりやすくなるようです。

それは、人間によって食べやすく加工されたり、よく食べるように味付けされたりするからです。

つまり、動物園での食べ物は柔らかく、糖分も入っているので、虫歯や歯周病にもなりやすくなる、ということです。

つまり、動物は人間が絡むと病気になりやすくなるということでしょうか。

そういった面からも、人間は自然を破壊している、と言ってもいいのかもしれませんね。

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