犬が好き、犬を飼う人はみんなそうだと思うけど・・・

犬を飼う人は、ほとんどの人は犬が好きだと思います。でも、中には単に番犬として飼っているだけ、という方もいるかもしれませんが・・・。でも今の時代、犬を番犬で飼う人は、ごくわずかだと思い、出来ればそういう人は完全にいなくなるようになってほしいと思っています。

犬が好きだから犬を飼う、というのは当たり前ですが、逆に犬が嫌いだけど、犬を飼ったら犬が大好きになった、という人も少なからずいるでしょう。その場合は、自分から犬を飼うのではなく、家族が飼いたいから仕方なく飼うことにした、というケースがほとんどですがね。

そうなんです。犬を飼えば、ほとんどの人は、犬が好きになるのです。と僕は思っています。

でも同時に、犬が好きだから犬を飼ったのだけど、実際に犬を飼ったら、犬が好きではなくなってしまった、という人も稀にいる、とも思っています。

それは、犬のしつけがうまくいかなかった場合です。実際、犬を飼ったものの、想像したような犬との楽しい生活が送れずに、逆に犬を飼ったことによって、ノイローゼになってしまったという方もいらっしゃいました。

犬を飼う人は、犬が大好きな人がほとんどだと思います。でも、犬が好き、というだけで犬を飼い始めても、犬との楽しい生活が送れる、とは限らないのです。

それはなぜか？

犬を適切な飼育環境で飼い、犬のしつけをしない、というのが大きな、というかほとんどの場合の理由だと確信します。

要するに、犬が大好き、という気持ちだけでは犬と楽しい生活が送れるようになる、とは限らないのです。言い方を変えれば、犬を一緒に楽しく暮らせるような犬には育てられない、ということなのです。

とても犬を可愛がっている、犬に愛情を注いでいる、それはもちろん大事ですが・・・

でも犬をこんなに愛情をもってかわいがっているんだから、それに犬も必ず答えてくれるはず、と思う方も中にはいらっしゃるでしょうか。

もちろん、しつけをしなくても、その気持ちだけで犬と楽しく暮らしている方もいるでしょう。

でもそれは、愛情を注いで可愛がっているのが、犬と楽しく暮らせる主な要因ではなく、たまたま犬の性格がとてもよかった、というだけの場合がほとんどだと思います。

なかには、自分ではいぬにしつけをしているつもりは全くなくても、犬に対する接し方、行動が自然にしつけになっている人もいるかもしれません。

犬への愛情は、犬を飼う場合に何よりも大切なことなのは間違いないでしょうからね。

でも、原則としては、犬はいくら強い愛情をもって可愛がっても、それだけで問題行動を起こさない、誰からも愛されるような犬には育ちません。

逆に、犬への愛情、可愛がり方によっては、犬により問題行動を起こさせたり、扱いにくい犬にしてしまう、あるいは健康に問題があるような犬に育ってしまう原因にもなりかねません。

例えば、犬がフードを食べないからと言って、犬への愛情ゆえに犬が食べるようなフードを探し、与え、また食べなくなったら犬が食べるようなフードを探して与え、ということをしていれば、本来犬に与えるべきでない食材を与えることにもなりかねず、また肥満、糖尿病の原因にもなりかねません。

また、犬が自由に部屋の中を駆け回れるようにして、散歩でも犬が行きたい方へ行かせていれば、その犬の持っている先天的な性格によっては、吠えたり、攻撃的になったりというような問題行動を起こすような犬になってしまう可能性がとても高くなってしまうでしょう。

また犬にしつけをするなんて犬が可哀想だから、しつけなんてしない。それが愛情だと思っている飼い主さんももしかしたら少なくないのかもしれません。

でも、犬のことを考えたら、それは全く逆の効果しか与えないでしょう。

人間の子供を育てることと、犬を育てることは基本は同じです

人間の子供を育てることを考えたら、わかりやすいのではないでしょうか。

子供を育てる、あかちゃんから幼児へ、幼児から小学生へ、中学、高校と育てていく際に、親は必ず世の中のルール、そして将来一人で生きていくためにどうすればいいのか、ということを考え、育てていくはずです。

子供が食べたいものだけを食べさせていたら、肥満になる、栄養が偏り健康を維持できない、糖尿病になる、というのはほとんどの人が理解できることでしょう。

また、単に勉強が嫌だから、毎日外で遊んでいたいから、家でゲームをしていたいから、という理由だけで、子供がやりたいようにさせて学校へも行かなくていいよ、という親はまずいないでしょう。

もちろん何らかの理由で学校にいけない、いわゆるいじめなどによる不登校は、全く違います。その時はあえて、学校へは行かなくていいよ、というのが正解の場合もあるでしょう。でもそうでなければ、子供の勝手で学校に行かないということをさせることはないのではないでしょうか。

買い物に子供を一緒に連れて行って、おいしそうなお菓子があるからと言って、子供がその場で勝手にお菓子を食べるのを許す親はいないでしょう。

子供がかわいいから、子供に対しての強い愛情があるからこそ、しっかりと社会のルールを教え、将来一人でしっかりと生きていけるように勉強させて、というのが普通だと思います。

犬も全く同じです。ただし、人間の子供の育て方と、犬の育て方には大きな違いがひとつあります。

それは、人間の子供は自立するように育てるのに対して、犬は自立しないように育てる、ということです。

でもそれ以外の、人間社会で問題なく生活していくためのルールを教え、まわりの誰からも愛されるように育てる、これは人間の子供も、犬も全く同じです。

でももうひとつ大きな違いがあります。それは大人になるまでの期間です。

人間は大人になるのに約20年の期間があります。でも犬の場合は、小型犬では1年、大型犬でも3年です。

つまり、犬の場合は、その1～3年の期間でそれらを教えていくことが本来は必要、ということになるのです。

ただし、人間が大人になってもたとえ高齢になっても、勉強のやり直しが出来るように、犬も成犬になってからでもしつけのやり直しは出来ます。でも、犬との楽しい生活をより早く、長く実現するためには、やはり子犬として迎えた時から、可愛いからこそ強い愛情をもってしっかりとしつけ、育てることが有効なのです。

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犬が大好きだからこそ、犬のしつけは必要なのです

犬が好き、大好きだから犬を飼う、それは自然なことです。

でも、ただ犬が好き、という気持ちだけでは犬は期待したように育ってくれないことが当たり前なのです。

犬が好き、大好きだから犬を飼った。そうしたら犬が大好きだからこそ、その犬を家族はもちろん、まわりの誰からも愛され、可愛がられるような犬に育ててあげたいと思うのではないでしょうか。

そして、それを実現させるためには、愛情をもって、しっかりと犬に人間社会で生活していくためのルールを守らせるように育てていくことが必要なのです。

それが犬のしつけです。

犬が可愛いからこそ、犬に強い愛情を持っているからこそ、犬が大好きだからこそ、本来は愛犬には真剣に向き合い、しっかりとしつけを行う、というのが犬好き飼い主の本来の姿だと思います。

逆に、犬のしつけを全く考えない、しない、という人は、本当に犬が好きなのかな、本当に犬のことを考えてあげているのかな、と思ってしまいます。

ただし、犬のしつけをしっかりとしようと真剣に取り組んでいる飼い主さんの中には、そうは思ってもなかなかうまくいかない、という方も少なからずいると思います。

そんな飼い主さんがうまく犬のしつけが出来るようにサポートしていくのが、このペット・トライアングルの目的です。

もともと普通のサラリーマンだった僕でも、今はほとんどの犬は簡単にしつけられるようになりました。

だから、ちょっとしたコツさえつかめば、ほとんどの犬は簡単にしつけられるようになるのです。言い方を変えれば、犬に信頼され愛される飼い主になれるのです。

世の中には、それを実現させるための方法が多々ありますが、このサイトでは、実際に今まで自分が勉強したり、教えてもらったりして実践した中から、最も多くの飼い主さんが、どんな犬でも成功する確率が高いと思うしつけ方法を紹介しています。

そして、もともとはフードは絶対に使わない、ということを基本としていましたが、より多くの飼い主さんのサポートが出来るように、少しだけ、そのフードを使わない、という条件を最近緩めたのです。

そこはその人の考え方次第ですが、どんな方法にせよ、やはり犬を飼ったら、犬のしつけは必要なことだと思います。

その理由は犬が大好きだからです。犬がかわいくて、犬に強い愛情を持っているからなのです。だからこそ、犬のしつけはやらなければいけない、と僕は思っています。

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