犬も健康寿命が大事
2021年の調査で、人間の健康寿命が過去最高を更新したということです。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を意味します。
日本人の健康寿命が過去最高を更新 日本人の健康寿命が過去最高を更新した、というニュースがありました。 そもそも健康寿命とはなんでしょうか? と調べてみると、厚生労働省のe-ヘルスネットというサイトに次のように出ています。 …
寿命が延びるのはいいことかもしれませんが、本当の意味では、健康寿命が延びる努力をしなければいけない、というのが正しいのでしょうね。
これは、犬にも言えることです。
いかに愛犬の健康寿命を延ばすか?
人間の場合は、自分自身で健康寿命を延ばす努力をすることが出来ます。
でも、犬は自分ではできません。
飼い主さんが、愛犬の健康寿命を延ばすための努力をしてあげなければいけないのです。
犬だって、高齢になり足腰が弱り介護が必要になってくることもありますが、その介護が必要な時期や年齢を遅くせてあげられるか、ということです。
寝たきりになれば、犬自身もいやでしょうし、飼い主さんにとっても大変です。
犬も、健康寿命を延ばすことがとても重要なのです。
犬の健康寿命を延ばすためには
では、どうすれば愛犬の健康寿命を延ばすことが出来るのでしょうか。
これは、人間と同じで、重要なのはやはり次の3つでしょう。
食事
- 運動
- 五感を刺激して鍛える
犬の健康寿命を延ばすための食事
食べるもの、これは犬にとってもとても大事です。
これは、単に質の良い食べ物をあげれば良い、ということだけではなく、量も大事です。
特に最近は、小型犬でも、かなりメタボの犬が目立ちます。
人間でもそうですが、メタボは健康に百害あって一利なし、です。
いくら犬がおいしそうに食べるからと言って、また欲しがるからと言って、適量以上の食事を与えるのはいけません。
適量ってどれぐらいでしょう?
市販のドッグフードは犬にとって生きるために必要な栄養バランスが調整されています。
食材の内容や質などはいろいろですが、栄養バランスの面や食事量がわかりやすい、手軽で与えやすいという意味では飼い主さんの大きな味方です。
市販のドッグフードには、1日の量の目安が記載されています。
それぞれのドッグフードによって多少違いますが、月齢や年齢、運動量、体重(?)別に量が表示されています。
体重については、その犬の成犬時の適正体重の表示が多いです。
愛犬の適正体重はどれぐらいなのでしょうか?
犬種図鑑などで記載されている犬種ごとの体重はあくまで目安で、1頭1頭、骨格や体形で違います。
我が家のトイプードルのルンが生んだ3兄弟、3頭とも体高、骨格が違います。
母犬のルンが一番小さくて、体重だと2キロ前後 一番大きい長男のシナモンが4キロ前後
母と子でもこれだけの違いがあります。 2頭一緒にいるとシナモンが母犬でルンが子犬に見えてしまいます。
本来は日頃から体重を計り管理することが大切です。でも、現実的にはなかなか難しいですよね。
抱っこができる小型犬だと、「何だか最近体重が重い気がするね」「軽くなった?」と感じることはできてもどれぐらい増えたか減ったかま ではわかりません。
中型犬、大型犬になるとなおさらで、外で飼育している場合はもっと難しいです。
獣医さんへ行った時に体重を確認、なんていう飼い主さんも多いかと思います。
成犬時の適正体重は犬種や性別ではなく、その犬の成長を見守りながら、日頃から目で見て、手で体つきを確認して判断していくことが大切ですね。
おやつをあげる場合はその日のフードの量を少し減らしたり、たくさんお散歩して運動した日などは少し多めにするなど 一緒に暮らす飼い主さんだからこそできる食事量の管理です。
また、季節によってはフードの量も調整が必要になります。
夏の暑い季節の動物園を思い出してください。 動物たちは木陰でほとんど動かずに寝ています。
暑さの苦手な動物たちにとっては、動けば体が熱を発して余計に暑くなるので、できる限り熱を発しないようにじっとしています。
たくさん食べれば体が熱を発し暑くなるので食べる量も減らし体重を落とします。 動物園では体重の管理をしながら飼育係が食事量を調整しますが、野生では動物自身が調整します。生きるための知恵ですね。
犬は飼い主さん頼りです。夏前からフードの量を少なくし体重を少し落とします。逆に寒い冬は寒さに耐える体を作るためにフードの量を増やして体重を増やします。
ただ、最近では室内飼育の小型犬が多く、室内の温度管理がされている場合もあり、ほとんど室内で過ごす犬については通年ほぼ同じ量でも良いかと思います。
お散歩に屋外にでる犬については、屋外での温度変化に対応できる体づくりを心掛けてあげましょう。
これもそれぞれの飼い主さんだけができることです。
飼い主さんの大きな味方であるドッグフードですが、何を与えても良いというものではありません。
ドッグフードも、犬によって合う合わないがあります。
特定のドッグフードがその犬には合わない場合もある 基本的には、実績あるペットフード、ドッグフードであれば、大きな問題はないというのが僕たちの考え方だ。 しかし、ほとんどの犬に問題なくても、特定の犬に、特定のメーカーのペッ …
だから、ドッグフードなら何でもいい、というわけではないのです。
ほかの犬にとてもあっている、というドッグフードが自分の愛犬には合わない場合だってあるのです。
私たち人間でも食物アレルギーで食べ物の制限のある人も多いと思います。犬も同じです。最近はアレルゲンとなる成分を配合しない、というフードも増えてきました。主体となる肉類についてもチキンやマトン以外のサーモンなどの魚や鹿、エミューなどアレルゲンとなりにくいフードも見られるようになっています。
ペット・トライアングルでもそういったフードを今後も紹介していきたいと思います。
新しい種類のドッグフードを与える場合には、これまでのフードに少しずつ混ぜながら、完全移行まで日にちをかけます。
また、排泄物の状態(うんちの状態)犬の皮膚の状態(特に耳の内側、目の周り、お腹)犬の行動などに注意してアレルギー反応が出ていないか、確認しましょう。また、すぐに合う合わないがわかる場合は少ないので、ドッグフードを変えた場合は、少なくとも1~3か月ぐらいは様子を見てましょう。。
犬自身はドッグフードを選べません。飼い主さんが選んであげるしかないのです。
ドッグフード選びは、愛犬の健康にとって、とても大事なんですよ。
ドッグフードは、高いものなら良い、安いのはダメ、ということではありません。愛犬の体にあっているかあっていないかが大事です。
もし、すぐに異変がみつかれば、早めに別のドッグフードに変えてください。
ドッグフードの種類は、体調が良いと飼い主さんとしては変えたくない、変える必要がないと感じることがあります。
できれば、定期的に同じ系統のフードで内容が違うものをかわるがわる与えてみるのも良いかと思います。
同じフードを与えていてもメーカーの都合で同じものがなくなってしまうこともあります。
また、同じものを買いに行っても見つからない場合もります。 また、緊急時にもこのフードじゃなきゃという状態よりも
何でも食べられるようにしておいた方が、飼い主さんも犬自身も気持ちが楽です。
もちろん、愛犬が食物アレルギーの場合はどんなときにも対応できるような備えが必要ではあります。
フードを基本にした方が良いとお話してきましたが、私たちが食べている肉、野菜、果物、大豆類、キノコなど与えてはいけないのでしょうか?
そんなこと無いですよね。 ドッグフードは犬には与えてはいけないものを除いた、いろいろな食材をバランスよく配合されて作られています。
ですから、その食材を焼いたり、蒸したり、茹でたり、または生のままで与えることも問題ありません。
ただ、量を与えすぎなければです。
いろいろなものを食べられるようにしておくことは、その犬の緊急時や飼い主さんの緊急時に対応できる力をつけておく大切なことです。
また、人間用に調理して味のついているものについては、控えなければいけません。
飼い主さが食べているものを欲しがる犬もいるでしょう。かわいい目で訴えられるとついあげたくなる、その気持ちわかります。
でも、わが子のために我慢してくださいね。
さて、人間が食べて問題なくても、犬には与えるべきではない、与えてはいけない食べ物があるのは、大体の飼い主さんは知っていますよね。
人間には問題なくても、犬には与えるべきではない、与えてはいけない食べ物があるのは、だいたいの飼い主さんは知っていますよね。
犬に玉ねぎは問題ない?いいえ大ありです。 ひと昔、ふた昔前は、人間の食べるものは何でも犬にあげてた時代もありましたね。実は僕の家でもチロという家の前に迷い込んできた雑種の犬を飼っていた時には、ご飯に残ったお味噌汁をかけて …
でも、与えてはいけなくはないけど、与えない方がよい食品も結構あるかと思います。
基本は、犬には犬用のドッグフードを与えることです。
ただし、ドッグフードも、犬によって合う合わないがあります。
特定のドッグフードがその犬には合わない場合もある 基本的には、実績あるペットフード、ドッグフードであれば、大きな問題はないというのが僕たちの考え方だ。 しかし、ほとんどの犬に問題なくても、特定の犬に、特定のメーカーのペッ …
だから、ドッグフードなら何でもいい、というわけではないのです。
ほかの犬にとてもあっている、というドッグフードが自分の愛犬には合わない場合だってあるのです。
私たち人間でも食物アレルギーで食べ物の制限のある人も多いと思います。犬も同じです。最近はアレルゲンとなる成分を配合しない、というフードも増えてきました。ペット・トライアングルでもそういったフードを今後も紹介していきたいと思いますが、ドッグフードを与えた場合には、犬の皮膚の状態、犬の行動などに注意してアレルギー反応が出ていないか、確認してください。
犬自身はドッグフードを選べません。飼い主さんが選んであげるしかないのです。
ドッグフード選びは、愛犬の健康にとって、けっこう大事なんですよ。
ドッグフードは、高いものなら良い、安いのはダメ、ということではありません。また、すぐに合う合わないがわかる場合は少ないので、ドッグフードを変えた場合は、少なくとも1~3か月ぐらいは様子を見てください。
もし、すぐに異変がみつかれば、早めに別のドッグフードに変えてください。
愛犬の健康寿命を延ばすための運動
愛犬の健康寿命を延ばすための運動、といっても人間のようにジムに通ったり、体操をしたりすることはできないので、基本は散歩です。
適度な散歩を、適切な環境で、適度に行うのが大事です。
例えば、たまに見かけますが、犬を自転車で散歩させている人がいます。
これは、単に危険なだけでなく、犬の足腰にも相当な負担がかかる場合があります。
これは、あまり長時間の散歩でも言えることです。
特に子犬のうちは、過度な運動が子犬の健康に多大な影響を与えることがあります。
また、散歩をするときは適切な環境の中ですることも重要です。
例えば、真夏の暑い日の日中に散歩をする、なんてことは、犬の熱中症を引き起こしかねません。
また、散歩でしかおしっこやうんちをしないように育ててしまった犬の場合、台風が来ても雪が降っても、散歩に行かなければいけません。
台風や雪はもちろんですが、雨の日にも犬を散歩につれだすのは、飼い主さんも大変だし、犬にとっても決して良いことではないでしょう。
そういう意味でも、愛犬には室内でのトイレトレーニングは、必要なのです。
また、毎日決まった時間に散歩に行く、という飼い主さんも少なくないと思いますが、これも、あまりお勧めできるものではありません。
飼い主さん自身、また犬自身の体調に問題ない場合はいいでしょう。
でも、飼い主さんが体調が悪くて行けない、何かのようで行けない、また犬の体調が悪くて連れていけない、という場合は必ずあると思います。
そういった場合、犬はいつも言っている決まった時間に散歩に行けないことに、ストレスを感じてしまいます。
人間もそうですが、ストレスは犬にとっても健康に良いことはありません。
ということで、愛犬の健康寿命を延ばすために、ドッグフードや適度、適切な散歩をお願いします。
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