しつけ訓練に出す前に出来ること

犬は訓練所に預ければ訓練士の言うことは聞くようになるけれど

自分の愛犬を警察犬にしたい、また競技会や展覧会で優秀な成績を残したい、という方は犬を訓練所に入れることが必要です。

でも、普通に家族の一員として迎えた犬はたとえ大型犬でも、全くその考え方は違ってきます。

自分で犬のしつけをするのは大変、難しい、だから犬を訓練所に預けてしつけてもらおう、という方もいるかもしれません。

確かに、訓練所に預ければ、犬は訓練士には従うようになるでしょう。

でも、飼い主さんの元に戻って、飼い主さんが訓練所に出す前のように接して、同じように生活すれば、すぐに訓練所に出す前の犬に戻ってしまうでしょう。

そんな元に戻った犬でも、訓練士が扱えば、訓練所にいたころと同じ、優秀な犬になるでしょう。

なぜか?

犬はとても頭が良いので、人を見て行動、態度を変えるからです。

単純に言えば、自分より格上と犬が認識した人には服従しますが、格下と認識する人の指示には従わないのです。

従って、訓練士には従っても、しつけをしない飼い主さんには従わない、ということなのです。

だから、犬を訓練所やしつけ教室に出しても、最後は飼い主さん自身が犬をしつける、つまり犬との主従関係と信頼関係を作っていかないと、犬は飼い主さんを自分が従うべき存在とは認識してくれないのです。

もちろん、訓練所で一度訓練した犬は、犬自信が人間に服従するという体験をして、その実績を持つので、訓練所に出す前に比べれば飼い主さん自身がしつけやすい、つまり主従関係と信頼関係を作りやすくなっています。

そういう意味では、訓練所やしつけ教室に犬を預ける意味はあるかもしれません。

しかし、最後は飼い主さん自身が犬との関係を作らなければなりません。

そうであれば、訓練所やしつけ教室に出す前に、まずは飼い主さん自身が犬のしつけ方を勉強して、自分で行ってみる、ということを私はお勧めします。

ペット・トライアングルでも、それが目的で、犬の飼い方・しつけ方に関するコンテンツを充実させてきました。

ペット・トライアングルの実店舗であるLOVEDOG店でも、家庭犬しつけトレーニングを行っていて、その前段階でしつけ相談を行っていますが、まずは、ご自身でしつけをトライすることをお勧めしています。

また、その時に役に立つのが、市販の犬のしつけDVDです。といっても、私が役に立ったDVDはひとつだけでしたが。

それが、他のページでも紹介している、森田誠さんのしつけDVDです。

現在、ペット・トライアングルが唯一、お勧めできる、一押しのしつけDVDとして紹介しています。

▼「森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法」 DVD 2枚セット

ただ、犬のしつけ方法はいろいろなものがあります。飼い主さんの考え方もいろいろとあるかと思うので、飼い主さんが、共感、納得できるしつけ方をしていそうなDVDを探して、それを参考にして飼い主さん自信がまず自分の愛犬のしつけトレーニングを行うのが、最も効率よいのではないかと思います。

訓練所に犬を入れることなどを考えると、費用的にもかなり安く出来、かつ、飼い主さん自身の犬のしつけに関する知識や技術も身に付きます。もちろん、それには飼い主さん自身の頑張りが必要ですが。

犬のしつけに関する本も、いろいろな種類がたくさん出版されています。それらも使い方によっては役に立つかもしれませんが、実践的なしつけを行うという点では、映像主体のDVDに方がはるかに優れています。

ネットでも犬のしつけ方に関する情報は溢れています。でも、やはり文字だけでは実践に対しては弱い部分もあるので、ペット・トライアングルのサイトでも動画を掲載、今後も増やしていく予定です。

ただ、他のページでも書いている通り、私自身の訓練士としての経験は浅く、犬のしつけは簡単にできますが、それをどのように行うかを飼い主さんい伝えるという点で、まだまだ未熟な面があると感じていて、森田さんのDVDを最近は併用してみてはどうか、ということをお勧めするようにしています。

犬のしつけは飼い主さん自身が行う必要があるのです

いずれにせよ、犬のしつけは最後は飼い主さん自身が頑張って、犬との主従関係と信頼関係を作っていく必要があります。

だから、まずは飼い主さん自身が、犬のしつけに関して勉強して、実践してもらうことを強くお勧めします。特に、中大型犬の飼い主さんは、それが必須だと思います。

ただし、飼い主さんと犬との主従関係、信頼関係をそれほど重要視しなくても犬を指示に従わせたようにさせるしつけ方法もあります。

それは、最も一般的に行われている、フードやおやつなどの食べ物をご褒美として与えるしつけ方法です。この方法では、犬との関係が出来ていなくても、犬は食べ物が欲しいので、要求された行動を積極的に取ろうとするようになります。

この場合は、飼い主さんが犬に格下と認識されていても、食べ物を得る手段として犬は指示に従ってくれます。

私たちは、この方法を推奨していません。理由は、フードを使う家庭犬へのしつけの問題点をご覧になってください。

ただ、ペット・トライアングルのしつけ方、また私たちが一押しする森田誠さんのしつけ方法でも、犬に対してリードでのショックを使用します。それによって犬がどうかなってしまうことはありませんが、飼い主さんによっては、心配される方もいらっしゃるかと思います。

小型犬でも全く問題はありませんが、特に愛玩犬系の犬の飼い主さんは抵抗を感じる方が多いようにも思います。小さい犬の場合は、極端な話、多少問題があっても、気にならない、いざとなったら力づくで何とかなる、ということもあるでしょうから、極端な噛み癖がない限り、フードを使ったしつけ方でも大きな問題にはならないかもしれません。

そういった方は、次のページでいろいろなしつけDVDを紹介していますので、それぞれのDVDの個別紹介ページで内容をご覧になり、そのDVDを参考にするのもよいでしょう。

▼ドッグトレーナーが選んだ目的別犬のしつけ教材ベスト3!

  1. しつけだけではない、犬を飼うに際して必要なことなど、全ての犬の飼い主さんに見てほしい⇒「イヌバーシティ」
  2. 早く確実にしつけをしたい方には、「ダメ犬しつけ王選手権全種目1位」の⇒「森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法」
  3. 愛犬の、「噛む」、「うなる」、「吠える」、でお困りの方には⇒噛み犬のしつけに重点的に取り組んできたカリスマトレーナーのしつけ法

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