ホワイトシェパードのハクちゃん　10月18日

はくちゃんが、大きくなって再びこちらへ来てくれてから1週間が経過しています。はくちゃんはあまり大きくなっていない、とおっしゃっていましたが、十分大きいと思います。

最初の2日ほど、普通に散歩をしながら様子を見ていましたが、ほぼ以前と同じように指示に従ってくれます。ただ、歩くときに少しはくちゃんが先行気味に歩くようになっているようです。また、お話の通り、散歩しながら、他の犬を見かけると、そちらに興味、意識が行ってしまうようです。

そこで、今回のトレーニングでは、歩くときに先行しないで、しっかりと横から後ろを歩くこと、散歩で他の犬と会っても、座って待っていられる、またはリーダーウォークを保ったまますれ違えるようにする、という2つを重点的にトレーニングすることとしました。

また、夜の散歩がいまひとつ、というお話もあったので、夕方の散歩は、薄暗く、または暗くなってから行うこととしました。

今回は、散歩しながらのトレーニングで行っているので、なかなか動画の撮影が出来ませんでしたが、今日は撮影のためのトレーニングを朝晩のトレーニングの間に入れて、下の動画を撮影しました。

トレーニングは、朝と夕方の1日2回行っています。コースは、お店の前の通りの左右の信号の間の通りの両側を使っています。お散歩スタイルとはいえ、同じところを何度も往復したりしながら行うので、通常5分もあれば歩けるところを20分くらいかけてトレーニングをしながら歩いています。

まず先行させないようにするために、最初ははくちゃんが私よりも体半分以上スーッと出たら、リードでのショックをかけて止めフォローするという形で行いました。これによって、大きく先行することはなくなり、アイコンタクトもより頻繁に取るようになりましたが、はやりハクちゃんの頭が先行し、後ろを振り返りながらのアイコンタクトとなってしまいます。これでも良いと言えばよいのですが、おうちへ戻られてからこれよりも崩れることを想定して、出来るだけハクちゃんが先行しないような位置、ハクちゃんの頭が私の真横から後ろにくるような位置に歩かせるようにすることを目標にすることとしました。

そのための方法としては、はくちゃんが私よりも頭一つ以上スーッと先行した時に、リードでのショックをかけると同時に、はくちゃんのポジションを私の後ろに修正する、ということを行い、そこでフォローするという形です。そのあと、はくちゃんと対峙した状態のまま、私が後ろ向きに歩きながら、はくちゃんがそのあとをついてくるように歩かせます。徐々に私の体を後ろ向きから横向きから正面を向くというように、はくちゃんと私の相対的な位置を変えないように、私の体の向きを変え、普通に正面を向いて歩いても、はくちゃんが後ろからついてくるような形で歩くように、していきます。

これを散歩の途中で何度か行いながら、時には1か所で往復しながら、特にハクちゃんが先行しているとやりずらい、左ターンを繰り返し行いながら、トレーニングを行ってきました。最初はそれでもやはりハクちゃんは先行気味になりがちでしたが、少しずつ、ハクちゃんの歩くポジションは後ろにずれてきています。

これを今日の動画で撮影しようとしましたが、はくちゃんは現在それほど大きく先行しなくなってきたため、なかなか同じような状況が作れませんでした。それに近いのが、最初の動画開始から45秒ぐらいのところで、はくちゃんがお店の入り口で入り口に近寄ろうとしたところで行っているリードでのショックです。

また6分15～20秒ぐらいのところで柴犬系の犬が横を通っています。はくちゃんの視線と意識はその犬に向かっていますが、とりあえずは座っている状態はほぼ保っているというのが散歩と同じような状態です。もし、はくちゃんが犬に向かおうとしたら、強いショックで止めます。これをより完全に修正するには、少し時間がかかるかもしれません。

このようなトレーニングをあと1週間、朝と夕方に行い、より定着するようにさせていく予定です。

はくちゃん動画

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