立ち耳が特徴のノーリッチテリア

ノーリッチテリア、と聞くと、日本人的には、ノーリッチ、つまりリッチではない、裕福ではない人のためのテリアか?と考えそうですが、全くそうではありません。

ノーリッチテリアは、もともとはイギリスに古くからいた、小動物の駆除を得意とする小型で、短足のテリアでした。

この小型のテリアはケンブリッジ大学の学生で一時期人気になったともいわれています。

このテリアがノーフォーク州にある、ノーリッチ市にあるブリーダーのところにやってきたのが、ノーリッチテリアとしての起源なのです。

従って、ノーリッチというのは、その地名から付けられた名前なのです。

ノーリッチテリアの垂れ耳タイプが、のちに独立した犬種として確立、ノーフォークテリアという犬種名が付けられました。両犬種の違いは、単に耳が垂れているか、立っているかの違いだけです。

ノーリッチでは優秀なネズミ捕り犬として重宝されていたようです。

しかし、決して獰猛な犬ではなく、学生に人気があったということからも分かるように、基本となる性格は、とても人懐っこいのです。

現在のノーリッチテリアの外観の特徴は、立ち耳です。

しかし、当時のノーリッチテリアには、時々垂れ耳を持つ個体も存在したようです。

子犬が立ち耳になるか、垂れ耳になるか、生まれてこなければわからないため、ノーリッチテリアのブリーダーにとっては、それが問題になっていったようです。

結果として、立ち耳のノーリッチテリアは、立ち耳のノーリッチテリアとの交配を進め、垂れ耳は、垂れ耳どうしでの交配を進め、立ち耳と垂れ耳をはっきりと区別できるようにしていきました。

その結果、立ち耳タイプがノーリッチテリアとして確立され、後に垂れ耳タイプはノーフォークテリアとして独立した犬種として扱われ、公認されていくことになりました。

従って、現在のノーリッチテリアとノーフォークテリアは、立ち耳か、垂れ耳かが違うだけで、もともとは同じ犬種だったということになるのです。

性格的にも、ノーリッチテリアとノーフォークテリアは基本的には同じです。

もともとは小動物を追い回していた犬種なので、基本的にとても好奇心旺盛で活発な犬種です。

従って、小型犬とはいえ、普通の愛玩犬とは一味違う楽しみを飼い主さんは感じることが出来るでしょう。

ただ、人によってはそれが苦痛になることもあり得るので、おとなしく、静かな犬を迎えたい方には、不向きな場合もあるかもしれません。

でも、ノーリッチテリアという犬が生まれてきた背景を理解したうえで、元気で活発な犬と暮らしたい、でもあまり大きな犬では困る、という方には、一度検討してもらう価値の十分ある犬種だと思います。

ただし、それほどポピュラーな犬種ではないので、いつでも、どこでも入手できる犬種ではないので、ノーリッチテリアをお探しの方は、じっくりと調べてほしいと思います。

このサイトに掲載している HIASの子犬販売情報にも、たまにノーリッチテリアの情報が出てくるので、お探しの方は、時々ご覧になってみてください。

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