犬とのコミュニケーション

ドッグラン、犬をノーリードで自由にさせられるところだけど

犬を飼っている方なら、ほどんどの方は、ドッグランというものをご存知だと思います。

犬をノーリードで自由にさせられるところですね。

でも、そのドッグランの使い方を勘違いしている方も多いのではないでしょうか。

ドッグランは、犬を自由に走り回らせるところ、というように。

ドッグランでは、確かに犬が自由に走り回れます。

また、他の犬と遊ばせるところ、と思っている方もいるでしょうか。

確かに、ドッグランではほかの犬も一緒に同じドッグランに来ています。

でも、本来、ドッグランの使い方は、そうではない、と思っています。

もちろん、そういう使い方も出来てしまうのがドッグランであることは確かですが。

ドッグランは、犬と飼い主がノーリードでコミュニケーションをとれるところ

では、ドッグランはどのように使うべきか?

というと、ドッグランに犬を連れてくる前に、しっかりとリーダーウォークトレーニングを行い、実際にノーリードでその犬とのコミュニケーションをとるところ、と思っています。

犬とのコミュニケーション、と言っても、要するに愛犬と遊ぶということです。

リーダーウォークトレーニングが出来ていれば、犬は飼い主さんのもとを離れなくさせることが出来ます。

そして、飼い主さんについて、歩いたり、走ったり出来るようになります。

だから、ドッグランでは、ノーリードで、飼い主さんが走り回ったりして、それを犬が追いかけるというような遊び方が出来るのです。

また、犬にマテをさせて、飼い主さんが少し遠くに離れてから、オイデ、といって、犬を呼び寄せたりすることも出来ます。

ご家族がいれば、一人のところに犬を座らせて、別の家族の方が離れたところからその犬を呼び寄せてみる。

それを交互に繰り返したりもできます。

これば、犬とのコミュニケーションであり、犬にとっては、最高の飼い主さんとの遊びとなるのです。

ドッグランで犬恐怖症になる犬もいる

こういった形で、まわりにほかの犬がいても、飼い主さんとしっかりとコミュニケーションが取れるようにトレーニング出来る場所、ともいえるかもしれません。

単に犬を自由にさせるだけだと、同じように、単に自由にさせられている犬に、付きまとわれたり、吠えられたりすることもあって、愛犬が、他の犬に対して警戒心を持つ、また犬恐怖症になってしまうこともあります。

よく、うちの犬は他の犬と遊べない、ということを不満げに言っている飼い主さんがいます。

でも、別にほかの犬と一緒に遊べなくてもいいのです。

むしろ、他に犬がいても、普通にしていられる、それが一番いいと思っています。

犬にとって、一番楽しい時間は、飼い主さんと一緒に何かをやる時間です。

あえて、他の犬と遊ばせる必要なんてないのではないでしょうか。

だから、しつけトレーニングを何もしていない状態で、愛犬をドッグランに連れていくのはNGだと思います。

もちろん、問題ない犬もいるでしょう。

でも、人間だって、知らない人がいっぱいいるところに放り出されたら、中には委縮閉まったり、対人恐怖症になってしまう人もいるでしょう。

犬だって同じです。

全部の犬がそうだとは思いませんが、中にはそういう犬もいるのです。

そうでないとしても、前述のように、飼い主さんと一緒になってコミュニケーションをとれる、つまり遊べるようになるためには、犬と飼い主さんとの信頼関係がしっかりと出来ていることが必要です。

そのためにも、ドッグランに来る前には、しっかりとリーダーウォークトレーニングをやっておくのが良いと思います。

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