犬のために、というその散歩、犬をダメにしてるかも
犬の散歩をしている人で、たまに見るのが、犬の動きに合わせて動いている人です。
犬が行きたい方へ人がついていく、その時に、リードが張らないように、人がしっかりと犬についていく。
犬が止まったら、人も止まる。
犬が動き出すまで、人も動かない。
犬が動き出したらまた、リードが張らないように人が付いていく。
こんな感じの犬の散歩です。
犬をリードで引っ張ったら可哀想。
犬のために、犬に合わせて動いている、という感じです。
でも、それは犬ためには全くならない散歩ですよね。
犬が主導権を握って、人がそれに従っている。
これは、本来あるべき犬との主従関係と全く逆です。
犬のしつけの基本は、犬が人に従って行動する、というものです。
つまり、全く本来の犬のしつけに反した散歩のしかたなのです。
その結果、犬は本能のままに行動するようになり、問題を起こすような犬になる可能性が高くなってしまいます。
つまり、犬のため、というその散歩の仕方が、犬をダメにしている、と言ってもいいでしょう。
犬の散歩は、犬が人について歩いてくるようにさせる
犬の散歩は、犬の行きたい方へ人が付いていくのではなく、人が行く方へ犬が付いてくるようにさせる、これが、犬のしつけの基本です。
つまり、リーダーウォーク。このサイトでは、この言葉が何度も出てきます。
なぜか、それが犬のしつけの基本と考えているからです。
【リーダーウォークって何?】犬のリーダーウォークとは リーダーウォーク、このサイトでも頻繁に使う言葉です。 僕たちは、普通にこの言葉を使っていますが、普通の人が”犬のリーダーウォーク”といっても、リーダーウォークって、何 …
リーダーウォークが出来ている犬であれば、しつけも簡単に入れられるようになります。
また、散歩中の犬の事故などを無くすことも出来るのです。
リードを離しても犬が離れないメリット、その実例があった ヤフーニュースで、こんな記事を見つけました。 ▼ネットで話題に「犬の迷子札」で感動的な出来事が。こんなに献身的なワンコがいるのか? 一定期間が過ぎると、記事が削除さ …
愛犬の飼い方しつけ、リーダーウォークトレーニングをしておけば防げたかもしれない事故 始めに書いておきますが、この記事では、下の引用記事の飼い主さんを非難したり責めるものでは全くない、ということだけご理解をお願いします。こ …
上のリンクで紹介している例は、リーダーウォークの重要性をよく示しているのです。
犬のため、と思ってやることが実は犬をダメにしている、それは他にもいろいろとあるかもしれません
飼い主さんが、愛犬のために、と思ってやっていることが、実は犬にとって、迷惑なこと、また犬をダメにしていること、ということがけっこうあるのではないでしょうか。
上の散歩の例もその一つですが、飼い主さんは犬のためにその方がいいだろう、と思っても、必ずしもそれが、犬のためにはなっていない、ということがけっこうあると思うのです。
それらについては、また今後紹介していきたいと思います。
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