学生のためにセラピー犬を大学に導入

アメリカの大学では、学生のためにセラピー犬を導入しているらしい。

かのアメリカのニュースサイトCNNの日本語サイトの過去の記事に、こんな記事がありました。

▼学生を癒やすセラピー犬、米で導入する大学が増加

記事ではアメリカのエモリー大学というところの例で紹介されています。

エモリー大学、正直なところ初めて聞いた名前なので、ちょっと調べてみたら、意外にすごい大学のようです。

*ウィキペディアからの引用です

2017年3月13日に開催された全米討論委員会主催(American Debate Association/ADA)の全国ディベート大会(ADA National Championship)で同校はトップランカーであったハーバード大学をその座から引きずり下ろした。同大会は全米の名門28校が参戦する世界の注目するディベート大会であり、ウェイクフォレスト大学やヴァンダービルト大学なども優秀な生徒達を送り込んでいる。今年度はエモリー大学がハーバード大学を打ち負かしたことでさらに話題となり、同校が全米大学序列を再び揺るがすのではないのかと言われている。

また、セラピー犬を大学に導入しているのは、そのほかにも、ルイジアナ大学、カリフォルニア大学バークリー校、コロンビア大学、など数十校に及ぶそうなのです。

なぜセラピー犬を大学に導入するのか?

犬を飼っている方ならすぐに想像がつくと思いますが、勉強の合間にセラピー犬と触れ合うことで、勉強などによる学生のストレスを解消して、学生の学習能力を高めるのが目的です。

エモリー大学では、実際に犬と触れあえる時間は10分間ということですが、それに順番待ちが出来、触れ合った後の学生たちは十分な気分転換が出来ているようです。

犬には人間のストレスを解消してくれる能力、つまり癒しの力がある、ということです。

もちろんそんなことは、犬の飼い主であれば言われなくても実感していることでしょう。

でもそれが、大学でも導入されているということは、犬を愛する者にとっては、なんとなく嬉しいことではないでしょうか。

癒しの能力は普通の家庭犬にもある

このように大学に導入されているセラピー犬は、いろいろな学生と触れ合っても問題ないように、しっかりとセラピー犬としての訓練を受けている犬です。

でも、家にいる愛犬にも全く同じような、癒しの能力、ストレスを解消してくれる能力はある、ということがわかっています。というか、犬の飼い主であれば、実感しているでしょう。これについては、別途の記事でまた書きたいと思っています。

要するにどんな犬にも、ペットとして家族の一員となった犬にはその能力がある、ということなのです。

逆に言えば、もし家に受験生がいるご家庭は、積極的に犬を飼うようにするのが、受験の成功にもつながる、ということにもなりそうですね。

受験勉強は、1日の勉強も長時間になり、勉強する機関も長期間になります。

その勉強の合間に、愛犬と触れ合う時間を5分でも10分でも作ってあげれば、その受験生にとっては勉強によるストレスを解消する時間となり、その後の記憶力のアップなど、より効率よく受験勉強が進むことが期待でしるでしょう。

もちろん、受験勉強だけでなく、普通に勉強している時、また中間テスト、期末テストなどの勉強にも、愛犬と触れ合う休憩時間は学習能力を高めてくれることが期待できます。

子供のいるご家庭には、犬を飼うことをぜひお勧めしたいと思います。

猫にも同じような効果があるといわれていますが、実証されているのは、ほとんどが犬です。

犬には確実に、人間のストレスを解消する効果、癒しの効果があるのです。

もし、今家に子供がいて、犬も飼っているのであれば、子供の勉強効率を上げるために、愛犬にも一役かってもらってはいかがでしょうか。

勉強の合間におやつを持っていくときに、愛犬も一緒に連れて行ってあげて子供に撫でさせてあげる、というように。

ただし、犬にはおやつをあげないようにだけは、ご注意を。

少しの時間でも愛犬とスキンシップをすれば、子供の勉強効率もあがるかもしれませんよ。

犬は仕事の効果もアップさせてくれる

勉強の合間に犬と触れ合うことが、ストレス解消となり勉強の効率を上げるのであれば、当然、仕事でも同じことが言えるでしょう。

と言っても、仕事場に愛犬を連れて行けるところは少ないかもしれませんが。

日本で有名な犬と同伴出勤できる企業では、スナック菓子やペットフードで有名なマースジャパンがあります。

マースジャパンと言ってもピンとこない人もいるかもしれませんが、スナック菓子のスニッカーズ、ペットフードのアイムスと言えばわかる方もいるでしょうか。

ペット関連事業を行っていることもあるのでしょう、このマースジャパンでは、愛犬との同伴出勤が認められているそうです。

また、海外では、googleやamazonも愛犬と一緒に仕事ができるそうなのです。

googleやamazonという超ビッグなエリート企業が実践しているということは、やはり犬が仕事の効率を高めてくれるという証明ではないでしょうか。

日本でも、ぜひその犬の能力を企業の制著につなげるようなことをする会社が増えるといいのですが・・・。

ただ、日本の場合、特に都会では電車での通勤がメインとなるので、朝の通勤時間帯に犬を連れて出勤するのは難しい、という事情もあるとは思いますが。

個人の商店には、よく看板犬、と言われるような犬がいる場合もありますよね。

その看板犬がお店の売り上げに貢献していることも少なくないでしょう。

でも、その看板犬は単にお客さんを集めるということだけでなく、お店のご主人や従業員のモチベーションも上げてくれているのかもしれません。

看板犬がいることによって、そこで働いている人のストレスが軽減される、そうすれば仕事に対する意欲も上がる、その結果売り上げも上がる、というように、集客と併せた看板犬の相乗効果があるということが推測されるでしう。

最近はペットとしての犬が減少傾向にあるといわれていますが、犬を飼うということは、単に趣味と言う範囲だけでなく、一緒に暮らす人間に大きなメリットをもたらせてくれるのです。

もっとたくさんのご家庭で犬が飼われるようになるといいですね。

ただし、どんな家でも犬を飼っていい、ということではありません。

犬を飼うということが、一つの命を生涯責任を持つことであり、そのための世話、しつけをしっかりと行う、ということを多くのご家庭に理解して犬を飼ってほしい、ということです。

犬を飼うということは、大きな責任といろいろな手間、そして費用がかかることです。

でも、しっかりと育てていれば、それに見合う以上のものをそのご家庭に与えてくれるでしょう。

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