アメリカではラブラドールレトリバーが26年連続人気犬種No.1
アメリカンケネルクラブで公表されている人気犬種によれば、ラブラドールレトリバーがなんと26年間、犬種別人気No.1となっています。
最新のデータは2016年のものですが、2017年のデータももうすぐ公表されると思うので、ラブラドールレトリバーがNo.1の地位を昨年度も保っていたのか、とても興味がありますね。
ちなみに日本でのラブラドールレトリーバーの順位は2016年が17位、2017年が15位となっています。
人気犬種のランキングは日本と欧米では全く傾向が違います。
日本での人気はトイプードル、チワワ、ミニチュアダックスフンドが長らくトップ3を独占しているように、小型の愛玩犬が人気です。
それに対して欧米では、ラブラドールレトリーバーやジャーマンシェパードなどの大型犬が人気の犬種となっています。
では、アメリカの人気犬種トップ10を2016年から2015年まで遡って見てみましょうか。
*このデータはアメリカンケネルクラブ(AKC)のホームページからのデータです。
アメリカの人気犬種トップ10
2016年~2014年のアメリカでの人気犬種トップ10と参考として日本の2017年の人気犬種トップ10を紹介します。
2016年の人気犬種トップ10
- ラブラドールレトリーバー
- ジャーマンシェパード
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- ビーグル
- フレンチブルドッグ
- プードル
- ロットワイラー
- ヨークシャーテリア
- ボクサー
2015年の人気犬種トップ10
- ラブラドールレトリーバー
- ジャーマンシェパード
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- ビーグル
- フレンチブルドッグ
- ヨークシャーテリア
- プードル
- ロットワイラー
- ボクサー
2014年の人気犬種トップ10
- ラブラドールレトリーバー
- ジャーマンシェパード
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- ビーグル
- ヨークシャーテリア
- プードル
- ボクサー
- フレンチブルドッグ
- ロットワイラー
日本の2017年人気犬種トップ10
- プードル
- チワワ
- ダックスフンド
- ポメラニアン
- 柴犬
- ヨークシャーテリア
- ミニチュアシュナウザー
- シーズー
- フレンチブルドッグ
- マルチーズ
アメリカ主要都市の人気犬種トップ5
アメリカでの人気犬種トップ10をご紹介しましたが、アメリカと言っても広い国です。州によって人気犬種の傾向の違いはないのでしょうか?そこでアメリカンケネルクラブのホームページには主要な都市ごとの人気犬種トップ5も紹介されているので、これも紹介してみます。各都市のデータは2016年のものです。
アメリカ全土では6位のフレンチブルドッグが主要都市部では人気が高いのが目立ちます。同様にブルドッグもその傾向がありブルドッグ系は都会で人気のようです。
逆に、アメリカ全土では5位のビーグルが主要都市ではベスト5には全く入っていません。
ラブラドルレトリバー、ジャーマンシェパードは安定した人気がどの都市でもあるようです。
アトランタの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリバー
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
- キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
ボストンの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリバー
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
- ヨークシャーテリア
シカゴの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- フレンチブルドッグ
- ジャーマンシェパード
- ゴールデンレトリバー
- ロットワイラー
ダラスの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ブルドッグ
- ゴールデンレトリバー
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
デンバーの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ジャーマンシェパード
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- フレンチブルドッグ
ヒューストンの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ブルドッグ
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
- ゴールデンレトリバー
ロスアンジェルスの人気犬種トップ5
- ブルドッグ
- フレンチブルドッグ
- ラブラドールレトリーバー
- ジャーマンシェパード
- ヨークシャーテリア
マイアミの人気犬種トップ5
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
- ラブラドールレトリーバー
- ダックスフンド
- ゴールデンレトリバー
ニューヨークの人気犬種トップ5
- フレンチブルドッグ
- ラブラドールレトリーバー
- ブルドッグ
- ジャーマンシェパード
- プードル
サンフランシスコの人気犬種トップ5
- フレンチブルドッグ
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- プードル
シアトルの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリバー
- ジャーマンシェパード
- フレンチブルドッグ
- ハバニーズ
- ビーグル
ワシントンDCの人気犬種トップ5
- ラブラドールレトリーバー
- フレンチブルドッグ
- ゴールデンレトリバー
- ブルドッグ
- ジャーマンシェパード
アメリカと日本での大型犬人気の違い
アメリカでの人気犬種はトップ10に大型犬が6犬種入っています。それに対して日本のトップ10は全て小型の犬で占められています。ちなみに日本での大型犬で最も人気が高かったのは、ゴールデンレトリバーの12位でした。
アメリカでは圧倒的に大型犬が人気なのです。これはアメリカだけでなく、ヨーロッパでもまったく同じような傾向です。
アメリカで大型犬が人気なのは、単純に家が大きくて庭が広いからだ、という見方もあるようですが、それだけではないでしょう。
犬に対する意識の違い
日本と欧米では犬とのかかわり方が全く違うと言ってもいいと思います。
日本での犬は長らく主流派番犬でした。犬が家族の一員として扱われるようになってきたはごく比較的最近のことです。
それに対して欧米では人間のパートナーとして長く扱われてきました。だから、犬を連れて普通にレストランに入ったり、買い物をしたり、というのが当たり前のこととして生活の一部となっています。
しかし、日本ではまだまだ街中で犬を連れて買い物できるところ、食事を出来るところはほとんどないと言っていいでしょう。
欧米では犬がしっかりと社会の中に溶け込んできた歴史があるのです。
だから欧米の人たちにとって、犬があえて小さい必要はないのではないでしょか。
ある意味では人間と対等なパートナーとして犬が存在しているのです。
かわいいペットとしてというよりも、頼れるパートナーとして社会の中に、家族の中に普通に存在しているのでしょう。
確かに日本はマンションなど狭くて大型犬が飼い難い、飼いたくてもマンションのルールで飼えるのは小型犬だけ、というところも多いと思います。
それも日本で大型犬が少ない理由だと思いますが、こういった社会的、歴史的な背景の影響も大型犬の日本と欧米での違いに影響を与えているのではないでしょうか。
また日本では大型犬を飼うに際しての間違った先入観があるように思います。
大型犬は大きな家、広い庭がないと飼えない、大型犬は長時間、長距離の散歩が必要などの、間違った先入観です。
これによって、大型犬を飼いたいけど諦めている方もいるのではないでしょうか。
これについて書き出すと長くなってしまうので、別の記事で詳しく書きたいと思います。
とりあえず、このページでは、アメリカの人気犬種の紹介に留めておきましょう。
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