犬より猫の方が長生き?

一般社団法人 ペットフード協会の「平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査」という調査結果があります。

このなかに、2017年の犬と猫の平均寿命という調査結果がありました。

やはり犬よりも猫の方が、傾向としては長生きするようです。

その結果をご紹介するとつぎのようなものです。

これはあくまでも一般社団法人 ペットフード協会による調査結果ですが、ある程度の世の中の傾向は反映しているのではないでしょうか。

特に注目してほしいのは、猫の結果です。

犬は大きさで区分さらたデータが出ていますが、猫は少し違う観点で分けられています。

でも、おそらく犬を同じ観点でグループ分けしても、猫と同じような結果になることが容易に推測できます。

では、下に2017年の犬と猫の平均寿命の調査結果をご紹介します。

犬の平均寿命(2017年)

  1. 全体 :14.19歳
  2. 超小型:15.01歳
  3. 小型 :14.66歳
  4. 中大型:13.29歳

やはり小さい犬になるほど、寿命が延びる、というのが一般的な傾向のようです。

ただ、その差は思っていたよりも小さいように思います。この調査では、中型犬と大型犬を同じカテゴリーにしているので、大型犬を分ければ、もっとその差は大きくなるでしょう。

猫の平均寿命(2017年)

  1. 全体   :15.33歳
  2. 外に出ない:16.25歳
  3. 外に出る :13.83歳

猫の場合は、分け方が大きさではなく、外に出るか出ないか、というポイントで分けられています。

まず全体で見れば、15.33歳ということで、これは犬の超小型犬の15.01歳よりも若干長くなっています。

しかし、猫の場合も特徴は、外に出る猫と、出ない猫の差です。

外に出ない猫の平均寿命は16.25歳に対して、外に出る猫の平均寿命は13.29歳と、その差は3歳以上となっています。

これは、犬の超小型犬と中大型犬の2歳未満に比べても、大きいと言えるでしょう。(比べるポイントが違うので比較にならないかもしれませんが)

中大型犬の平均寿命が13.29歳ですから、外に出る猫の平均寿命は中大型犬の平均寿命に近い、ということになります。

大きさよりも外に出る出ない、という方が寿命により大きな影響を与えている、ということでしょうか。

犬の室内飼いが平均寿命を延ばしている

犬の場合、現在主流は室内外です。ペット・トライアングルでも犬の大きさにかかわらず、室内飼いを強く推奨しています。

実際、犬の平均寿命がひと昔前に比べて伸びている要因の一つとして、犬が室内で飼われるようになってきたことが挙げられています。

そういう意味では、大型犬はまだ外飼いされるケースが小型犬に比べると多いと思われます。

それに対して、現在、小型犬を外で飼うというのは、ごく稀なことではないでしょうか。

従って、小型犬と大型犬の寿命の差は、体の大きさだけによるものではなく、犬が室内で飼われるか、外で飼われるか、という要素も影響しているのかもしれません。

ただし、超小型犬の平均寿命が15.01歳なのに対して、小型犬の平均寿命は14.66歳なので、犬の体の大きさがやはり寿命に影響しているのは間違いないようです。

でも小型というと柴犬なんかも入ってくるので、そこも考慮する必要はあるかもしれませんが。

いずれにしても、猫の調査結果を見る限りでは、外で飼うことによって、寿命が短くなる傾向にあるのは間違いないでしょう。

室内外によって、犬も確実に寿命が延びるのです。

愛犬と長く暮らすためには室内飼いは必須です

以前の日本では、犬は外で飼うのが当たり前という時代が長く続いてきたと思います。

というか、庶民が見る犬と言えば野良犬が多かったのかもしれませんね。

最近も、テレビで野良犬の被害があるというようなところが紹介され、野良犬を捕まえるみたいな、番組を見た覚えがあります。

しかし、そういうところは今の日本の中では、ごく稀なところだと思います。

僕が長野に住んでいた頃に家は、周りは畑や林に囲われているようなところで、庭先にキジやキツネが出てくることもありましtあ。

それでも住宅はそこそこあります。

そこに住んでいたのは、もう25年以上前の話ですが、それでも野良犬はまったくみかけたことはありませんでした。

たまに、近所に変われている犬が逃げ出して、庭に来ることはありましたが。

ただし、外で飼われいる犬は多かったと思います。だいたい、そういう犬は日本犬系の雑種のような犬が多かったと思いますが。

そんな時代、そういった地方でもそうだったのですから、都市部では、今や野良犬なんて全くいないと言ってもいいでしょう。

犬を放し飼いにしている人も、まずいないと思います。

しかも今は小型の愛玩犬、そしてそれらの犬種の小型のミックス犬が全盛の時代です。

そういう犬は室内で飼うのが当たり前、という時代です。

ただし、まだ柴犬などの日本犬は、大きな犬は外で飼われることもあるかもしれません。

そういう犬たちは、その飼われ方だけで寿命を縮めていることになります。

柴犬などの日本犬も出来るだけ室内で飼ってあげるようにしてほしいと思います。

柴犬も適切にしつければ室内のトイレも問題なく出来るようになります。

また、大きなジャーマンシェパードでも、室内でクレートをハウスとしてあげれば、問題なく室内で飼うことが出来ます。

もし、愛犬と少しでも長く一緒に暮らしたい、そういう気持ちがあるのであれば、ぜひ、犬種や犬の大きさにかかわらず、愛犬を室内で飼ってあげてほしいと強く願います。

それが愛犬の寿命を延ばし、愛犬と過ごす時間を長くしてくれるのです。

犬を室内で飼うメリットは、それだけではありませんが、その観点からも、ぜひ愛犬は室内で飼ってください。

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